そう思っていたんですよ。
だってこれまでの数年間、いつもそうだったから。
3日だろうと1週間だろうと、休みが続いたらテレビの前に腰を下ろしたっきり動かないのがうちの夫。動くのは昼寝をしに寝室へ行く時くらい。
疲れているんだから仕方がないと私は諦めていますし、数年前には「うつ」で仕事を辞めてしまい、毎日毎日朝から晩まで寝続けていた時期もあるのでして。
今はちゃんと仕事に行って稼いで来てくれるのだから、文句は言うまいということでね、何時間座り続けてテレビを見ようが、私はもう何も言わないことにしているんです。
昼寝をするのも、身体がそれを必要としているんですからね。
昨日からの3連休も、TVドラマシリーズか何かを一気見するんだろうと思っていたのですよ。そして、たっぷり昼寝をするのだろうと。
私は間違っていました。
夫は朝からオーバーオールを着込んで、草切りを始めたのです。
やっぱり草切りか!
夫は草が伸びていると気になるのです。夢にまで見るそうですから。
草を切ると言っても、我が家の敷地は広いですし、これまで数カ月間ほったらかしで雑草も伸び放題に伸びているので、切っても切ってもきりがないけど、切り続ける夫。
トラクター型の草刈り機で切れる場所は先日すでに切っていますから、昨日は肩からぶら下げるやつで切っていました。
切るだけではなく、棒の先から炎が出る道具で燃やしたりもしていました。
草を切ったり、木を切ったり、木の根っこを掘り起こしたり、こういう仕事をしている時の夫は、生き生きしています。そういう身体を動かす仕事が好きなんです。
それに、家を一軒建てたことがあるくらいですからね、手を使って何かを作ったりするのも得意なんですけど、
どうしちゃったの?
まさか、
「躁期」が始まりかけているんじゃあなかろうな。
双極性障害というのは、波があります。
元気が出て、活動的になって、創造的になって…くらいで留まればいいのですけど、大風呂敷を広げて大言壮語し、周囲が理解できないようなアイデアを語り始めて、夜も眠らずに活動し始めると、これは病気なんですよ。
薬のおかげてここ数年は落ち着いていますから、大丈夫だとは思うけど。
一番の心配は、「躁期」になると高圧的な態度に出たり怒りやすくなることです。勤めていた会社の上司にエラそうなことを言ってトラブルを起こし、仕事を辞めたことが2回ありますから。
ちょっと注意して様子を見ていかなくちゃあいけません。
双極性障害というのは、本人には気づけないこともあるので、家族や友人など周囲の人達が病気を正しく理解して協力していくことが不可欠なのですよ。
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