2026年5月31日

久しぶりに義母の家を訪問

私の頭のクラクラは、「ニュロフェン」を飲むのを止めてもあまり良くなっていません。何が原因でクラクラしているのか分かりません。関節痛はおさまったので鎮痛薬は飲んでいません。血圧は普通です。

昨日の土曜日は、義母(うちの夫の母親)の家にお昼ご飯に招待されていたので、私が車を運転して行って来たんですが、運転は怖かったですよ。前を向いて運転している時は何とかなるんですけど、車線を変更する時などに頭を動かすと、頭がグワングワンして気持ちが悪くなるのです。

1時間15分ほどで着きました。うちの夫は助手席で寝ていたから会話もなくて、とても遠く感じました。

さて、義母なんですけど、若年性の黄斑変性で目が見えなくなりまして、今では視野の中心部は真っ黒で何も見えなくなっているそうです。視野の外側のぼやけた部分でなんとか見ているわけなんですが。

自分の家の中は問題なく歩き回ることが出来ていましたし、パートナーの助けを借りてお昼ご飯も自分で作っていましたよ。

「スロークッカー」(ゆっくり料理するという意味)という大きな電気鍋があるんですけど、これに材料を切って入れてスイッチを押すだけでいろいろな煮込み料理が作れるのです。昨日は牛肉と野菜を市販のカレーソースで煮込んだ料理を作っていました。炊飯器で炊いたご飯と一緒に食べました。

デザートにはアップルパイを作っていました。市販のパイ生地で缶詰のリンゴを包んで焼いたものですから、目が見えなくても作れると思いますけど、焼けたかどうか、どんな色になっているのかは義母には分かりませんので、誰かの助けが必要です。

補助がなければ歩けない義母ですが、自宅では目が見えていないとは気づかないほど普通に行動しているのを見て、うちの夫の将来も「なんとかなるだろう」と思いましたよ。


義母の家は木に囲まれていて裏には池もあります。雨上がりで緑がキレイでした。


下の写真は、以前はテニスコートだった場所です。誰もテニスをしなくなったので、草地にしてしまいました。


昨日は、義母の姉であるジョーンとお隣りに住んでいる義弟家族も招待したそうですが、ジョーンはやって来ましたが、義弟家族は義弟だけが食事の時に来ただけでした。

義弟の奥さんと娘がこういう集まりに来ることは、まずありません。クリスマスのような特別な場合を除いて、今までに来たことはほとんど無いです。彼女達は、いつでも自分達のやりたいことが優先なんです。

小学校6年生の娘は、何か用事があったのでしょう、昨日はお友達と一緒に義母の家にやって来たんですけど、隣りの部屋に集まっている私達に「ハロー」の一言も言いませんでした。

こういう時に礼儀だからちゃんと挨拶しなさいと親が強制する場合もあるでしょうけど、義弟は方針が違うようです。

私達家族が隣りの家に住んでいた頃、息子や娘が生まれた後でいろいろと大変だった時期でもありますけど、義母の家には友人親戚が集まることが大変多くて、その度に参加させられていた私はストレスが溜まったものです。

また、子供の頃に家に来客がある度に挨拶をしろと言われて、知らない人や本当は嫌いだった親戚の人の前に出て強制的に挨拶をさせられたものですが、とても嫌だったんですよね。

そういうことを思い出すと、家族や親戚の集まりに顔を見せることもない義弟の奥さんや娘のことを、私は批判する気にはなりません。

何事も「このようにするべき」「こうするのが当たり前」と決めつけるのは良くないです。隣りに住んでいるんだから来るのが当たり前と期待する方が間違っているとも思います。義母は全員が揃わなくて残念だったようですけどね。

私もあの頃「行きたくないから行かない」という選択が出来ていたら、あんなにストレスもたまらなかったと思います。


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2026年5月30日

胡麻アレルギーと日本旅行

オーストラリア人の海外旅行先として、日本は大人気です。

歴史や古い文化に興味を持つ人もいれば、アニメやゲームなどの新しい文化が好きな人もいます。食べ物が安くて美味しいとか、安全で清潔な国であるとか、実際に日本に行って来た人の話を聞いたりYouTubeの動画を見たりして、行ってみたいと思う人が多いようです。

時差がほとんど無いのも行きやすい理由の一つでしょう。ヨーロッパや北米に比べたら近いということもあるでしょうし、まあとにかく人気の旅行先のようです。

私の知っている人も、家族4人での日本旅行を考えたそうなんですけど、あきらめたと言いました。理由は、お子さんの一人が胡麻アレルギーだからです。胡麻成分を食べると、アナフィラキシーショックの可能性があると言うんですよ。

アナフィラキシーショックとは、皆さんもご存知だと思いますが、急激かつ重篤なアレルギー反応が起きて、命が危険な状態になることです。

何年か前に、ナッツアレルギーの若い女性がボーイフレンドとキスをした後に突然具合が悪くなって亡くなったというニュースがありましたけど、原因はそのボーイフレンドが朝ご飯に食べたピーナッツバターでした。

知人のお子さんが胡麻成分を食べるとアナフィラキシーショックの可能性があると聞いて、私は「日本旅行は危険すぎる」と言うしかなかったです。だって、日本では多くの加工食品や料理に胡麻が使われているじゃあないですか?

旅行中は宿泊先で自炊をし続けるわけには行きませんからね、外食する度に胡麻が含まれていないことを確認しなくてはいけませんが、それは難しいと思います。

スーパーやコンビニで買ったものを食べるにも、日本語で書かれた原材料名を確認する必要があるでしょう。微量に胡麻成分が含まれている可能性がある程度だと、原材料名に表示されていない場合もありますよ。

旅行中に口にするすべてのものに胡麻成分が含まれていないことを確認し続けることを考えると、日本旅行は無理だとあきらめたそうなんですが、私も無理だろうと思いました。


うちの息子は子供の頃は卵アレルギーがあって、卵が含まれているものを食べると嘔吐していました。卵を食べなければ大丈夫なわけですけど、これがかなり大変だったんです。多くの加工品に卵成分が含まれているからです。

ある時、託児所で出されたおやつのクッキーを食べて具合が悪くなったことがあるんですよ。何十枚分かのクッキー生地に卵が1個入っていたんです。

1枚あたりに含まれる卵の量はごくわずかですが、そんな少量でもアレルギー反応は出るんです。託児所のスタッフは息子の卵アレルギーのことは知っていたんですけど、そんなにひどいとは思っていなかったのです。

嘔吐や発疹という程度のアレルギー反応でも親は心配なんですけど、アナフィラキシーという命にかかわるアレルギーのある幼い子供と旅行をするのは、大きな危険が伴います。

事情がよく分からず、外食に頼るしかなく、言葉も通じない国への旅行は、やはり危険すぎますね。


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2026年5月29日

「ハイビズ」ファッション

オーストラリアでは、どこに行っても見ないことはない「ハイビズ」は、トレイズマン(Tradesman)達のステイタスでもあります。

トレイズマンというのは建築工事や道路工事関係の仕事をする人達のことですが、彼等は例外なく目にまぶしい蛍光色の黄色やオレンジの安全服を着ているんです。 

そうした蛍光色の服は、英語で「High Visibility Clothing」と呼ばれます。「High Visibility(ハイ・ビジュアリティー)とは「高視認性」という意味です。これを短縮して「Hi-Vis(ハイビズ)」と呼ぶわけなんですけど。

蛍光色の服を着ている人を見逃すことはありませんし、反射材が付いていることが多いので、視認性は確かに高いです。事故防止に役立っていることは確かです。

近頃は、トレイズマン達だけでなく工場や農場で働く人達も「ハイビズ」服を着るようになり、ありとあらゆる場所で目にするようになりました。

さて…

トレイズマン達が主なお客であるツールショップに勤めるうちの夫は、もちろん「ハイビズ」のシャツとベストを持っていました。

ツールショップのユニフォームは真っ赤で非常によく目立ちますから、仕事で「ハイビズ」服を着ることは無いのですが、休日に家族や知人に頼まれて木を切りに行く時に「ハイビズ」服を着ていたのです。

ところが…

いつ頃からか、仕事が休みで家にいる時には「ハイビズ」シャツを着ることが増えまして、先日うちの息子が仕事着を買うのについて行った時には自分用の「ハイビズ」シャツ2着セット(半袖と長袖の両方)を買って来ましてね。

見よ、クローゼットにずらりと並ぶ、まぶしい色の服を!


蛍光オレンジ色の「ハイビズ」防寒ジャケットもいつの間にか加わって、近頃はもう草を切ったり木を切ったりする用事などなくても、休みの日に着る服は、

「ハイビズ」一択!

「今日は何を着ようかな」と考える必要が全くないですね。「オレンジ色にしようかな、黄色にしようかな」くらいは考えるかもしれませんけど。


最近は、献血に行く時も「ハイビズ」服を着て行きますよ。休みの日にはいつも「ハイビズ」服を着ているんですから、どこに行くにも、家族でレストランに行く時ですら「ハイビズ」服です。先日、英国人コメディアンのジミー・カーの公演を見に行った時も「ハイビズ」服で行きましたよ。

家の中でも夫の居場所はすぐに分かります。まぶしいと言っても過言ではない色ですし、光を反射させる布が付いているので光ったりもしますから。

うちの夫が服に無頓着なのは知っていますが、一通りの普通の服は持っているんです。以前は仕事が休みの日にはチェック柄のフランネルのシャツを好んで着ていたんですけど、最近はもう「ハイビズ」シャツばかり。

なぜ「ハイビズ」服ばかり着るようになったのか、理由は分かりません。もしかしたら、夫は目が悪くなっていますから、服を見分けるのが難しくなって、面倒くさくなったのかもしれません。

あるいは、蛍光色の服が好きになったのかも。

もう好きにしてください。


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2026年5月28日

薬には気をつけなくちゃあいけないという話

左手の親指の付け根の関節が変形していることや、その関節周辺の痛みのことを何度も話題にして来ましたが、痛みを一番和らげてくれるのは鎮痛薬なのでして、私は抗炎症効果のある「ニュロフェン」(Nurofen)という薬を飲んで来ました。

左手を使い過ぎないようにして来たせいか、「ニュロフェン」のおかげか、痛みもさほどひどくはなくなり、料理や洗い物も出来るようになったのは良かったんですけど、四六時中たちくらみのような感じがして頭がクラクラするので少し心配していました。

そんな昨日のことですが、義母(うちの夫の母親)が私達が住んでいる家に立ち寄ったんです。話をしていたら関節痛の話になり、私が「ニュロフェン」を飲んでいると言ったら義母がダメ出しをしました。

「ニュロフェン」の薬成分はイブプロフェンです。解熱および鎮痛効果以外に、炎症を抑える効果もあるのが特徴です。しかし、胃への負担が問題な薬なので服用に注意が必要な人もいます。

義母は、「ニュロフェン」は日常的に服用し続けることが出来ない薬だからダメだと言いました。そして、関節痛には「パナドール・オステオ」(Panadol Osteo)という薬がいいと、自信満々に言うのです。

「パナドール」(Panadol)という薬は、アセトアミノフェン(オーストラリアではパラスィタモールと呼ばれる)が薬成分です。胃への負担が少なく安全な薬だと言われています。

私は「パナドール・オステオ」にどういう薬成分が入っているのか調べてみました。そうしたら、薬成分は同じだったんですよ。ただ、普通の「パナドール」は1錠当たりアセトアミノフェンが500ミリグラム含まれるのに対し、「パナドール・オステオ」は665ミリグラムと、薬成分の量が違っただけでした。

ただし、薬の効き具合が工夫されていて、服用後すぐに効く部分と徐々に効いていく部分の二層構造なんだそうです。関節症に伴う持続する痛みに適しているそうなんですけど。

「パナドール」について調べたついでに、「ニュロフェン」についても少し調べてみました。そうしたら、、「ニュロフェン」の薬成分イブプロフェンは、

血圧の薬と一緒に飲んではいけないと書いてあったんですよ!

