2018年3月6日

増え続ける中国語の看板

メルボルンの東地域で急増中の中国人人口。

以前はまだボックスヒル(Box Hill)あたりで止まっていたのが、ボックスヒルから北のドンカスター(Doncaster)周辺へ、さらに東のナナワディング(Nunawading)やミッチャム(Mitcham)へ、そしてもっと東のリングウッド(Ringwood)へと、どんどん増えています。

ショッピングセンターはまるでチャイナタウンみたいだし、売家や借家の見学日などには中国人だらけだし。

英語など全く話せない父母世代や祖父母世代もやって来るわけだけど、あの人達は一体どうやってビザを取って移住して来ているんだろうと不思議なくらいです。

中国人はお金儲けに熱心ですから、人口が増えている地域では、当然その地域の小中企業や商店が次々に買収されていっています。

ショッピングセンター内の飲食系の店など、いつの間にかほとんど全部中国人の店になっているし、看板が中国語になっていくのを見れば分かります。

フランチャイズの店なら中国人が経営する新店舗を見てもそれほど驚きませんがね、そうではない店、人気のある飲食店や各種販売店が、あるいは自動車の修理整備場のようなサービス業の店が、看板に中国語を加えたりしているのを見ると、中国人に経営が代わったなと思います。

農場やワイナリーなどが買収されたというニュースなど聞くと、なんだか嫌な感じです。

私に人種的な偏見があるのかもしれませんがね、ピザやパスタのレストランはイタリア系の人にやってもらいたいし、ギリシャ料理のテイクアウェイはギリシャ人にやってもらいたいし、タパスの店はスペイン系の人にやってもらいたいし、寿司の店は日本人にやってもらいたい。

この店は儲かる!

となると、何でもかんでも買いまくるのは、どうなんでしょうね。

メルボルン中心地の北にあるカールトン(Carlton)という街のライゴン・ストリート(Lygon Street)は、イタリア料理のレストランやケーキの店やカフェが立ち並び、リトル・イタリアとして大変人気がありました。大勢の人が集まる人気スポットでした。

でも、ここのレストランを中国人が買収して中華料理店にしてしまった。

街の雰囲気がすっかり変わってしまいました。

もうリトル・イタリアじゃありません。そうなると、人々を引きつけるパワーを失うのですよ。

中華料理やアジア料理が食べたい人達は、そういう料理店が多く集まる街、例えばリッチモンド(Richmond)とかチャイナタウンとも呼ばれるリトル・バーク・ストリート(Little Bourke Street)に行くのです。そして、そこのアジア的な雰囲気を楽しむのです。

イタリア街のレストランを買収して、中国人経営のイタリア料理レストランというのも嫌な感じだけど、中華料理屋にしてしまうとは!

以前にもこのブログで記事に書いた、私達家族のお気に入りピザショップが、ある日中国人経営に変わり、入り口に大きな金色の招き猫が置かれ、薄目のサクサク生地に強火で焼かれたあの美味しいビザ(いちばん好きだったのはベジタリアンピザにアンチョビを追加してもらったやつ)が、ピザ風のパンになってしまいました。

二度と行っていません。

最近は、公共サービスの建物内にも、必要に迫られてのことでしょうが中国語の案内板やサインが出ています。

英語の国に暮らすんだから英語を勉強しなくてはいけないという意識がないでしょ、あの人達。

増え続ける中国語の看板を目にする度に、非常に苦々しく思うんです。

何ごとも、節度というものが大切で、その土地の文化に敬意を払いつつ、人々に不快な思いをさせないよう配慮しながらやっていくのが良いと思うんですよ、私は!

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