2018年3月29日

棒針ネット編みのバッグ(1)

買い物袋として使える「かぎ針で編むネット編みのバッグ」というのはよく見かけるのですが、「棒針で編むネット編みのバッグ」というのをインターネットで探して見つけたのを編んでみましたら、

ナントややこしい難しい!

理論的に考えれば、もっと簡単に編めるじゃないかと思いまして、輪針を使ったマジックループ式でもっと簡単に編む方法を考えました。

すっごく簡単で、あっという間に完成するし、アレンジも自由自在というのが気に入りましたので紹介したいと思います。




バッグの底は、普通に編むと正方形になります。(五角形や六角形にもできますよ。)


1.作り目

かぎ針でモチーフを編む時のように、輪に鎖目を編みます。


これと全く同様にして鎖目を4目編みましょう。



これを輪針の針に移します。


反対側にも鎖目を4目編みます。


輪針の針を抜いて、今編んだ4目を抜いた針に移します。


マジックループの状態にして、増し目をしながら編んでいきます。(ここから後は輪針だけを使用します。)


2.増し目

最初に作った4つの目は、ずっと表目で編みます。(ピンク色のところ、だから省略しています。)

1番目と2番目の間と、3番目と4番目の間でかけ目をして、目数を増やすのです。糸の太さによりますが、かけ目をして目を作らなくても渡り糸で1目増やせる場合は、この段で増やしても良いです。次の段は全部表目です。


基本的に、増し目をする部分はこうなります。


こうして編み進めると、かけ目のところに穴が開いて模様になります。


穴が開いてほしくない場合は、ねじり目にすれば良いでしょう。


増し目をする箇所を4箇所ではなく5箇所にすれば、五角形になります。その場合、最初に作る目数や増やし目をしない段を増やすなどの調整が必要です。

底が希望の大きさになったら、次はネット編みです。

棒針ネット編みのバッグ(2)へ続く


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1 件のコメント:

  1. ワンニャンスキー2018年3月29日 10:38

    かけ目が模様になったの、いい感じですね(=^・^=)

    かぎ針編みでシンプルなネットの袋はよく作ります。
    黄色いリネンで作ったのは、褒められて貰われて行きました。
    伸びるのがネットの袋の良い所、なのでしょうけれど、あまり
    伸びすぎるのもイヤなので、思いっきり締めながら編みます。
    編み終わった頃にはへとへとになります。

    この編地だとかぎ針に比べてあまり伸びないような雰囲気がします。
    ネット編みなんだけど、端正な感じがするのが素敵ですね。

    輪針は初めてですが、是非やってみたいです。
    ありがとうございます^^

    話は違いますが、靴下編み。引き返しをマスターしました。
    いつも三角マチで作っていたので、ヒロコさんが「三角マチは良い」と
    書いておられたのを読み、意を強くしましたが、やっぱりどうしても
    引き返し編みがしたくて。

    覚えてしまえば「なーんだ!!」となりますが、それまでが大変(^_^;)
    何だかややこしくて編む前から腰が引けます。

    編んでいる途中でも「これでいいのかな?」と不安になりますし。
    後で分かったのですが、正しく編めているのに間違えたかもと思って
    ほどいてしまっている場面もありました。
    独習は大変です。

    編めているというだけでは面白くないし、やぱり美しく編み上げたいです。
    田舎だから、教えてくれる人も場所もほとんど無いのです。

    愚痴になってしまいましたが、ヒロコさんのように編み方を公開して下さる
    かたがいて本当に心強いです( ^^) _旦~~

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