私は毎日「Prexum」という血圧を下げる薬を飲んでいるんです。そこで、その血圧の薬についても調べたら、イブプロフェンと併用すると血圧を下げる効果に影響が出て血圧が不安定になると書いてありました。そして、脳の血流バランスが崩れてめまいを引き起こすこともあると分かったんです。

さらに、この2つの薬はどちらも腎臓に負担がかかる薬なので、併用すると腎臓の機能に影響するとも書いてありました。

私、左手の親指の付け根のあたりが痛くなってから、しょっちゅう「ニュロフェン」を飲ん来ました。一緒に飲んではいけない2つの薬を飲んで来たということです。

そして、何でこんなに頭がクラクラするんだろうかと心配し始めたところだったんですけど、もしかしたらそれは副作用なのかもしれませんよ。

もう「ニュロフェン」は飲みません。


義母が自信満々に勧める「パナドール・オステオ」(Panadol Osteo)を買って来ました。


オーストラリアにお住まいの皆さん、この薬は通常の棚に置いてありませんよ。薬剤師に相談しないと売ってくれません。

買う時には、日常的に服用している薬を薬剤師に教えなくてはいけません。アセトアミノフェンは血圧の薬には影響しにくいので、私は買うことが出来ました。

早速飲んでみました。痛みが消えたりはしませんけど、楽にはなりました。もう「ニュロフェン」が飲めないんですから、これからは「パナドール・オステオ」に頼るしかないです。

それにしても、昨日義母が来なかったら、私は「パナドール・オステオ」のことを知らないままで、薬について調べようともしなかったでしょうから、一緒に飲んではいけない2つの薬を飲み続けていたでしょう。

気をつけないといけませんね。

「ニュロフェン」を飲まなくなったら、頭のクラクラは治るでしょうか。治って欲しいです。


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2026年5月27日

なーんだそういうことか!

最初にそれを見たのは、うちの息子でした。ダイニングテーブルの上にメモが置いてあったんです。うちの娘が書いたものでした。

私はとても疲れている。来週のイタリア旅行には行きたくない。イタリアには〇〇と一緒に行きたかったのに。

昨日の朝、これを読んで心配した息子は、うちの夫に教えたそうです。うちの娘が最近ストレスが溜まっている様子だったこと。イタリアに行く話は息子は聞いていなかったし、〇〇というのも聞いたことがない名前であること。何かあったのかもしれない。

それを聞いて夫も心配したようです。昨日の朝は、夫が勤めているツールショップから、ある商品を修理のために専門店に持って行く必要がありまして、夫は車の運転が出来ないので私に頼んだのですよ。その時に夫は私に聞きました。

娘に何かあったのか。イタリアに行く話を私は知っているのかと。

私は何も聞いていませんでしたから、びっくりしました。帰ってからすぐにダイニングテーブルを見ると、確かにメモがありました。聞いた通りのことが書いてありました。

どういうこと?何かあったの?

夕方、夫が仕事から帰って来ると、真っ先にダイニングテーブルに行ってそのメモを読みました。

娘が11月に日本へ旅行に行くこと知っている。来月は仕事でノーザンテリトリーのウルル(かつてはエアーズロックと呼ばれていた)に行く予定なのも知っている。でも、イタリア旅行のことは聞いていない。

置き手紙のように置かれたメモ。「私はとても疲れている」が気になる。

何があったんだ?

夜7時過ぎに娘が帰って来ました。娘の帰宅を待ち構えていた私が、一番先に聞きました。

「ちょっとアンタ、このメモはどういうこと?イタリアに行くの?」
「はあ?何で勝手に読むのよお!」
「何で勝手に読むのよおって、置いてあるんだからそりゃ読むでしょ!」
「それはクライアントの話!」

うちの娘は臨床心理士なんですが、心理カウンセリングでクライアントと話をしながらメモしたものだったそうです。その1枚だけ片付けそこなってテーブルに残っていたのです。

「じゃあ、イタリアには行かないのね?」
「私、日本に行くのよ。ウルルにも行くのよ。イタリアに行くようなお金はありません!」

なーんだ!

一日中頭を覆っていたもやもやが一瞬で消えました。夫も息子もこれを聞いて安心し、私達は冗談を言いながら大笑いしました。

何かヘンだとは思ったんですよ。


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2026年5月26日

5月の観測史上最高気温

昨日の5月25日、英国南西部で5月としては観測史上最高気温を記録したというニュースがありました。ロンドンでは34.8度に達した場所があったそうですが、各地で30度を超える暑さになり、この日予定されていたイベントが中止になったりしたそうです。

英国での暑さに関するニュースを聞く度に、多くのオーストラリア人は失笑してしまうんですけど。そりゃあまあ、この時期の平均的な気温が14度から20度という国で30度を超えたりすればニュースになるのでしょう。暑さに慣れていない皆さんにとっては熱中症が心配な気温ですから、イベントが中止になるのも理解できます。

日本では、今年の5月は30度を超えた日が多かったと聞きますが、異例と考えるよりも「5月になると30度を超えるような天気になるものだ」という認識にした方がいいのかもしれません。

ところで、日本の5月の観測史上最高気温は何度なんだろうかと思って調べてみました。39.5度だそうです。2019年の今日、北海道で記録されています。北海道で5月にその気温は、大きなニュースになったことでしょう。


暦の上で春の終わりにあたるのが5月なわけですが、オーストラリアでは11月が春の終わりの月です。オーストラリアの11月の観測史上最高気温は何度なのか調べてみたら、

48度でしたよ!

2020年の11月28日に、南オーストラリア州のアンダムーカ(Andamooka)というところで観測されています。この年の11月は高温の日が多くて、観測史上最も気温が高かった11月として記録されているそうです。

こういう「観測史上最高気温」というニュースは、最近しょっちゅう耳にします。毎年記録が塗り替えられているんじゃあないかと思うほどです。

今年の1月には、ヴィクトリア州の観測史上最高気温が記録されました。ミルジューラ(Mildura)という北西部の町の近くで48.9度になったんです。

地球は温暖化しているんですから、これからも最高気温記録は塗り替えられ続けるでしょう。オーストラリアの観測史上最高気温は50.7度なんですが、ヴィクトリア州でも近いうちに50度を超えるだろうと思います。

気温が40度を超える日はさらに増えて行くでしょう。私達はエアコンのない家に住んでいますのでね、40度を超えるような日は家の中の温度を出来るだけ上げない工夫をして備えなくてはいけません。

英国の皆さんにとっての「30度を超える」は、私達にとっての「40度を超える」に近い感覚なのかもしれませんね。


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2026年5月25日

関節痛とボルタレンのジェル

左手の親指の付け根の痛みの件ですが、2日間出来るだけ左手を使わないようにしたおかげか、昨日の朝は痛みをほとんど感じませんでした。

痛みは朝起きた時が一番楽なんですけど、それはまあ一晩安静にするからでしょうが、朝ご飯のポリッジ(オーツ麦のミルク粥)が入ったボウルを持った瞬間にズキンと来ました。

キッチンを片付けたり洗濯物を干したり、昨日はバスルーム掃除をしたりしたせいもあって、また痛みが出て来ました。何もしていなければ忘れていられる程度でしたが、やはりボルタレン(Voltaren)のジェルを買いに行くことにしたのです。

痛みがひどい時には本当につらいわけですが、「ニュロフェン」(Nurofen)という鎮痛薬を飲み続けるのも嫌ですし、ボルタレンのジェルを塗ることで痛みが和らぐのだったら助かりますからね。

ちなみに、ボルタレンのジェルは使ったことはあるんです。右膝が痛かった頃に使ったんですけど、効果はまったく無かったので、その後使ったことはありませんでした。

しかし、膝に比べたら手の関節は小さいし浅いですからね、効果があるかもしれないじゃあないですか。

レビューを読むと、すごく効果があると書いている人とその反対の人がいます。右膝に使った経験から評価すると、私は完全に「その反対の人」の一人なんですけど、やはり実際に使ってみないと分かりませんから。

一番小さいチューブ(30グラム入り)を買って来ました。10ドルほどでしたから、だまされたと思って買ってみるには買いやすい値段です。

箱に入っている使用説明書を読もうとしたら、文字が小さすぎて読めませんでした。「要するに塗ればいいんだろう」と思って早速使ってみました。

?????

使用前の痛みを「10」とすると、使用後の痛みも「10」でした。効果はゼロですよ。

効果があるという人もいるのに、どういうわけなんだろうかと思いまして、ウェブサイトで見つけたPDF版の説明書を読みました。文字を大きく表示できますから苦労なく読めました。

使い方は適量をすり込むだけなんですが、適量というのが良く分かりません。私が使った量は大豆くらいだったので、量が足りなかった可能性があります。それにただ塗っただけで、すり込まなかったので、それも良くなかったかと思いました。

昨夜もう一度使ってみようと思いましたが、使い過ぎについての警告がやたらに書いてあったので、今朝もう一度使ってみました。今度は大豆2個分くらい。親指の付け根の関節のところだけですから、大豆2個分は十分な量です。時間をかけてしっかりとすり込みました。

?????


これをお読みの皆さんの中に、ボルタレンのジェルのおかげで痛みが和らいで助かっていると感じていらっしゃる方がいらっしゃるかもしれませんから、その場合は「よかったですね」と申し上げます。

「眉唾もんだな」というのが私の評価です。

ボルタレンのジェルの薬成分は炎症を抑えるものなので、関節の痛みが炎症と関係なければ効果はないということらしいですけど。

時々ひどくなる親指の付け根の関節痛。炎症とは無関係とは考えにくいですが、効果が無いと分かったので、私はもう使いませんよ。


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2026年5月24日

左手の親指の付け根が痛い件

このブログで何度か話題にして来ましたが、私の左手の親指の付け根の関節は変形していて、骨が突き出たみたいになっているんですけど、その関節周辺には常に痛みがあります。

大好きだった編み物をしなくなったのもそれが原因です。本当は編み物をしたいのですけど、我慢しているのです。

痛みが気にならなくて普通に家事をしていることもありますが、時々痛みがひどくなることがあるんです。手を使い過ぎたのか、寒いからか、気がつかないうちに何か良くないことをしたのか、理由はよく分かりませんけど、先日から痛くてたまらなくなっています。

痛い時には負荷がかかるようなことはしないようにすべきですが、左手を使わないわけにはいきません。特に料理をする時や洗い物をする時です。私は右利きですから、包丁を持つのもピーラーを持つのもスポンジを持つのも右手なんですけど、左手では物を持ったり支えたりすることが多くて、親指の付け根にはかなり負荷がかかっているんですよ。

編み物をする時にも、同じことが言えます。棒針やかぎ針を持つのは右手ですが、左手の親指と中指で編地を持ちますから、親指の付け根には負荷がかかった状態が続くのです。

ちなみに、右手では一番負荷がかかるのは中指の第1関節らしくて、関節が変形して指が曲がってしまっています。真っすぐにしようと思っても真っ直ぐになりません。「ヘバーデン結節」と呼ばれるそうです。

今のところ右手には痛みが無いので困っていません。痛いのは左手の親指の付け根のあたりです。ジーンとした重だるい不快な痛みが常にあり、手を使った時にこの関節に負荷がかかるとズキンと痛むわけです。手を使えないわけではないので、痛いのを我慢すれば何でも出来るんですけどね。

この「ヘバーデン結節」ですが、治療法は無いそうですよ。悪化を食い止めるマッサージとか変形した関節のリハビリとか、そういうことが出来るとうたって患者を騙す人もいるようですから、皆さんお互いに気をつけましょうね。


痛くてたまらない時は、抗炎症効果のある鎮痛薬「ニュロフェン」(Nurofen)というのを飲んでいます。これは効き目がありますけど、毎日この薬を飲み続けたくはないです。

手を使わない時間を増やして、左手に防寒手袋をはめて暖かくしたり、サポートベルトを巻いて関節を固定したりもしています。これも効果があります。

「oapl」という義肢装具を開発している会社のこの製品は、手が小さくてなかなかちょうど合うサイズが見つからない私にとっては、素晴らしい商品です。痛みに合わせて圧を調整するのも容易です。防寒手袋の上からでも固定できます。


ボルタレン(Voltaren)のジェルを塗ると痛みが楽になるという話を聞くことがありますが、私は膝の関節痛に使ったことがあるんですけど、効果など全く感じませんでした。

でも、もしかしたら手の関節には効果があるかもしれませんから、今日買って来て使ってみます。


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2026年5月23日

柚子が色づきました

先日「まだ5月なのに真夏のような異常な暑さ」というニュースを目にしましたが、もう何と言いますか、5月に30度超えの「真夏日」は異常ではないのかもしれませんね。

本当の真夏になったら35度超えの「猛暑日」が普通で、40度超えの「酷暑日」も珍しいことではなくなるかもしれません。

日本は湿度が高いから、夏の暑さは耐え難い厳しさになって行くんではないでしょうか。

さて、日本が暑くなって来たということは、メルボルンは寒くなって来ているんですよ。朝晩冷え込むことが増え、昨日の朝は5度でした。日中の最高気温も20度を超えることが無くなりました。もうすっかり冬です。

雨が降る日も増えますので、夏の間は枯れていた芝生も雑草も青々とした緑色になっています。メルボルンの冬は緑がきれいな季節なんです。

最近は外に洗濯物を干さないので滅多に裏庭に出ることが無いんですけど、昨日久しぶりに出たら、柚子(ゆず)が黄色くなっていました。


植木鉢で育てている私の柚子の木はヒョロヒョロで、小さな実しかならないんですが、今年は14個も実がなっています。新記録ですよ!

