2018年3月10日

犬のことで頭がいっぱい

私達家族が盲導犬パピーのモリーを育てた話は、本ブログにも度々書いてまいりましたが、初めて飼う犬が盲導犬パピーというのは失敗でした。

一年後にいなくなると分かっていても、愛情が湧いてしまいますからね。盲導犬になるためのトレーニングを受けるためとなれば我慢のしようもあるのだろうけど、モリーは心配性であるためにトレーニングは中止されて、結局セラピー犬となったのです。

セラピー犬ってね、簡単に言うと目の障害を持った子供の家のペットになったということなんですよ。どうやら経済的には大変裕福な家庭らしく、その家族の家はビーチに近いところにあって、モリーは砂浜の散歩を楽しむいい暮らしをしているようなんですけど。

愛情が湧いた子を手放すつらさは想像以上でありましたし、盲導犬パピーを育てるのは二度と無理だと思います。

犬が欲しいと思うこともあるんですが、モリーの後にモリーほど愛せる犬に巡り会えるのだろうかと不安だし、経済的にゆとりがない私たち家族には犬を買うのは無理だとも思う。

そんな中、現在、うちの娘が犬を飼いたくてしようがなくなっているんです。

娘は、1月にクイーンズランドのサンシャインコーストへ往復4000キロ以上のドライブ旅行をしたのですが、その途中で夫の従兄弟の家に一泊しました。その従兄弟夫婦は、ミニチュアダックスフンドを二匹(オスとメス)飼っているのです。

それが相当可愛かったらしいんですよね。

そして、成犬になったその二匹の繁殖を計画していると聞いて、子犬を一匹もらえるかもしれないと考えているらしいのです。

犬嫌い(正確には動物が怖い)だった娘が、犬が飼いたいと思っているとは!

モリーのおかげで動物が怖くなくなったんだな。

娘は、「ダックスフンドは足が短いから、お母さんでもマイペースで散歩ができる」と言うんですけど、

ちょっとどういうこと!

犬を飼うとなると、その世話は私の仕事になるであろうということは分かっていますからね、簡単には決められません。


大体、私はミニチュアダックスフンドとかチワワとかトイプードルとかシーズーとか、ああいう小さい犬は好きではないのよ。

好きな犬は、ジャーマンシェパードとかラブラドールレトリバーとか、賢くて大きい犬。柴犬もいいけどオーストラリアではまず手に入らないし。

お隣のテイラーさんが、また子供さん家族の犬、ジャックラッセルのチャーリーを預かっているらしく、庭でワンワン吠えているのが聞こえると、娘は家を飛び出して行ってフェンスのところでチャーリーと遊んでいるんですが、こんなこと以前なら考えることもできなかったのです。

そもそも、盲導犬パピーを引き受けたのは、当時拒食症や不安症で精神的に不安定だった娘の回復にペットが役立つかもと考えたのがきっかけで、ダメだったら一年で終わるからということでやってみることにしたのですが。

犬かあ…。

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2 件のコメント:

  1. ワンニャンスキー2018年3月18日 3:25

    ダックスフンドは胴が長いせいで、腰痛持ちが物凄く多いらしいです。
    知人宅で飼っているダックスがそれで大変だったとか。
    ダックスを飼うなら保険をかけないといけないかも。

    オーストラリアの事情はわかりませんが、日本は数年前まで空前の
    ペットブームで、犬が物凄い人気でした。最近は猫にチェンジして
    いるようです。

    私の実家ではいつも何かしらペットと一緒の生活でしたが、婚家は
    生き物が大嫌い。ペットのいない生活は寂しかったです。
    義父母を見送ってから思い立って、家族の承諾も得ずいきなり犬を
    家に連れて帰りました。

    反対の大嵐が吹きまくりましたが、断じて退かずついに許されました。
    許されなくても飼う積もりだったんですけどね(^_^;)

    ワンコは14年生活を共にしてくれました。丈夫で賢くて優しいワンコ
    でしたよ。実家では秋田犬やスピッツを飼っていました。
    実はずっと飼いたかったスタンダードプードルが手に入らず、結局
    よく行くお店で飼っているトイプードルを譲ってもらったんです。
    本当に楽しかったです。どこに行くにも一緒で、思い出がいっぱいです。
    大反対した夫や息子もとても可愛がっていました。家族、でした。

    大型犬のゆったりと人間を包み込むような大らかさはありませんが
    賢さは目を見張るものがありました。個人的にトイプードルはおススメ。
    匂いが無い。賢い。丈夫。カット次第で別人?になる楽しさがある。

    ヒロコさんのように、小さい犬はあまり得意ではなかったのですが、トイ
    プードルは特別です。体が小さいというだけでスタンダードプードルの特徴を
    そのまま受け継いでいますから。小さな見た目と裏腹に野性的でもあります。
    気品もありました。

    トリミングを1か月か2か月に一度しないと、何が何だか訳が分からなくなる程
    モジャモジャになりますから、そこだけはお金がかかります。
    自分でやっている人もいます。私もお顔はやってました。
    あと、予防注射ですね。

    予防注射は小さいうちだけしていました。
    成犬、特に老犬になってからするのは、体に負担が大きく、痴呆を引き起こす
    危険性も高いそうです。
    犬猫病院。中には悪徳医もいます。気をつけないと。


    実家ではスピッツから始まって、秋田犬を長年飼っていました。
    秋田犬、世界中で大変な人気らしいですが素晴らしいワンコです。
    でも大型犬はもう無理です。体力的についていけない。
    男性がきちんと責任をもって運動させてくれるなら話は別ですが。

    いろいろ書きましたけど、ワンコを飼うことには大賛成です。
    無条件で飼い主を愛してくれる。そういう生き物です。心が満たされます。

    ただ飼う前に、どんなワンコと相性が合うのか、よく調べる必要があると
    思っています。小さい頃はどんなワンコもあまり匂いませんが、大きくなって
    体臭とか口臭とか凄いワンコもいますし。
    私は匂いに異常に敏感なので、ダックスの口臭にはクラクラしてダメでした。
    でも口臭の無いダックスもいるのかも(^_^;)

    お嬢さんがワンコを飼いたがっているのなら、できれば飼ってあげてほしいです。
    お金に代えられない豊かさを得られると思います。

    長くなってごめんなさい。
    ワンニャンスキーというくらいで。お察しください(*^_^*)

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  2. ワンニャンスキー2018年3月18日 12:01

    ちょっと書き忘れたこと。

    トイプードルは換毛しません。ワンコを飼っていると大変なのが
    春秋の毛替え。大量の毛が抜けて夏用、冬用にチェンジします。
    その間は空気中に毛がふわふわと常に漂っている状態になります。

    その点、定期的なトリミングが必要とはいえ、全く毛が抜けない犬種は
    人間にとってかなり都合が良いと言えます。衛生的です。

    あと、ワンコがいるとワライカワセミとかカンガルーとかあまり近づいて
    こないと思います。縄張り意識が強いですから、侵入者には手厳しい。
    ワンワン吠えて撃退してくれます。
    その為には、あまりフレンドリーに育てるとよろしくないのです。

    最近は吠えないワンコがいいワンコ、という風潮が蔓延していますが
    うちのワンコは見知らぬ人にはガンガン吠えてました。

    誰にでもなついていい子だと思っていたら、庭に置いてある脚立を
    盗まれてしまった、という人もいます。


    ワンコの仕事、癒しだけではないんですよね(=^・^=)

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