2020年8月4日

木曜日から経済活動制限

レベル4の規制で一般市民に影響のあるルールが発表されたのに続き、昨日は経済活動に関するルールが発表されました。

目的は人の動きを制限し、接触機会を減らすことです。この経済活動の制限によって30万人の労働者が家にいることになるのだそうです。

在宅で仕事ができる人はすでにそうしているわけです。在宅でできない仕事の人達が家にいるって、つまり仕事ができないってことですから、規制期間中は無収入になる人が新たに何万人も出ることになります。

経済活動の制限は複雑で、とてもこのブログに書けるようなものではありませんが、大きく3つに分類されます。

(1)通常通り
(2)勤務する労働者の人数制限や時間制限
(3)営業運営禁止

(1)の通常通りの営業運営が認められるのは、スーパーマーケット、食品の販売店、薬局、郵便局、ガソリンスタンド、コンビニ、医療介護用品の販売店など、市民の生活に不可欠な商店やサービスです。

(3)の営業運営が禁止となるのは、(1)以外の商品の販売店、美容室、理容室、コールセンター、飲食店(テイクアウェイは可)などです。3人以上が集まってはいけないというルールのためにすでに休業中の商店やサービスはたくさんあります。映画館とか劇場とか娯楽施設などです。プロスポーツはヴィクトリア州以外で行われています。

超複雑なのは(2)です。州政府から出された経済活動規制の詳細を見てみましたけど、リストされた業種がものすごい数ですよ。まさかと思ったのは建築工事関連の業種がここに分類されていたことです。

何を建築しているかによってルールは異なります。

建築工事関係の労働者は、うちの夫が勤めるツールショップの顧客ですからね、この人達が働けないとなるとツールショップはどうなるの?

そもそも、ツールショップは(1)なの(3)なの?

州首相の会見の際に、ハードウェアショップの大手であるバニングズというチェーン店が休業すると聞いたので、ツールショップはどうなるのかと疑問でした。

結論を言うと、ハードウェアショップや木材建築資材店やガーデニング用資材店などは、一般客に対しては休業しますが、オンライン購入は可能です。購入した商品を店舗で受け取ることもできます。建築工事関係の労働者は通常通り買い物ができます。

夫が勤めるツールショップも同様だそうです。

オンラインで購入した商品の受け取りは、客は車の中に待機し、免許証と商品の支払いに使ったカードを確認の上でスタッフが商品を車まで持って来るという面倒くさいことになるんだそうです。

レベル3の規制が効果が無かったというわけではなく、効果はあったけれど十分ではなかったということだそうです。もし規制を再強化していなかったら、感染者は数千人になっただろうと言われていますから。

新型コロナウイルスはそれほど感染しやすいのです。

このまま新規感染者が毎日400人前後見つかり続けた場合、規制の緩和はできないということですけど、

そりゃそうでしょ…

そんなんで緩和したら米国みたいになっちゃいますって。

ところで、

私の髪の毛、かなり伸びて来ているんですけど、今日から少なくとも6週間は切ってもらえないということは、ちょっとやばいことになるのは確実です。


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