種ばっかりでほとんど果汁も取れない柚子ですが、やはり皮の香りは素晴らしいです。今年もまた美味しい七味が作れそうですけど、14個もあるので一度くらいは柚子湯を楽しめそうです。

冬至に「柚子湯に入ると風邪を引かない」と言われますよね。オーストラリアの冬至は日本の夏至と同じ日で、今年は6月21日です。

私達が住んでいる家には浴槽があるんですが、私は浴槽に湯をためて浸かることは滅多にありません。いつもシャワーだけです。でも、今年の冬至には柚子湯に入るのを今から楽しみにしています。


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2026年5月22日

さやいんげんが大変

日本で「さやいんげん」を買うと、こんなに長さも太さも揃えて販売するには人手もかかるし出荷できないものもたくさんあるに違いないと、農家の皆さんのご苦労を考えてしまうんですけど。

オーストラリアでは、さやいんげんは山積みで売られていることが多いです。袋にパックされて売られている場合もありますけど、山積みで売られているものの方が安いので、買いたい分だけ自分で袋に入れて、レジのところで重さを計って支払うことになります。

山積みで売られているさやいんげんを買うのは時間がかかります。適当につかんで袋に入れると、傷んだのやふにゃふにゃになったのが必ず混じるからです。

一本一本選んで買っている人を見かけて「そこまでするか?」と思ったこともありますが、最近は私もかなり注意して選んでいます。

オーストラリアの大規模農家は、作物の収穫に海外労働者(オセアニアの島国から来る人が多い)やワーキングホリデーでオーストラリアに来ている若者を雇っているようですけど、さやいんげんは機械で収穫するのが普通なんですよ。

コンバインみたいな大きな機械です。どういう仕組みなのか私は知りませんが、一度に複数の畝をまたいで走らせながら、さやいんげんと茎や葉っぱとを分別して、ものすごいスピードで収穫して行きます。

手もぎで1時間かかる量をわずか数分で収穫できると聞きますが、その過程でどうしてもちぎれたり折れたりするわけです。それに、まだ収穫には早すぎる細いのも一緒くたに収穫して行きます。

折れたりちぎれた部分というのは傷みやすいですからね、買う時には気をつけないと食べられないようなのも混じるんですよ。


さやいんげんの下処理は、日本では洗った後で向きをそろえてまな板に置いて、ヘタの部分を切り落とせば終わりでしょう?オーストラリアではそういうわけには行きません。

長さはいろいろ、太さもいろいろ、真っすぐのや曲がったのや形もいろいろ、折れたりちぎれたりして傷んでいる部分もあるわけですからね、買うのも時間がかかりますけど下処理にも時間がかかります。

昨日はね、山積みで売られているものの鮮度が悪くて、最初から袋にパックされているものの方が新鮮そうだったので、値段は割高でしたけど袋入りのを買ったんです。

そうしたら、収穫が遅すぎたのか木の皮みたいに固くなっているのがたくさん混じっていました。そういうのは、かなり時間をかけて茹でても繊維が固くて食べられません。

もちろん、折れたりちぎれたりして傷みかけたのも混じっていました。

人件費が高いオーストラリアでは、人間が収穫しなくてはいけないような野菜や果物は値段が高くなります。ですからね、機械で収穫するさやいんげんに折れたのやちぎれたのや細すぎるのや固すぎるのが混じっていても文句は言いませんけど。

そういうのを避けるには、時間がかかっても山積みの中から自分で選ぶことですよ。

ちなみに、冷凍のさやいんげんも収穫から包装まで全部機械でやっているはずで、長さもいろいろでヘタも混じっていますから、使う時には注意しなくてはいけません。


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2026年5月21日

何でもかんでもスマートフォン

Kindle本を読む方法についてですけど、iPadを買うことに決めました。ただ、iPadは本を読むために使うには大きくて重いので、小さいサイズのiPadミニにした方がいいかもしれません。

先日行ったJB HI-FIの店にはiPadミニがなかったので比べることが出来ませんでした。実際に手に取って、画面を見てみないと分からないので、近いうちにAppleストアに行こうと思っています。

ところで…

Kindleの端末を買おうと思っていた先日のことですが、私が出かけようとしていた時、うちの娘はまだ家にいて忙しくレポートを書いていました。私の方が先に家を出ることになったのですけど、家に帰るとダイニングテーブルの上に娘の財布がありました。

うちの夫はしょっちゅう忘れ物をするんですが、娘もよく忘れ物をするんです。財布の中には現金や銀行カード以外にも、運転免許証やメディケアカード(健康保険証みたいなもの)などあらゆるカード類が入っていました。

財布を忘れて行ったということは、運転免許証不携帯で運転しているということですよ。その日の夜は友人と食事をしてから帰ると言っていたけど、どうやって支払いをするんだろう。何かあって病院に行くようなことになったら、メディケアカードがないと困るだろうに。

「ああ、全く不注意だな…」と私は思ったんですけど、仕事から帰って来た息子にこのことを話すと、娘はスマートフォンにデジタル運転免許証を入れているから大丈夫だと言いました。

お金の支払いも、普段からスマートフォンでやっているので別に困らないだろうし、メディケアカードもデジタル版をスマートフォンに入れているそうです。

私はそういうのは使っていないので気づいていませんでした。本当に今どきはスマートフォンさえ持っていたら、ありとあらゆる事が出来るんですね。


本当にすごい時代になりました。Appleのスティーブ・ジョブズさんがあの伝説的なプレゼンテーションでiPhoneの販売を発表したのは2007年のことですよ。その時、ジョブズさんは「今日は歴史を作ることになる」と言いましたけど、本当にその通りになりましたよねえ。

あれからまだ20年も経っていませんが、世界のあらゆることを変えてしまいました。私達の暮らしも大きく変わりました。

うちの家族は全員がiPhoneを使っているんですけど、それぞれの暮らしに無くてはならないものになっています。家族の話を聞くと、私はiPhoneを使いこなせていないと自覚しますが、それでも毎日ありとあらゆることで助けられていますよ。

うちの夫はAI(人工知能)を使った通訳機能を使うようになっているそうです。ツールショップに英語が話せないお客さんが来た時に使うんだそうです。お客さんとの間にiPhoneを置いて通訳機能を使うと、複雑な機械のトラブルの話でも可能なんだそうです。

家族間の連絡は、今では様々な方法で瞬時に行えるようになりました。世界中のどこにいようとも、インターネットに接続さえできればビデオ通話だって簡単です。昔のSF映画でやっていたようなことが普通に出来るようになったんですからすごいですよ。

こんなに何でもかんでもスマートフォンで出来るようになり、スマートフォンに頼った暮らしが当たり前になってしまうと、スマートフォンが使えなくなった時の対策もちゃんとしておかないと困ります。

通信障害やスマートフォンの故障などで、連絡が取れなくなったり支払いが出来なくなったりすることもあるわけですからね、やっぱり財布はちゃんと持ち歩いた方がいいでしょうし、小銭も持っていた方がいいと思いますよ。


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2026年5月20日

Kindle本を読む方法

昨日は11時にヘアカットの予約を入れていました。出かける準備をしていた時、携帯にメッセージが来ているのに気づきました。美容院からでした。

かれこれ20年近くヘアカットをやってもらっているLさんが病気で休んでいるので、別のスタッフが担当することを了承するか予約を変更してもらいたいということでした。

知らない若い美容師さんにカットしてもらうことにしたんですけど、初めてだといろいろ心配になるのはお互い様で、美容師の方も遠慮しながらカットしていましたから、ほとんど変わっていないという仕上がりになりました。

そして、やはりLさんがどれだけ上手かということに気づきましたよ。いつもあっという間に終わるLさんのカットですが、髪の毛にいい感じの動きが生まれるのはLさんの技術のせいだったんです。

やっぱり、予約を変更してLさんにやってもらえばよかったと思いました。

それはともかく…

ヘアカットの後、私はショッピングセンターに行ったんです。アマゾンの電子書籍Kindle本を読むための専用端末を買うつもりでした。

私は視力が落ちて、文庫本はもちろんのこと単行本も読むことが困難になったので、文字を拡大表示して読める電子書籍を読むようになったわけですが。

iPhoneのアプリで読んでいたんですけど、これが難しくなって来たので、最近はパソコンiMacの大きなスクリーンで文字をさらに大きく表示して読んでいるんです。しかしね、デスクに座って本を読むというのは快適ではないんですよ。そこで、専用端末を買おうと思ったわけなんです。

カラー表示ができるKindle Colorsoft(キンドル カラーソフト)というのを買うつもりでしたが、実際に見てみると色がかなりくすんで見えます。アプリで見るのとは大違いです。そして、画面が青っぽいのも気になりました。

目が疲れにくいと言われる画面の薄暗さも気になりました。文字のコントラストがアプリに比べるとかなり弱いので、私の目では読みにくく感じます。

色調やコントラストを変更できるのかスタッフに聞いてみましたが、よく分かりませんでした。後で調べてみましたら、文字のコントラストの変更は出来ないようです。

実際に使ってみたかったんですけど、画面には設定されたものが映るだけで、文字の大きさを変えてみることも出来ませんでした。端末そのものの大きさもやはり気になりました。文庫本サイズで持ち運びしやすいというのはメリットなんでしょうが、私は文字をかなり拡大して表示しなくてはいけませんので、どんな感じになるのか分かりません。

手に取って重さの感じを確認したかったけど、盗難防止にガッチリと固定されているので持ってみることも出来ませんでした。400ドルもするので、これでちゃんと読めるのかどうか確信が持てないのですから買いませんでした。


iPhoneの画面は、Kindle専用端末よりはるかに小さいだろうとお思いの方もいらっしゃるでしょうが、確かに小さいんですけど、画面をタップして拡大表示することが出来たり、明るさや色調を変えることが出来たりするiPhoneのユーザー補助機能が助けになるんです。

そうした補助機能は、パソコンのiMacはさらに充実しています。

そして、私は本を読みながら分からない言葉や、知らない場所や人の名前などが出てくると、Web検索して調べながら読むんですけど、そういうことが容易にできる利点を考えると、iPadを買ってアプリで読んだ方が良いかもしれないとも思います。

読むこと事態は、デスクに置かれたパソコンの大きな画面で読むのが一番楽ではあるんですが、デスク以外では読めないというのは不便です。

一番小さくて軽いiPadを買おうかとも考えていますが、安いのでも800ドル近くもするんですよ。本を読むためだけに800ドルも使うのはねえ。

800ドルも使う気があるなら、最近発売になったMacのノートブックが買えます。それがあれば日本に行く時に持って行けるから便利だと思うんですけど、キーボードが付いたノートパソコンですからね、本を読むのには不向きです。

