2018年1月13日

やっぱり眠れない

爆睡でスタートした2018年は幸先が良いぞと思ったのですが、睡眠薬無しで眠れたのは正月だけ。

やっぱり眠れません。

先月、具合が悪くなって寝込んでいた時、

今両親から電話があって、再びどこの誰かが病気だの死んだだの、自分たちの健康問題などを聞かされたら、苦しさに耐えられないだろうと思いまして、母親の携帯電話にしばらく電話をしないでくれとメッセージを送ったのです。

その後、お正月にはほとんど回復していたとは思うのだけど、朝から新年の挨拶の電話をかけることを思い悩むあまり具合が悪くなりかけて、結局私は電話をしませんでした。

私からの電話はなくても、向こうからはメッセージの一つくらいは来るものと思っていた私。特に実家に集まる妹達からはメッセージが来るものと思っていたのですけど、メッセージは来ませんでした。そういうことを期待していた私が間違っていたのでしょう。

それが気になってしようがないのです。

私には二人の妹がいて、いずれも実家に近いところに住んでいますが、この二人から電話やメールやメッセージなどをもらうことはありません。

以前は、私の方からは電話をしたり姪たちへ誕生日プレゼントを送ったりしていたのですけどね。常に一方通行で、なんだか虚しい気持ちがして止めてしまいました。誕生日プレゼントに至っては、お返しが大変だから止めてくれと言われて。

今では、私の方から電話やメールをしなかったら、私達姉妹は一年中連絡を取り合うこともないのです。

私の何かに怒っているのだろう!

必ずそう考えてしまいます。だから、怖くて電話ができません。

今年のお正月に電話をしなかったことについて強い罪悪感を感じている私は、せめてその後の状況報告をしようと思いまして、先日短いメッセージを送ったのですが、音沙汰なしです。

私の責任だ!

両親は腹を立てているに違いない。妹達も「長女のくせにお姉ちゃんは無責任だ」と文句を言っているに違いない。高齢の両親を見捨てたと、怒っているのだろう。

会いに帰って来いと、何度かメッセージを貰ったことはあるので、10年以上も帰国していない私のことを責めているのは確実です。

どうしよう…

電話をかけて非礼を謝らなければ!

そういうことを考え続けているものですから、私はどんどん落ちて行っています。

妹達が私に何の連絡もしてくれない理由は、本当は分からないのですけど、母が何の連絡もしてくれないことの理由を考えると、罪悪感と責任放棄感と自己嫌悪感とで押しつぶされそうな気持ちになるのです。

でも、怖くて電話はできないの。

以前、インターネットを使って顔を見ながら話をしたり、写真やビデオを送ったり、もっと頻繁にメールを送ったり、そういうことがしたかったのでインターネットが使えるようにしてほしいと頼んだところ、両親も妹もインターネットなど使うことがないから不要であると言いましてね。

帰って来いと言われても、

一時帰国なんて経済的にもメンタル的にも今はできないし、

永久帰国はありえないのだし。だって、ここが私の生きる場所なんですから。

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2 件のコメント:

  1. 初めまして。Hirokoさんのブログ、いつも楽しませてもらっています。
    私も家を出てもう10年以上ですが、母親、姉弟との関係はそんな感じです。私の母は「インターネットもパソコンも高いから要らない。」といつも言います(帰国時に勧めたとき)。
    スカイプはおろか、子供たち(母にとっては孫)の写真を送ることもできません。
    電話も一度もかかってきたことがありません。
    すると自然と疎遠になってしまって。。けれども連絡をすれば喜ぶので、きっと待つ派なのでしょう。
    その一方連絡しても自分の話をするばかりなので、これがちょうどいいなあと思っています。
    Hirokoさんはやさしくて、面倒見のいい方なんだなぁと感じます。無理せずご自愛ください。
    大丈夫ですよ。みんな自分のことで手一杯なだけです。
    若輩者が失礼致しました。

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    1. 小池さん、コメントありがとうございます。おかげさまで元気が出ました。

      子供達が小さかった頃は、ビデオを編集してVHSテープを送ったり、無理をして帰国したり、いろいろしましたけどね。海外在住者の多くが必ず悩むことの一つが、高齢になった両親の介護のことなんだとか。個人それぞれに事情があるので、その時その時に自分にできる最善のことをするしか他にどうしようもないと、最近は思っているんです。

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