天ぷらという案もあったけど、それは流石に嫌だったので、オーストラリア人を和食でもてなす時の定番である「餃子」をメインにしました。
具を作ったのは私だけど、包むのは息子と娘がやってくれました。
夫は鮭の塩焼きも作って欲しかったらしいけど、オーストラリアの鮭は高いんですよ。だから、2切れだけ買ってきて「鮭の炊き込みご飯」を作りました。かさ増しのために枝豆を混ぜました。
それ以外に作ったのは、「インゲンの胡麻和え」「ほうれん草と人参と紫キャベツのおしたし」「大根の煮物」「手作りごまドレッシングのサラダ」、そしてデザートには娘が私のレシピで前の晩にティラミスを作ってくれていました。
やって来たお客様の一人は、こんな感じの人でした。
TVシリーズ「Vikings」 |
金髪・青い目・顔を覆う髭…
思ったことをすぐ口にするのは宜しくないんですが、私ったら、前日からまた血圧が高かったのかやっぱり甲状腺の問題があるのか、疲労困憊的ヨロヨロ状態でメンタルが弱っておりましたので正しい判断力もなく、
「あら、あなた、ヴァイキングにそっくりですね」
と、初対面のその方に言ってしまったのでした。すると、そのヴァイキングが言ったんです。
「ええ、僕はスウェーデン人ですから、そうだとしてもおかしくはないんです」
なるほど、やっぱりヴァイキングの末裔だったか!
餃子を焼いた時点で、それ以上立っていられない程ヘトヘトに疲れた気分だった私は、後は夫に任せて寝ることにしました。(ディナーはビジネスミーティングを兼ねていたので、家族は同席する必要はなかったのです。)
寝る前に、お客様にはお箸じゃなくてフォークがお出しした方が良いかもしれないと思い、様子を見に行きましたら、そのヴァイキングさんが上手にお箸を使いながら大根の煮物を食べているじゃあないですか。
お皿にはインゲンの胡麻和えや餃子を取り、鮭の炊き込みご飯なども上手にお箸で食べているヴァイキングというのは、めったに見る光景ではありません。
なんか非常に違和感がありました!
もう一人のお客様は、イウォーク(Ewok)に似ていると思いましたが、これは流石に言いませんでした。
こちらもお箸がとても上手で、餃子を食べまくっていました。
ヴァイキングさんとイウォークさんは、和食に大変満足されてご機嫌だったところへ、夫がティラミスをお出ししたところ、もう飛び上がらんばかりに大喜びされ、大満足してお帰りになったそうです。
それは良かったけど…
これからは、料理を作る私に相談してから人を食事に呼んでください。
お帰りの前に1クリックを!
ヒロコさん。
返信削除ご主人はヒロコさんのお料理上手をひけらかしたくて(言い方が悪いかな・笑)
ついつい人を呼んじゃうんじゃないかしら?
和食は世界中で大ブームでもありますし。
鮭の炊き込みごはん・枝豆入りは凄く美味しそう(=^・^=)
鮭は体にいいですし。体調の悪い時でも鮭だけは食べられます。
鮭、買ってこよう!!
私のお料理上手をひけらかしたくて…って、その通りですよ。最近は娘の料理の腕前も自慢したいらしくてね。しかし、これが度々となると、作る我々は大変なのです。人を呼ぶと、お料理だけじゃなくて、掃除とか普段以上にするじゃないですか。食事の後の洗い物とか片付けとか、しなくちゃいけないことがたくさんあるのです。この日は、私はサッサと寝ちゃったから、キッチンの後片付けや洗い物は夫がやったようですが。
削除サッサと寝ちゃう。
返信削除いいですね、それ!!
ご主人、お皿を洗いながら楽しいお食事会の余韻に浸ったのでは(=^・^=)
自分で何でもしてると、周りはそれが当たり前になっちゃうみたいです。
疲れたら寝る。お皿、逃げていかな~~い!!
そいう私もクソ真面目なところがあって、長い間何もかも自分でやってました。
ご飯は一汁三菜でなきゃダメとか思い込んでたり。
そうじゃなく、もっと緩くていいんだと気がついたのは本当に最近です。
もっと早く気づいてたら人生をもっと楽しめたのに。
などと思ってみたりする今日この頃(^_^;)
性格ってなかなか変えられないですが、ゆるゆるしたいです。
人を呼ぶとお掃除も気合が入りますよね。その後、どっと疲れる。
昔は夏休みともなると、二人の義姉が子連れで期間をずらし一か月ずつ
帰省してました。その間、上げ膳据え膳。お腹が大きい私を手伝う気全く無し。
義姉のご主人たちは一か月も放っておかれて平気だったのかな?
羽伸ばしてたのかな(=^・^=)
今と違って、とても内気だったので何も言えなかったです。
今だったら「あれやって、これやって」と言えると思います。
ヒロコさんの大変さがよくわかるので、つい書きこみしちゃいました。
頑張ってとはとても言えない。
寝ちゃったヒロコさん、正解です(=^・^=)