もっとよく調べてみます。


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2026年5月19日

汚れた食器放置の件の続き

昨日の話の続きです。

日本人にありがちな、「自分で気づいて欲しい」とか「察して欲しい」というのは、期待しても無駄なこととだとよく分かっています。特にうちの夫には、何事も言葉にして言わなくちゃあ伝わらないと痛感させられ続けて来ましたから。

伝え続け、頼み続けて30年以上、どうにもならないこともありますよ。片付けをしないこと、脱いだ服を床に脱ぎ散らかすことは、どうにもなりません。私が片付けるのはもうごめんなので、家の中やガレージが散らかっていても気にしないことにしています。

小さなイライラやモヤモヤも言葉にして伝えますけど、言われた方は気分が良くないですからね、私が何か言うたびに険悪なムードになることが多いです。

でも、昨夜は言いました。

夫と息子と娘の3人が揃って晩ご飯を食べていたので、良い機会でしたから。私が言ったのは、汚れた食器や容器は自分で食器洗い機に入れて欲しいということと、使った調理器具は自分で洗って片付けて欲しいということです。

その2つだけですよ。過渡の要求とは思いません。

息子はすぐに「もう自分で入れた」と言いました。

娘はいろいろと言い返しましたし、昨日はちゃんと使った器具を片付けていたので私に文句を言われる筋合いはないという態度でしたけど、昨日だけではなくいつでもちゃんとやってくれと私は言いました。(こういう会話はこれまでに何度も繰り返して来ているんですよ。)

夫は無言。

目が見えなくなって来ていますから、汚れた食器を食器洗い機に入れていいのかどうか判断できないことがあることは理解していると私も言いました。しかし、自分で入れようともせずに、私がするのが当然という態度で、自分が使った食器も弁当の容器も何もかも放置されると私は腹が立つんですから、そのことを伝えないと解決しません。


洗濯や掃除や料理など、家族のためにやっている仕事はたくさんあります。その中でイライラさせられることはあっても、そんなに腹が立ったりはしませんよ。靴下が裏表になっていても、一度に大量の靴下が洗濯に出ても、それでカーッと頭に血が上ったりはしません。

しかし、理由は分からないんですけど、汚れた食器類や調理道具を放置されると我慢できないほど腹が立つんです。怒りのスイッチが入る感じで。

何度も何度も自分でちゃんとやってくれと頼んで来たのに、繰り返されるこの問題。長年の積もり積もった不満やイライラの記憶と結びついているんですかねえ。

まあとにかく、昨夜ちゃんと言葉にして伝えましたから、しばらくの間は自分でちゃんとやるでしょう。


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2026年5月18日

頭に来る小さなこと

誰かと一緒に暮らしている場合、それはパートナーとか子供とか同居人とかいろいろあるでしょうけど、家事を分担していることが多いと思います。

その分担があまりに自分だけに偏っていると、

腹が立ちませんか?

私は新型コロナの頃から仕事がなくなり専業主婦状態になったので、家事は自分の仕事と割り切ってほとんど全部やって来ましたけど、割り切ってやるにしても腹が立つことがいろいろあるんですよ。

靴下を裏表にして洗濯に出すとか、下着がズボンにからまった状態で出すとか、脱いだ服を床に投げ散らかすから掃除機をかける時にはそういうのを拾って歩かなくちゃあいけないとか、新しいトイレットパーパーに付け替えた時に芯を放置するとか、イラッとすることはいろいろあります。

小さなことばかりですけど、そういうのが積もり積もると大問題になるんですよ。

私が一番頭に来るのは、汚れた食器やお昼ご飯やおやつを詰めて仕事に持って行くプラスチック容器や料理に使った鍋やフライパンやボウルや料理道具を、汚れたまま放置していること。夫も息子も娘も、3人とも毎日のように放置します。

汚れた食器や容器はね、手洗いする必要はないんですよ。大きな食器洗い機がありますから、それに入れりゃあいいんです。それをしないでワークトップの上か流しの中に放置するのです。私が片付けると思っているわけですよ。

夫や息子が仕事から帰って来る頃って、私はキッチンで料理をしているわけですけど、そういう時に汚れたプラスチック容器をワークトップや流しの置いて行くとね、料理のじゃまになるんですよ。

自分で食器洗い機に入れてくださいと、

これまで何度頼んで来たことか!

昨夜はもうとにかく完全に頭に来ちゃって、放置された汚れ物は全部そのまま、フライパンを洗うこともしなかったし、晩ご飯の残りをお弁当に詰めることもしなかった。

今朝も怒りは収まらず、全部放ったらかしておいたら、うちの夫が洗い物をしてから仕事に行きましたけど。私の機嫌が悪いからやったんでしょうから、私の機嫌が直ったらまた同じことを繰り返しますよ。

今夜はまた、家族に伝えなければいけません。汚れた食器を放置するな、使った道具は片付けろと。


夫は目が悪いので、食器洗い機の中に入っているものが汚れているのかキレイなのかが判断できなくて、そのせいで汚れた食器をワークトップに置いていくことがありますが、それは仕方がないですことです。

しかし、流しの中には放置するなと繰り返し頼んでいるのに、しょっちゅう流しの中に入れたままにするのは許せないし、最初っから私がすることと決めつけたように放置されると頭に来るんですよ。

そして、夫が汚れ物を放置すると息子や娘も同じことをするのは許せないの!

裏返しの靴下を直すのも、床に脱ぎ散らかした服を拾って歩くのも、トイレットペーパーの芯をリサイクルごみ箱に入れるのも、誰かの仕事になるべきじゃあないんですよ。各自が気をつければ済むことなんです。


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2026年5月17日

ずぶ濡れの仕事着

私達が住んでいる家の洗濯干し場は、西隣りの家の大きな木々のせいで夏以外はほとんどお日様が当たりません。つまり、夏以外はそこに干しても洗濯物は乾かないのです。

それでも、暖かい日ならもう一息という程度までは乾くので、夕方家の中に干し直すと朝までには確実に乾くわけでして、昨日も私はそう考えたのですよ。昨日は気温が23度まで上がりましたから。

ただし、一日に2回も干すのは面倒ですからね、うちの夫と息子の分厚い仕事着だけを外に干しました。室内干しではなかなか乾かないので。

晩ご飯の支度を始めた時に洗濯物干し場が目に入り、仕事着を外に干していたことを思い出しましたが、ご飯を炊き始めてから入れようと思っていたら忘れてしまいました。

晩ご飯を食べ終えた頃、外はもう真っ暗でしたが、洗濯物を入れるのを忘れていたことに気づきました。ちょうどおトイレに行くところだったので、おトイレを済ませてから入れろうと思ったら、また忘れてしまいました。

なんという記憶力…

夜中に雨が降り始めました。いつものように早朝4時過ぎに目が覚めた時にはザンザン降りでしたが、この時にはもう完全に洗濯物のことなど忘れていました。

朝ご飯のポリッジを食べていたら、シャワーから出てきた夫がいつも洗濯物を干している居間と仕事部屋の境の鴨居のところにやって来て「あれ?」と言いました。

「あれ?仕事のズボンがないなあ。昨日洗濯に出したんだけど」
「仕事のズボン?ちゃんと干したわよ」

あっ!取り込むのを忘れてた!

思い出すのに3秒くらいかかりましたよ。なんという記憶力…

早朝のザンザン降りでずぶ濡れになった仕事着は、とても着ることは出来ません。

ポロシャツとジャケットはいいんです。複数持っていますからね。問題はズボンです。ズボンも複数持っているんですけど、太ってスボンが入らなくなるたびに新しいのを買って来たから複数持っているのでして。

夏に着ていた半ズボンなら入るはずでしたが、寒いので夫は半ズボンを着る気はなかったようで、引き出しから長ズボンを探し出しました。何とか入るのがありましたけど、キツキツでした。

あれは、お腹を圧迫しすぎて苦しいかもしれません。ボタンを外して、ずり落ちないようにベルトで止めて、ジャケットでお腹を隠せばなんとかなるでしょう。

楽に着ることができるズボンを1本しか持っていなかったとは知りませんでしたよ。スペアを持っていないのは問題ですから、買った方がいいと思いますけど、もっと頑張って減量すればズボンはたくさんあります。でもやっぱり買った方がいいです。買うしかないです。


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2026年5月16日

頼りになる「フェア・ワーク」

先月うちの夫が手伝いに行った従兄弟がやっている牡蠣の養殖場ですが、事業を販売する話はまだ結論が出ていないようです。新しい投資の申し出があったとか、いろいろ話は聞いています。

うちの夫が電話で誰かとこの話をしていて、手伝いに行った時のことを話していました。必要ならまた手伝いに行きたいと言っていました。有給休暇だけでなく、ロング・サービス・リーブ(Long Service Leave)も使って、長期間で行ってもいいと話していましたよ。

この「ロング・サービス・リーブ」というのは、日本の皆さんには聞き慣れない言葉だろうと思います。同一雇用主のもとで必要長期間(ヴィクトリア州では10年間)継続勤務した従業員に与えられる2か月ほどの長期有給休暇のことです。

10年になる前に退職した場合でも、7年以上継続勤務していれば一定期間分を賃金として受け取ることも出来るそうです。特別ボーナスというわけです。

継続勤務年数が10年を超えて5年が経過すると、さらに1ヶ月ほどの長期有給休暇が与えられるそうですが、私がロング・サービス・リーブのことを初めて知ったのは、小学校の教師をしていた時でした。

私は日本でも小学校の教師だったんですが、同じ小学校の教師でも労働条件が雲泥の差と言いますか、オーストラリアの先生達は恵まれていると思っていたんですけど、ロング・サービス・リーブというものを使って1学期休んで旅行に行った先生がいたんですよ。その時に初めて知りました。

オーストラリアの労働者は本当に恵まれていると、私は常々思っています。最低賃金は日本とオーストラリアでは倍くらい違いますし、労働時間とか有給休暇についても大きな違いがあります。

今年の1月からツールショップで働き始めたうちの息子は、10月に3週間の日本旅行をする予定ですが、2週間も3週間も仕事を休んで旅行に行くなんて、日本じゃあまず不可能でしょ?

オーストラリアでは、基本的に一年当たり20日の有給休暇と、病気や怪我あるいは家族の介護のための有給休暇が10日、合わせて30日の有給休暇が与えられます。それとは別に、家庭内暴力の被害者には10日の有給休暇が与えられますし、家族休暇(出産育児)はもちろんあります。

基本の有給休暇は、年度内に使わなかった分は翌年度に持ち越すそうですから、ちゃんと消費しないとたまって行きますのでね、うちの夫や息子が勤めるツールショップ会社では有給休暇を消費するようにと社員に奨励しているんですよ。

有給を使って旅行に行くというのは誰もがしていることですから、うちの息子も気兼ねなく旅行が出来るわけです。


ちなみに、オーストラリアではサービス残業とかサービス出勤なんていうのはありえない話です。働かせた時間分の報酬を払っていない雇用者は罰せされますからね。でも、そういうずるいことをやっている会社や経営者はいるんですよ。よく聞くのが飲食店。

オーストラリアの法律をよく知らない外国人学生や移民などを不当に安い報酬で働かせていたとか、残業をさせて報酬を払っていなかったなんてことが当局にバレて、高額な罰金を課せられたとか起訴されたなんていうニュースを聞くことがあるんです。

その当局というのがフェア・ワーク(Fair Work)です。もしもこれをお読みの皆さんの中に、雇用者との間に報酬や有給休暇をめぐるトラブルやハラスメントなどを経験されている方がいらっしゃったら、フェア・ワークに相談すると力になってくれますよ。

ウェブサイトでは労働者の権利について、多言語で説明してあります。日本語もありますよ。フェア・ワークに相談したい方は、自分の母国語で相談できるとも書いてあります。

日本にも、労働基準監督署などの相談機関がありますけど、オーストラリアのフェア・ワークは、明らかに労働者側に立って活動していて、強い法的権限を持っていますから、かなり頼りになるんです。

