2018年3月16日

レモンの木と雨乞い

最後に雨らしい雨が降ったのは、いつのことだろう。

全く降っていないわけではないんですよ。夏以降も、雨が降る日もあることはありました。しかし、小雨なんかじゃあ庭の草木も生存が難しい様子。

粘土質の地面はカラカラに乾いてカチカチですし、少々小雨が降っても草木の根っこまで水は届きません。小雨の後に30度超えが続くと、強い日差しで再びカラカラに干上がってしまいますしね。

この夏は、ハーブ畑以外には水やりをしなかったので、まだ根が深く張っていないカエデの若木は枯れちゃったみたいです。(箱型野菜畑のイチゴはもちろん枯れています。)

そして、キッチンの窓から見えるレモンの木が、日に日に葉っぱが丸まっていくのが気になってはいたんですが。

このレモンの木周辺の地面は、苔で覆われています。一年の半分は日当たりゼロになるので苔が生えるのです。柑橘系の木に日当たりゼロはつらい。このため、このレモンの木は病気になって、枝がコブだらけになりまして、うちの夫が幹と太い枝の下の方だけを残して丸坊主にしてしまったのがいつのことだったか。

その後、新しい枝や葉っぱが出て大きくなってきたものの、レモンの木の葉っぱがくるくる丸まっていくのはやばいんです。

一度もレモンができたことがないこのレモンの木。

枯れてもいいわ…

などど諦めていたものの、やっぱりこのまま放置するのは可哀想で、ここ1週間ほど毎日木の周囲に水やりを続けてきましたら、ここまで回復しました。


くるくる巻いていた葉っぱも元気になってきました。

でもね、3月に入ってどんどんお日様の高さが低くなってきていますから、もうすぐ日当たりゼロの日々が始まりますし、レモンの木の前途は明るくないです。

ハーブ畑の片隅に植えたレモンの木は、虫に葉っぱを食べられて棒状になってしまったし。


この若木は、現在ここまで回復しています。


先は長い。

箱型野菜畑の近くに植えたレモンの木は、完全に枯れました。水やりするにも、あそこは遠すぎて。

レモンの木はもう1本あります。鉢に植えたやつです。ハーブ畑の隣に置いてあるので毎日水やりをしていたら、ひと夏でずいぶん大きくなりました。


もっと大きな鉢に植え替えなくちゃあいけません。

ああ…

この家に住み始めて4年半。レモンを買わなくても良くなる日が来るんでしょうか。


以前住んでいた家にはレモンの木があって、お店で結構な値段がするレモンを買う必要などありませんでした。

食べきれないほどたくさんでき過ぎるレモンが、木の下に落ちて、腐って、スズメバチが来るので困っていたのだけど。

そのレモンの木がこれ。(注意: 1本の木です。)

この家では、庭の草木に水やりなどしたことは一度もなかったのに。




今思えば、贅沢な悩みだった。


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