ずるいことをやっている経営者は、フェア・ワークにバレたらはっきり言っておしまいです。調査員が突然やって来て、記録を調べたり従業員に聞き取り調査を行うなんてことも出来るんだそうで、悪質な経営者は起訴される可能性があります。

未払い賃金を強制的に払わされて、罰金も受けて、起訴までされたら小さい会社はおしまいですよ。

職場の安全に関することで懸念されることがあれば、ヴィクトリア州ならワーク・セーフ(WorkSafe)に相談すると良いでしょう。こちらも強い権限を持った機関です。改善命令を出されて対応を怠ると、業務停止命令が出されたりします。

「フェア・ワーク」も「ワーク・セーフ」も、経営者にとっては怖いところらしいです。


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2026年5月15日

爆弾おにぎりの思い出

「爆弾おにぎり」の定義は、私は良く知らないんですが、我が家では丸いおにぎりを真っ黒になるように海苔で包んだのをそう呼んでいました。


中に具を入れたり混ぜご飯で作ったりしても美味しいでしょうけど、私が作る爆弾おにぎりには何も入っていませんでした。作る時はいつも決まっていて、大量に作る必要があって、何も入っていない塩味だけのが好まれたのですよ。

どういう時に作ったのかと言うと、それはうちの息子が通っていた小学校で、食べ物を持ち寄る機会があった時です。

最初に作ったのは4年生の時です。短期間住んだ日本からメルボルンに帰って来た年でした。その小学校では日本語を教えていたこともあり、私は日本の食べ物を持って行かそうと思いました。

巻き寿司は作るのが大変ですから、小さめのおにぎりを作ることにしたんですが、子供達に受けるかもしれないと思って海苔で包んだ真っ黒の爆弾おにぎりにしたんですよ。

海苔のことを「シーウィード」と呼んで嫌っていたオーストラリア人達が、喜んで寿司ロールを食べるようになった頃でしたから、海苔に拒否反応はないだろうと思ったし、ご飯を塩で握っただけですからね、好き嫌いのある子も食べるだろうと思ったんですけど。

ライスボム(Rice Bombs)と名付けて持たせた爆弾おにぎりは、特に男の子達に大好評でね、あっと言う間に無くなったと息子が言いました。

その後、食べ物を持ち寄る機会があるたびに、息子の友達がライスボムをリクエストするもんですから、私はいつも爆弾おにぎりを作って持たせたんです。

食べ物アレルギーの問題とか衛生問題もありますからね、手作りの食べ物を学校に持ち寄って皆んなで食べるなんてことには問題があるように思いますけど、もう20年も前のことです。今でもこういうことをやっている学校があるかどうかは知りません。


学校全体でやっていたイベントではなくて、クラスの学習活動の一環だったと思います。

担任の先生からの手紙には、食べ物を持ち寄る趣旨と、持って来るのは任意であること、協力していただけると助かりますみたいなことが書いてあるんですが、何も持って来れない子供達は悲しい思いをしますよね。

市販のお菓子を持って来る子も多かったようです。

ちなみに、うちの娘も同じ小学校に通いましたが、娘のために学校に持ち寄る食べ物を準備した記憶がありません。娘も食べ物を持ち寄ったりしたことがあるのか聞いてみましたら、フルーツとチョコレートガナッシュを持って行ったことがあると言いましたよ。

きっと娘のリクエストで作ったんでしょうけど、そんなものを作った記憶はありません。

覚えているのは、息子に持って行かせた爆弾おにぎりのことばかり。何度も作りましたからね。そして、毎回期待されていたわけですから、いつも大好評でした。

どうして突然こんな話を書いているかと言うと、昨日炊飯器に残った少しのご飯をおにぎりにした時に、海苔で包んだら爆弾おにぎりのようになって、それで思い出したのです。

息子にとって爆弾おにぎりを学校に持って行ったことは良い思い出だと思いますけど、当時いろいろとしんどいことが続いていた私にとっても良い思い出の一つです。


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2026年5月14日

犯罪者になる前の支援

昨日の話の続きです。

うちの娘は月曜日から水曜日はメルボルンにある司法心理学事務所で働いているんですが、風邪を引いたために在宅勤務にしてもらい、訪問カウンセリングはキャンセルしたそうです。

この司法心理学事務所で行っているカウンセリングのクライアントは、犯罪を犯した人達です。そのほとんどが知的障害がある人達だそうです。メンタルヘルスの問題も深刻だそうです。

守秘義務というのがありますので詳しい話は教えてくれませんけど、先日は娘のクライアントの一人が自殺を試みて救急車で運ばれるという出来事があったそうで、ショックを受けていました。

一昨日は、別のクライアントが警察に逮捕されたと言ってガッカリしていました。最初に犯したおぞましい犯罪に比べたら軽い犯罪でしたから、すぐに釈放されて、またカウンセリングをすることになるだろうと言っていましたけど。

いろいろとストレスが溜まる仕事をしているようです。

先日、私は日本のニュースサイトで「ケーキの切れない非行少年たち」という本に関する記事を読みました。宮口幸治さんという児童精神科医が書かれた本だそうで、漫画のシリーズにもなっているそうです。

少年院に収監される非行少年達の中には、知的能力が低くて「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない少年が大勢いるということを紹介し、「境界知能」の人々に焦点を当てている内容だそうです。

「境界知能」というのは、「平均的な知能領域」と「知的障害とされる知能領域」との境界に位置する低い知能を表す言葉だそうです。

知的障害には該当しないため福祉の支援を受けにくく、周囲からは「普通」に見えるために、学習や対人関係で様々な困りごとを抱えているのに、それを努力不足とか性格の問題として片付けられがちです。

誤解や不適切な扱いを受けやすい彼等は、成功体験の不足により自信を失いやすく、無力感や孤独感を抱えやすくなり、善悪の判断力が乏しいために非行に走りやすいそうです。

私は娘にこの本のことを話しました。そうしたら、娘は「自分がやっているのはそういう人達の支援だ」と言いました。

彼等が集団の中で他者と関わりながら行きて行くためには、認知機能を改善する必要があるわけで、善悪の判断力や様々なスキルを学ばなくてはいけませんけど、彼等が自ら学んで変わろうとしないと上手く行きませんから、うちの娘のような人達がカウンセリングやトレーニングをしているそうなんですけど。


うちの娘は、大学院の時に司法精神医療施設で研修したことがあります。知的障害のある性犯罪者を収容している医療刑務所みたいなところでした。

そうした性犯罪者の社会復帰のための治療と支援には、大きな困難と限界があって、私は率直に言って「やる意味があるのか」と疑問を感じることが何度もありましたよ。

治療も支援も、税金の無駄遣いのように思える人達がいるんです。施設内で女性スタッフを襲った人もいました。

社会復帰しても再びおぞましい性犯罪を繰り返し、警察に逮捕されて医療施設に戻って来る。それを繰り返している人もいたんです。

知的障害や精神障害のある犯罪者の多くが、虐待などの被害者でもあると娘は言います。ほとんどの犯罪者がひどい家庭環境で育っています。知的障害のために善悪の判断が正しく出来ないし、他の犯罪者に搾取されたり被害を受けたりもしていると。

治療と支援がないと社会復帰は出来ないし、社会に戻って何とか普通に暮らしている人もいるそうですから、簡単ではないし時間も税金もかかるけど、可能性があると判断された人には支援をするしかない。それは分かるんですけどね。

批判を覚悟で言うと、私には莫大な税金を無駄使いしているようにも見えたんですよ。

その医療刑務所のような施設というのは、とても近代的な立派な建物なんです。広い敷地に建つ大きな建物です。そこに、ほんの僅かな数の性犯罪者が収容されていました。一人あたりに使われる税金は莫大なんです。

私はね、一番税金を使うべきなのは教育と福祉だろうと思うんですよ。犯罪を犯してしまった後での支援ではなくて、子供のうちに支援することです。

知的能力の問題を抱える子供達に早く気づいて必要な支援をすることに、もっと税金を使うべきじゃあないんでしょうか。

そうした子供達が家庭で虐待を受けている場合は保護して、受け入れて育てる施設を作るべきではないですか?子供を育てる施設は、娘が研修をした医療刑務所のような大きな建物である必要はないですし、運営費用が何億円もかからないと思いますよ。

そして、子供達が社会に出て生きて行くために必要な能力を教える教育や、成長して就職する際の支援とか、そういうことです。犯罪者になってしまった人達に莫大な税金を投じるよりも、遥かに大事な税金の使い道だと思うんですけど。

難しいことなんですかね。


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2026年5月13日

ホームレス暮らしのうちの娘のこと

うちの娘が、昨年末に住んでいたシェアハウスを出て以来、決まった住む場所を持たないホームレス状態になっていて、ハウスシッターをしたり友人宅に間借りしたりしながら暮らしていることは時々話題にしています。

持ち物のすべてを私達が住んでいる家に持ち帰ったので、家の中が大散らかりのままです。最近は居間のソファーで寝ていましたが、もうすぐ新しいハウスシッターが始まるそうです。

ハウスシッターというのは、簡単に言うと留守番です。旅行などで家を不在にする人が、誰かに家に住んでもらうのです。他人に自分の家に住んでもらう理由はいろいろあるでしょうが、ペットの世話をしてもらうためというのが一番多いようです。

昨夜、晩ご飯を食べ終えたうちの娘が、ヘビの世話の仕方を習いに行ってくると言って出かけました。ハウスシッターをする予定の家で飼われているペットというのが、ヘビなんだそうですよ。飼い主の方から世話の仕方を習うことになっていたのです。

ヘビの世話ねえ…

インドネシアのバリ島で開催された心理学のセミナーに参加して、土曜日にメルボルンに帰って来た娘は、帰って来るなり風邪を引き、月曜日も火曜日も在宅勤務にしてもらっていましたが、昨日の午後は休みをもらったと言ってずっと寝ていたんですよ。

もうすぐ旅行に出かけるヘビの飼い主さんに風邪を移していないといいですけどね。


うちの娘は臨床心理士で十分な収入がありますので、アパート(日本で言うところのマンション)が借りられないわけじゃあないんですよ。自らホームレス状態を選択して暮らしている理由は、アパートを購入するために貯金をしているからです。

家賃や生活費を節約しようとしているわけですけど、娘のせいで私達の家が大散らかりになっていますのでね、はっきり言って迷惑しています。片付けをしてくれと私は何度も頼んでいるんですが、娘はうちの夫の遺伝子を受け継いでいるようで、整理整頓をしません。

忙し過ぎて、片付けをする時間がないというのもあるとは思いますけど。

娘が一般の心理クリニックとは別にメルボルンにある司法心理学事務所でも働いているという話はこのブログでも時々書いていますが、司法心理事務所の仕事ではストレスを溜めているようです。

犯罪を犯した人達の責任能力の有無を判断する精神鑑定とか、知的障害や精神障害があると思われる犯罪者達のアセスメントを行っているそうなんですけど、クライアントへの心理カウンセリングも行っているのです。

そして、クライアントというのは犯罪を犯した人達で、そのほとんどが知的障害がある人達なんだそうです。

長くなって来ましたので、その話はまた明日。


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2026年5月12日

財布を忘れた話

うちの夫は忘れ物が非常に多いので、朝仕事に出る時には決まり文句の「財布・携帯・鍵・メガネ」を言い続けていた私ですが、最近は「携帯」しか言っていませんでした。

メガネはもう無くては見えなくなっていますので常に着けていますし、鍵を忘れて行ったことはもう随分長いことありませんし、最近は持って行くのを忘れるのはいつも携帯電話でしたから。

今朝も夫は6時過ぎには家を出ました。毎日言い続けるとしつこいとは思いますが、今朝も私は「携帯」と言いました。夫の機嫌が悪くなることもあるのですけど、忘れて行った携帯電話をツールショップまで届けさせられるのはまっぴらなので。

ところが、しばらくして夫が帰って来たんですよ。

「何を忘れたの?」
「財布…」

今日は財布か!

夫は目が悪いので、探し物を見つけるのは困難です。こういう時には私が手伝います。探し物を見つけるのは、私は結構得意なのでございますよ。財布なら「黒い四角」を探せばいいので簡単です。

まずは一番可能性の高い夫のデスクを探しました。物がごちゃごちゃと積み重なっていてごみ屋敷状態なんですけど、見渡せばすぐに分かります。財布は夫のデスクにはありませんでした。

ダイニングテーブルにもありませんでした。夫のベッドサイドテーブルにもありませんでした。

「昨日着ていた服はどれ?」

夫は服のポケットを探しましたが、ありませんでした。

昨日は夫は仕事を休み、親知らずを抜いてもらうために歯医者に行って、その後父親の家に行って家のメンテナンスの仕事をして、その後父親と一緒にカフェに行って食事をして…と、いろいろな場所に行っています。

財布をどこかに置き忘れて帰った可能性があります。

「家に帰った時には財布は持っていたのね?」
「イエス…」

娘が居間で寝ていたので電気をつけずに探していましたが、居間の電気も玄関の電気も全部つけました。どこにもありませんでした。その時です。

「あった…」

夫が見つけました。私に見つけられなかった探し物を夫が見つけるというのは珍しいことです。

「どこにあったの?」
「引き出し」

夫のデスクの引き出しの中にあったそうです。

何でそんなところに?

そりゃあ私には見つけられませんよ。

夫の持ち物が置いてありそうな場所というのは限られていますし、探し物の経験から学んでいる私は大抵すぐに見つけられるんですけど。引き出しの中に財布を入れることもあるのかと、また一つ学習しました。

次回は、まずはデスクの上を探し、そこになかったら引き出しを探すようにします。


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2026年5月11日

母の日に思ったこと

このブログを読み返すと、昨年の母の日には、一日前の土曜日に義母(夫の母親)とパートナーが我が家に来て、一緒に会食をしています。

うちの息子がラザーニャとシーザーサラダを作ったと書いています。確かにそういうことがあったなと思い出しましたが、なんだか何年も前のことのように感じます。

息子は、今年も母の日には自分が料理をしようと思っていたんでしょう、「何を食べたい?」と聞いてくれましたので、私は迷うことなく「お寿司」と答えました。それも、お刺身が乗った握り寿司です。

それを息子が作るのは困難です。具材が手に入りませんから。お刺身を売っているお店は近くに1軒あるんですが、私の誕生日に刺身が食べたいと言ったら買いに行ってくれたんですけど、その店では鮭の刺身しかなかったですし、非常に高額でした。

だから、息子は寿司の盛り合わせを買って来ることにしました。糖質(炭水化物)カットの減量ダイエットをしている夫のために、刺身も買って来ました。しかし、やはり鮭の刺身しかありませんでした。


買って来た寿司の盛り合わせも、鮭とハマチと卵だけでしたから、色合いが黄色っぽいです。マグロとか海老とかイカとか、そういう定番の具材を何故使わないんですかねえ。

息子は、卵とネギのお汁を作ってくれました。デザートにマカロンというお菓子も買って来ていました。全部で100ドル(1万円)以上かかっています。

お寿司の盛り合わせは電話で予約しておく必要がありましたが、それも息子がやっていました。息子は、電話に対する恐怖心が強くて、電話が出来ない時期があったんですけど、仕事では電話をしないわけには行かないので徐々に慣れて、どうやら電話恐怖症は克服したようです。

私自身が電話恐怖症になっていた時期があるので、気持ちは分かるんです。普通に電話が出来るようになった今となっては不思議なんですけど、怖くて電話に出ることも出来なかったんですよ。メンタルヘルスの問題って複雑です。

美味しい卵のお汁と一緒にお寿司をいただいて、「こんな日が来るとは…」と私は感慨深かったです。うちの息子が長年いろいろと苦労して来たことはこのブログに書いてきましたが、長い長いトンネルでした。

でも、永遠に続くトンネルなんて無いんです。いつかは暗いトンネルからは出ることが出来るんですよ。

昨年の今頃は、息子はやっと意欲を取り戻して前向きになり、長年の夢だった日本旅行を実現するためにアルバイトに励むようになっていました。そして、念願かなって日本旅行に行くことが出来て、日本から帰って来てから一時はメンタルヘルスが悪化したりもしましたけど、就職することが出来ました。

そして、今は安定した収入を得ることが出来るようになり、昨日のようなご馳走を食べさせてくれたわけでね、私は嬉しかったです。

人生ってね、自分が思うようにならないことは多いです。多くの人が「普通」と考える順序や年齢で物事を達成していくことが出来なかったりもしますけど、皆んな違ってあたりまえなんですから、自分のペースで自分らしく行きていけばいいんだとあらためて思います。

晩ご飯を食べ終えた後、キッチンの片付けをしている息子を見ながら、こうして母の日を祝ってもらって感謝されて、私は幸せを感じました。


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2026年5月10日

母の日の前のブランチ

毎年「5月の第2日曜日」は母の日です。この日は家族がレストランかどこかに集まってランチを楽しむのがオーストラリアでは定番の過ごし方なんですけど、うちの夫は日曜日はいつも仕事なので、そういうのには参加できませんから、母の日の前日の土曜日に会って一緒に食事をするのが恒例になっています。

夫の母が住むヒールズビルという街の外れにある家は、私達が住んでいる家から行くと1時間半はかかりますので、ちょうど中間辺りにあるリリーデイル(Lilydale)という街のカフェレストランで会うことが多いです。

昼だったら大抵この「Locavore」(ロカヴォーレ)というカフェレストランに集まります。義弟の知り合いでケータリングのビジネスをやっている人がいて、その人が始めたお店なんだそうです。

すぐ隣りではギフトショップもやっています。


このカフェレストランは、一歩店内に入ると、素晴らしいコーヒーの香りに圧倒されます。「ああいい匂い!」と思います。

昨日はランチではなくブランチにしようということで10時半に行ったのですけど、母の日の前日だからか店内のテーブルも店の外のテーブルも満席でした。義母とパートナーがテーブルを予約してくれていなかったら座れませんでしたよ。


義母は10代の時にうちの夫を産んでいますので、夫よりも8歳上の私とは12歳も離れていません。現在77歳でまだまだ元気なんですけど、黄斑変性で目はほぼ見えなくなっています。しかし、頭は非常に冴えていますからね、毎回会うたびに喋りまくるんですよ。

「よくもまあ話題が尽きないことだ!」と感心させられるほど、昨日も会った瞬間から分かれるまで彼女のお喋りが止まることはありませんでした。しかも、彼女の声は大きくて、遠くまで通るんです。「ザ・ベストテン」をやっていらっしゃった頃の黒柳徹子さんのパワー全開マシンガントークに匹敵するおしゃべり能力だと断言できます。

義母達と分かれた後、私はうちの夫に言いました。「いつかその時が来たら、彼女のことで懐かしく思い出すのは、まずはあのおしゃべりよね!本当にもうすごいわ!」

多くの友人や知人がいて、素晴らしいパートナーとともに充実した暮らしをしています。前夫(うちの夫の父親)との間では苦労したそうですが、母親も父親も今は別のパートナーと幸せに暮らしています。

本当の母の日の今日は、同じ敷地に住む義弟家族とランチに行くようです。


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2026年5月9日

スーパーも八百屋も花でいっぱい!

今週はいろいろ用事があって近所のショッピングスクエアに何度も足を運んだんですが、目が留まったのは日に日に増えていく花、花、花!

ショッピングスクエア内には花屋さんもあるんですけど、私がいつも野菜を買っている八百屋でも花を売っています。いつもなら花売り場は3メートルほどなのに、今週はそれが拡大してこんなことになっていました。


何だこの大ぼけ写真は?

私も今この写真を載せようとしてびっくりしたところです。

いつもiPhoneで写真を撮っていますけど、こんなにボケたことはなかったんですけど。実はつい先日、カメラにヒビが入っていることに気づいて交換してもらったんです。写真がボケていたこととカメラのヒビに関係があったのかもしれません。

まあとにかく、お見苦しい写真を載せて申し訳ないですが、美しい光景だったんです。

スーパーの花売り場も急拡大していて、入り口付近はお花畑状態でした。昨日は韓国食品店に米を買いに行った帰りに別のスーパーにも寄ったんですが、そのスーパーの花売り場は日本のコンビニ1軒分以上の広さでしたよ。

私達が山の中の家に住んでいた頃によく行ったスーパーなんですが、イタリア系やギリシャ系住民が多く住むエリアにあるんです。日頃から花の需要が高いのか花をたくさん売っているんですけど。

昨日はもうすごい花の量だったから、私は見るだけで幸せな気分になりました。

スーパーや八百屋がこれほど花の販売に力を入れている理由は唯一つ、

明日の日曜日が母の日だからです!

オーストラリアでも、母の日には花を贈ります。カーネーションという特定の花が人気があるわけではありません。八百屋に並んでいた花束の中には、白い菊と薄い紫の花のアレンジで、仏壇にお供えするようなやつもありましたよ。

花をもらって嬉しくない人はいませんけどね、母の日にあの花束をもらったら私はショックを受けるでしょう。まあね、文化というのは民族によって違いますから、私にとっては仏壇の花でももらって嬉しい人はいるんでしょうけど。


母の日には、レストランかどこか素敵な場所に家族が集まってランチを楽しむというのも定番です。もちろん自宅で会食をする人も多いんでしょうが、母の日にはお母さんに料理や片付けをさせるわけには行きませんよ。

うちの夫はいつも日曜日は仕事だし、今日バリ島から帰って来るうちの娘は、明日から友人の家で犬の世話を頼まれているそうで、私達家族は日曜日に集まってランチを食べることは出来ません。

晩ご飯は息子が私のリクエストに答えてお寿司を注文してくれているので、それを家で食べる予定です。卵と豆腐のお汁も作ってくれると言っていますので、楽しみです。


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2026年5月8日

ダニと哺乳類の肉アレルギー

今から4年前の2022年、ニューサウスウェールズ州のセントラルコースト(Central Coast)に住むジェレミー・ウェブ(Jeremy Webb)さん(当時16歳)が、友人達と出かけたキャンプでビーフソーセージを食べた後に呼吸困難となり亡くなりました。

最初は喘息の発作と診断されたそうです。ジェレミーさんは、それまでにも度々呼吸が苦しくなる症状を経験していたそうですが、喘息の発作が原因で亡くなったとは納得できなかったご両親が詳しい検査を求めておられたそうです。

そして、ようやくジェレミーさんが亡くなった本当の原因が分かったというニュースがありました。ダニに咬まれたことによる哺乳類の肉アレルギー(Mammalian Meat Allergy)が原因だったそうです。

聞いたこともない話だったので私はびっくりしたんですが、おそらくこれをお読み皆さんもご存じではないだろうと思います。

このアレルギーは、アルファ・ガラクトースという炭水化物に対するアレルギーで、この物質は肉以外にも牛乳やゼラチンなどの哺乳類製品に含まれるそうです。

そして、驚いたのは、このアレルギーが特定のダニに咬まれることで発症するということなんですよ。

この特定のダニというのは、オーストラリアの南東部沿岸地域に多く生息しているそうで、ジェレミーさんは子供の頃に何度もダニに咬まれたことがあったんですって。

アレルギーの症状は、軽いものから命に関わるアナフィラキシー反応までいろいろです。このアレルギーが原因で亡くなったと確認されたのはジェレミーさんが世界で2人目だそうですけど、まだあまり知られていないアレルギーですから、分かっていないだけかもしれません。

ABC放送のウェブサイトには、牛肉を食べて心停止となり病院に搬送されたシドニー在住の女性の記事もありました。

この女性は命が助かりましたが、4日間の検査でも原因は分からなかったそうです。しかし、後日この哺乳類の肉アレルギーだったことが分かったのです。肉を食べて心停止になった日の10日前に、ダニに咬まれていました。

ちなみに、この女性は住んでいたシドニーからダニのいないタスマニア州のホバートに引っ越したそうですよ。ダニのいるシドニーでは、庭で洗濯物を干すことがサメのいる海で泳いでいることくらいに感じるようになったからだそうです。


ダニに咬まれることにより発症する哺乳類の肉アレルギーが初めて報告されたのは、2007年だそうです。その後、報告は増えているそうですけど、ダニが増えているのか、このアレルギーが知られるようになって検査ができるようになったから診断が増えているのか、そこのところは不明です。

報告される国や地域が増えていることから、このアレルギーを引き起こすダニが、すでに分かっているダニ以外にもいるのかもしれないそうです。

しかし、私達にはダニを見てアレルギーを引き起こすやつかどうかを判断するなんて出来ませんからね、大事なことは咬まれないようにすることしかないでしょう。

蚊に刺されたりダニ咬まれたりして感染する病気は、日本脳炎とかマラリアとかライム病とかいろいろいますけど、哺乳類の肉アレルギーになることもあると私は初めて知りました。

うちの夫がクイーンズランドのモートン島で咬まれまくったミッジは、病気を媒介するとは考えられていませんが、分かっていないリスクがあるかもしれませんしね。大事なことは咬まれないことです。

家の周囲に蚊やダニが発生しないように手入れをするとか、吸血虫がいる場所に行く時には服装に注意して虫除けスプレーを使うとか、とにかく刺されない咬まれないための対策が重要ですよ。

私は普通の人以上に吸血虫に好かれる体質で、うちの夫なんて「ヒロコが一緒だと蚊に刺されない」と断言するくらいなんですけど、私の対策は吸血虫のいる場所には「近寄らない」でございます。

アウトドア派の皆さん、山歩きやキャンプがお好きな皆さん、特にオーストラリアでそういうことをやろうかと思っている方は、吸血虫以外にも危ない虫や毒ヘビがいろいろいますので、行く前によく学習してください。


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2026年5月7日

豚の皮の災難とトラブルいろいろ

うちの夫がクイーンズランドのモートン島でローストポークのカリカリになった固い皮を食べて歯が割れて、最も安い「樹脂を詰めてくっつける」という方法で治療を受けて600ドルを払った話を先週書きましたが。

治療をしなかった他の歯の検査とクリーニングをしてもらいに、仕事が休みだった昨日再び歯医者に行ったんですが、割れた奥歯のその奥の親知らずも割れていたそうです。また来週行って、その親知らずを抜くことになったそうです。

どれだけ費用がかかるんでしょうか。歯が割れるほど固くなった豚の皮を無理して食べるもんじゃあないですよ。


その夫ですが、昨夜はうちの息子と心友のCさんと3人で、有名英国人コメディアンのジミー・カー(Jimmy Carr)の公演に行くことになっていました。

会場のジョン・ケイン・アリーナ(John Cain Arena)は、全豪オープンテニスが行われることでも知られるメルボルン・パークにあって、そこはリッチモンド駅(Richmond)から歩いてすぐなんです。

そして、リッチモンドという街は美味しい食べ物屋がたくさんあることでも有名です。夜8時開演ということでしたから、3人は電車でリッチモンドまで行き、そこで腹ごしらえをしてからジミー・カーの公演に行くことにしていたそうです。

水曜日でしたから予約をしなくてもどこかで食べられるだろうと思っていたらしいんですが、美味しい食べ物屋がたくさんあるとは言っても、メルボルン・パークに近いエリアだと数は限られるわけですよ。

そして、ジミー・カーの公演に来た人も大勢いたわけですから、どこも予約がいっぱいだったり満席だったりして入れなかったそうです。やっと見つけた店はラテン系のバーでした。

小さな店だったそうですが、奥の壁に置いてある自動販売機のボタンを押すと、自動販売機が扉になっていて開き、その奥にバーがあったんですって。

バーですから、お酒を飲みに来る店ですけど、食べ物もあったのでタコスを注文したそうです。ところが、待っても待ってもタコスは出てこない。うちの夫は酒類を飲まなくなっていますし、息子はアルコール飲料が嫌いです。Cさんはモルモン教徒なので、お酒など飲みません。

そういう3人が、場違いなバーでタコスを待ち続けること45分。やっと出てきたタコスはとっても小さくて、3人の男達の空腹を満たす量ではありませんでした。そりゃあそうですよ。お酒のおつまみ的なものなんでしょうから。

まだお腹は空いていたけど、開演までもうあまり時間がないということで、3人は会場のジョン・ケイン・アリーナに移動することにしました。

ところが、運悪く雨が降り出して、傘は持って来ていたそうですが、歩いているうちに横殴りの大雨になり、ジョン・ケイン・アリーナに着いた時には服やズボンがびしょ濡れだったそうです。

ジミー・カーの公演はそれなりに楽しんだそうですけど、席が後ろの上の方で舞台にいるジミー・カーは豆粒のようにしか見えず、スクリーンに映し出されるジミー・カーを見ながら聞いたので、普段テレビで見るのと変わりはなかったそうですよ。

公演が終わったのは10時頃。気温が下がっていましたが、雨は降っていませんでした。リッチモンド駅まで歩き、やっと電車に乗ったのはいいけど、キャンバーウェル駅(Camberwell)からボックスヒル駅(Box Hill)の間は工事のために電車が運休と分かりました。

こういう時は代行バスが走るんですけど、代行バスは時間がかかるんですよ。この調子では帰宅するのが夜中の12時を過ぎると思った3人は、キャンバーウェル駅で電車を降りて、そこからウーバーを呼んで帰宅したそうです。

家に着いたのは11時半ごろだったそうです。Cさんの家は私達の家よりもっと遠いので、帰宅は12時を過ぎたでしょう。

そして息子は、今朝も5時前に起床していつものように仕事に行きました。うちの夫は、今日は遅番で9時からの勤務だそうですから、まだ寝ています。

今朝は気温が5度と寒いです。大雨が降っています。


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2026年5月6日

ジミー・カーの公演と物忘れ

有名英国人コメディアンのジミー・カー(Jimmy Carr)がオーストラリア国内をツアーしています。今日から3日間は、メルボルンのジョン・ケイン・アリーナ(John Cain Arena)で公演します。

ジミー・カーは辛辣でダークなユーモアが特徴だと言われますが、私はこの人の話し方やユーモアのテイストがあまり好きではありません。うちの夫と息子と娘はチケットを買いましたが、私は行かないことにしました。

3人とも今日の公演を楽しみにしていたんですけど、娘はバリ島でのセミナーに行くことになりまして、ジミー・カーの公演には行けなくなりました。娘のチケットをどうするかということになり、うちの夫は同じツールショップに勤める心友のCさんを誘ったのです。

Cさんとはうちの息子も親しくしているので、夫と息子とCさんの3人が行くことになったのですが、このCさんのことは時々このブログでも話題にしていますけど、物忘れがひどくなって来ているんですよ。

ジミー・カーの公演に行くこともすぐに忘れてしまうので、思い出させるためにうちの夫は時々話題にしていたそうですが、先週もまたその話をしました。

「Cさん、来週の水曜日は何の日?」
「水曜日はキミ(うちの夫)が仕事が休みの日」
「そうだけど、何か予定があっただろ?」
「一緒に何かするんだったかな…」
「そう!何をするんだった?」
「どこかに行くんだったかな…」

思い出していると言うよりも、推測しているようです。

「そう!どこに行くんだった?」
「う〜ん…誰かに会いに行くんじゃあなかったかな…」
「そう!そう!誰に会いに行く?」
「う〜ん…」

Cさんは、ジミー・カーの公演に行くことは完全に忘れていたそうです。忘れないように何度も話題にしていたんですけど。

こういう事情なので、うちの夫は何に関することでも、Cさんにはテキストメッセージを送るようにしているそうです。口で言ってもすぐに忘れるので、文字にして残すのです。


「メメント」という映画がありますけど、10分間しか記憶を保てない記憶障害を抱える主人公が妻を殺害した犯人を探す過程を描いている映画ですが、主人公は記憶を保てない対策として、入れ墨をしたり、人物や場所を撮影したポラロイド写真やメモなどを使って記憶を保つ工夫をします。

Cさんは、なんだかそんな感じになって来ているんですよ。仕事では、朝起きたことをお昼頃には忘れているそうです。効果的にメモを取ることが、絶対に欠かせません。

古い記憶は覚えていても最近の出来事を忘れるのは、認知症の初期症状でよく見られる特徴だそうですね。まだ50代半ばのCさん、何が原因でこんなことになっているのか。

専門医の診察を受けたはずなんですけど、どうなったんでしょうか。夫は聞いていないそうです。Cさんは、専門医の診察を受けたことも忘れているのかもしれません。

今夜ジミー・カーの公演を楽しんでも、明日の朝にはもう忘れているかもしれませんよ。


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2026年5月5日

蒸しおこわを作った話

例のチョコレートは、うちの息子も食べていたと分かりました。夫が一人で250グラム全部を食べたわけじゃあなかったので、私の怒りも少し収まったんですけど。

うちの夫が食べる糖質(炭水化物)は、朝ご飯に目玉焼きを乗せて食べるサワードウ雑穀パン一切れのみという減量ダイエットなので、甘いものは我慢し続けているわけですから、何かが引き金になって、例えばデザートボウルに3杯も食べたティラミスが引き金になって、タガが外れるっていうのは分かるんですよ。

こういうのは、とことん我慢し続けるか、時々少しだけ楽しむかのどちらかでしょう。砂糖とかアルコールのように「中毒性のあるもの」を我慢するには「時々少しだけ楽しむ」のは危険だと聞きますが、夫は中毒ではないんですから、我慢し続けることもないと思いますよ。問題は頻度と量でしょう。

ちなみに、冷凍ミックスベリーに無糖ヨーグルトをかけたのを食べていますから、甘いものを完全に我慢しているわけじゃあないんです。


まあとにかく、怒りも収まったので、昨夜も糖質(炭水化物)なしの晩ご飯を作りましたよ。ステーキ肉を焼いたのと蒸した野菜にチーズソースをかけたのと普通のサラダ、そして残り物のケールのコールスローでした。

しかし、昨日はね、前々から作りたい思っていた「蒸しおこわ」も作っていたのです。もう肉を焼いたのと野菜ばっかりはゴメンだと思って。

昨年の10月に岡山の実家に帰った時に、うちの母から作り方を教えてもらった「蒸しおこわ」です。教えてもらったとは言っても、文字にして書いてあるレシピというものがないんですから、簡単ではないんですよ。

分かっていたのは、もち米10合に対して500mlの出汁が必要ということ。出汁は醤油と塩で味付けをして(分量不明)、具材のうち「鶏もも肉、ごぼう、しめじ、竹輪」(分量不明)は醤油とみりんで味付けしておくけど、「ニンジンとグリーンピース」(分量不明)は別に塩ゆでしておく。

もち米は一晩水につけておくこと。そして、最初はもち米だけを蒸す。蒸す時間は「これくらいの固さ」(固いけど食べられるくらい)になるまでで、湯気が上がり始めてから7〜8分かかる。

それを寿司桶に開けて、出汁をかけて混ぜてから具材も混ぜて、それから再び蒸す。今度は柔らかくなるまで、20分くらい蒸す。

実際に見ていないと作れない「蒸しおこわ」の作り方です。手順が分かっても、なかなか作れませんよ。だから、家族に伝わる料理というのは失われてしまうんです。材料も調味料も分量を数字にして書いておかないと。

私はこの「蒸しおこわ」のレシピを書いて、ウェブサイトに載せようと思っています。そうすれば、うちの息子や娘にも作ることができますからね。


うちの母はいつも10合のもち米で作るようですが、私は10合も蒸せるような蒸し器を持っていないので、5合で作りました。ウェブサイトに載せるレシピも5合にするつもりです。

昨日作ったのは味が薄かったような気がするので、もう一度作って調味料の量を決めます。でも、うちの母が作る「蒸しおこわ」はいつも薄い味付けなので、昨日の分量でいいかもしれません。


それにしても「蒸しおこわ」は危険です。私の大好物なんですけど、ついつい食べ過ぎてしまいました。晩ご飯に食べたんではないですよ。作ってすぐに味見を兼ねて食べたんです。

息子が4時過ぎに仕事から帰って来て「蒸しおこわ」が出来ているのを見て、お腹が空いていて我慢ができないから食べてもいいかと言うので、いいよと言ったら丼に取って食べていました。晩ご飯にもまた食べました。

糖質(炭水化物)は食べないはずのうちの夫も晩ご飯に少しだけ食べて、2人とも今日の弁当に入れたので、5合で作った「蒸しおこわ」はあっと言う間に無くなりました。


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2026年5月4日

こんなのやってられるか!

先週の木曜日に、友人のエクリーさん夫婦の家に晩ご飯を食べに行きました。旦那さんが無職になって久しく、事実上の隠退生活になっているんですけど、この日は旦那さんがオッソブーコ(Osso Buco)という料理を作るから食べに来ないかと誘われたのです。

チョコレートを手土産に持って行ったんですが、持って行ったチョコレートの一つは食後に開けて一緒に食べたんですけど、もう一つをうちの夫がもらって帰ったんですよ。エクリーさん夫婦が、自分達は食べないから持って帰れと言うので。

うちの夫は、糖質(炭水化物)を出来るだけ摂らない減量ダイエットをしているんですからね、チョコレートなんて食べてはいけないんです。家にチョコレートがあると食べてしまうでしょうから、私は「もらうな!」と言ったんですよ。それなのに、仕事に持って行ってスタッフと一緒に食べるからと言って、もらって帰ったんです。

それは、ナッツが入った250グラムの分厚い板チョコでした。仕事に持って行くと言ったので持って行ったんだろうと思っていたら、パントリーの上の方の棚に置いてあるのを見つけたんですよ。土曜日に見つけた時には、すでに3分の一ほど食べていました。

誰が食べたのか?

夫以外にいませんよ!

私はね、糖質(炭水化物)なしの晩ご飯の献立に毎日頭を悩ませながら、頑張って作って来たんです。そして、夫の体重は少しずつですが減って来ていたんです。

それなのに、クイーンズランドのモートン島に行っていた2週間の間に肉を食べ続けて、パンや芋も食べて体重が3キロも増えて帰って来て、私は自分の努力が無駄になった気持ちになって、心底ガッカリしたんですよ。

それでも夫が帰って来てからは、また糖質なしの晩ご飯作りに取り組んで来ました。

隠れてチョコレートを食べていると分かった瞬間、怒りが噴火しましたよ。

こんなのやってやれるか!


エクリーさんの晩ご飯は、低糖質で良かったんです。オッソブーコというのは、仔牛の骨付きすね肉を煮込んだ料理で、それを付け合せの野菜とサツマイモのマッシュと一緒に食べたんですから。

ところが、デザートにティラミスが出たんです。特別な機会ですから、こういう時には減量のことは忘れてティラミスをいただいたのは、それはいいと思うんですよ。

でも、夫はお代わりをしたんです。2回も!つまりデザートボウルに3杯もティラミスを食べたってことです。その後、もらって帰ったチョコレートも食べていたとは!

今朝、パントリーの棚を見たらチョコレートは消えていました。ごみ箱に包み紙が入っていたので、全部食べたってことです。

呆れて、頭に来て、「もう協力したくない!」と思いながら、昨晩も炭水化物なし高たんぱく質晩ご飯を作ったんですけど、今日はどうしましょうか。

もう普通の晩ご飯にしたいです。白米のご飯とお汁とおかず、そういうのです。夫が白米を食べたくないのなら、お汁とおかずだけ食べたらいいでしょう?


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2026年5月3日

旅行直前に大あわて

昨年の暮れからずっとホームレス状態になっているうちの娘ですが、最近は私達が住んでいる家に寝泊まりしているんですけど、家には予備の寝室がありませんから、娘は居間のソファーで寝ています。

居間の床に布団を敷いて寝ればいいのに、ソファーでいいと言うのです。うちの夫がクイーンズランドのモートン島に行っていた2週間は夫の寝室を使いましたが、夫が帰って来てからは再びソファーで寝ています。

そして、昨日はソファーで寝ていたせいで背中の筋肉を痛めたと言いました。

背中が痛くても、娘は隔週の土曜日にはクラヴマガの子供クラスを教えているので、休むわけにはいきません。そのクラスが終わってから、友人の家のリフォームの手伝いに行き、重い物を持ったりしたそうです。

そうしたら、背中の痛みが悪化したと言うんですが、当たり前ですよ。背中が痛いのに重い物を持ったりするべきじゃあないんです。その痛みに耐えながら車を運転して帰って来て、夜になってから何をしていたかと言いますと、

旅行の準備です!

娘は、今週インドネシアのバリ島で開かれる心理学のセミナーに参加することになっているんです。今日のうちにバリ島に行って、月曜日からセミナーやワークショップがあるそうなんですが。

バリ島行きのフライトは朝6時半頃の出発でしたから、夜中の3時には家を出ると言いました。そして、その準備を出発直前の夜に始めたわけです。

そして、私にパンツを貸してくれと言ったんです。

バリ島は蒸し暑いけど、蒸し暑い気候に合うゆったりしたパンツを持っていないから、お母さんのゆったりしたパンツを貸してくれと。

私は暑いのが苦手なので、夏用のパンツはどれも綿かリネンのゆったりしたものばかりです。しかし、娘とはサイズが違うのでして、私はサイズ10ですが娘は12です。もしかしたら14かもしれませんよ。

私のゆったりパンツは、娘が着ればゆったりにはならないんですよ。しかも、私の服はペティート(背が低い人用)のサイズ10なんですから、私より身長が15センチも高くて手足が長い娘には、全部丈が短すぎるんです。

そもそも、バリ島に行くことは何週間も前から決まっていたんですから、蒸し暑い気候に合う服を持っていないのなら準備しておくべきでしょう。それをせずに、旅行直前の夜になって準備を始め、運悪く背中を痛めて荷造りも難しいという状態になっていたわけですけど、私は同情しませんでした。

いつもこういう調子なんです。計画的に準備をすることが不十分なために、これまでにいろいろなトラブルを経験しているのに、相変わらずなんです。


息子と私だったら、こういう旅行の時には荷造りリストを作って計画的に準備をすると思うんですけど、娘はうちの夫の遺伝子を受け継いでいるのです。

うちの夫は、何事もぎりぎりになるまでしない人ですから、旅行の荷造りだって出発直前になってするんですけど、娘はそれに輪をかけてひどいですよ。

服はバリ島に行ってから買うしかないでしょう。しかし、観光旅行じゃあないんですからね、「買い物なんていつ出来る?」という話です。

蒸し暑いのが苦手という私の体質を受け継いでいる娘は、汗をかくとすぐに赤い湿疹が出るんですけど、リゾートみたいなところに泊まると言っていましたから、エアコンが効いているはずですよね。

持って行った服で何とかなることを祈ります。


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2026年5月2日

豚の皮と高額歯科医療費

うちの夫が、クイーンズランドのモートン島で従兄弟が焼いたローストポークのカリカリになった皮を食べた時から歯が痛くなったと言いまして、歯医者に行くことになりました。

夫は朝の6時半頃には出勤しているんですが、歯医者の予約が9時45分で、治療が終わり次第仕事に戻らなくてはいけないと言うので、私が車で送り迎えをしました。バスで行っていたのでは時間がかかりすぎますからね。夫はもう車が運転できないので、こういう時には私が助けるしかありません。

痛みがあった奥歯は割れていたそうです。「樹脂を詰めてくっつける」か「抜歯して新しい歯を入れるか」か、治療方法はいくつかあったそうですが、夫は一番安い「樹脂を詰めてくっつける」を選びました。

費用は600ドルだったそうです。1ドル100円の単純計算で6万円ですよ。来週再び予約を入れていて、来週は治療した歯以外の歯の検査とクリーニングをするそうです。それだけでまた数万円かかります。


オーストラリアでは、歯科医療費は基本的にメディケア(公費で医療費の一部を負担する制度)でカバーされません。民間の健康保険に入っていない限り全額自己負担となります。もちろん民間の健康保険の保障内容は様々ですから、歯科治療費を保障する契約でないといけません。

私は10年近く前に上前歯2本の歯根が化膿して、歯根の治療をしてから歯冠を作り直したんですが、その時の費用は総額7,325ドルでした。日本円にすると70万円以上です。

うちの息子と娘が親知らずを抜いてもらった時は、息子が親知らず4本抜いてもらうのに5,000ドル以上、娘が親知らず3本抜いてもらうのに4,000ドル以上かかりました。

現在なら費用はもっとかかるはずです。

ですからね、何度も書いていますけど、オーストラリアに住んでいらっしゃる皆さんや、これから住もうかと考えている皆さんは、歯は大事にしないと大変ですよ。虫歯になったりしたら、最低でも数万円の出費を覚悟しなくてはいけません。

ちなみに、うちの息子や娘が子供の頃には全額自己負担でしたけど、現在は17歳までの子供は一定額までの歯科医療費はメディケアでカバーされるようになっているそうです。

67歳以上で年金を受給している方は、年金受給者優待カード(Pensioner Concession Card)をもらえるそうで、そのカードを持っていると公共の歯科医療機関に行けるらしいです。

まあ、いずれにしても、歯は大事にしなくてはいけません。豚の皮は上手に焼くとカリカリサクサクして美味しいんですけど、歯が割れるほどカチンカチンになったのを無理して食べると高くつく可能性があります。


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2026年5月1日

パッチ・アダムスと私の心配

皆さんは1998年の映画「パッチ・アダムス」をご存知でしょうか。実在の医師パッチ・アダムスをロビン・ウィリアムズが演じました。実話に基づいた映画です。

パッチ・アダムス医師は、患者の心身のケアに笑いやユーモアを取り入れる「ホスピタルクラウン」の先駆者として知られます。愛と笑いこそが最高の治療法であると信じ、患者を笑顔にする活動を今も続けておられるそうなんですけど。

ここからネタバレです。

この映画にはトラウマになるようなエピソードがあるんですよ。パッチの同級生で恋人でもあった女性が、ある男性患者の訪問診療の依頼に応じてその男性の家を訪れ、そこで男性に殺害されるのです。

私はね、近頃このことが気になって仕方がないんですよ。と言うのも、うちの娘がメンタルヘルスの問題を抱えるクライアントの訪問診療というのをやっているからです。

何度か話題にしていますが、臨床心理士であるうちの娘は、通常のクリニックとは別にメルボルンにある司法心理学事務所でも働いているんです。クリニックの方は心配していません。心配なのは、司法心理事務所の方です。

司法心理事務所では、犯罪を犯した人達の責任能力の有無を判断する精神鑑定とか、知的障害や精神障害があると思われる犯罪者達のアセスメントを行っているそうなんですけど、クライアントへの心理カウンセリングも行っているのです。

そのクライアントというのは、司法に関係した人達で、受刑者だったりします。娘は、受刑者へのカウンセリングのためには刑務所にも行っていたんですが、それについては心配していませんでした。刑務所のセキュリティーは厳重ですし、安全対策は十分ですからね。クライアントに襲われるということは無いだろうと思っていました。

心配なのは、刑務所ではない場所に住んでいるクライアントへの訪問診療なんです。司法に関係した人達ですから、おそらく犯罪を犯したけど責任能力が無かったとされて有罪にならなかったとか、何らかの理由で社会復帰への支援が必要と判断された人達なんでしょう。

事前にアセスメントを行って、安全と判断されない限り訪問診療なんてしないし、安全対策は講じてあると娘は言うんですけど、私は娘が訪問診療に出かけて行く度に心配になるのですよ。

昨日は出かけようとする娘に聞きました。

「今日訪問する人は犯罪者なの?」
「いや、犯罪者ではないよ」
「じゃあ安全なのね?」
「統合失調症で危険な人ではあるけどね」

「統合失調症で危険な人」は自宅で一人暮らしなどは出来ないので、ケアをする人が常駐する家に住んでいるんだそうです。だから、その家で二人っきりになるわけではないそうなんですけど、カウンセリング中はもちろん二人っきりになるんですよ。

犯罪を犯す人達に知的障害や精神障害がある割合は高いそうですし、メンタルヘルス問題も深刻だと聞きます。そうした人達の社会復帰を支援するのは大事な仕事だとは思いますが、娘が訪問診療に行く度に私は映画「パッチ・アダムス」のエピソードを思い出さずにはいられないんです。


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