2018年1月16日

超悲観的ノロノロ安全運転

息子は運転に慣れてきたようです。後続車が繋がるノロノロ運転は続いていますが、繋がると道路脇に止まって後続車を先に行かせ、またゆっくりと進み始めるというマイペースぶりがよろしい。

最初の頃は、

そんなに前にして大丈夫か?

というくらい運転座席を前に動かして、ハンドルにしがみつくような「怒り肩&前のめり運転」だったのに、運転に慣れるに従って座席を少し後ろに調整したりしています。

肩の力が抜けて来ましてね、「あそこ、どっち?」「右っ?左っ?」「車線はこれでいいのっ?」「ああっ、また後ろ繋がってきたっ!」などと叫ばなくなりました。

運転の練習を楽しめるようになりつつあります。

しかし、興味深いのは、運転しながら息子が気にしていることが、どれも普段私が気にしていることと同じなんですよ。

「くっそ〜、また後ろ繋がってきたあ〜!」
「制限時速で行ってるのにい、なんでぴったりくっついてくるんだよ!」
「ここ80キロ? そんなにスピード出せない!」

そのノロノロ運転もビクビク運転も、仮免許試験や卒業検定を繰り返し落ちた私の若い頃の運転にそっくりなのです。

私ったら、自慢じゃないけど、仮免許試験は実技だけじゃなくて学科も落ちましたからね、2回も…。

勤めていた小学校の教頭先生と自動車教習所の所長さんが知り合いで、私は大至急に運転免許を取る必要があったので頼んでくださってねえ。特別に教習員室の片隅で一人だけ3回目の学科試験を受けさせてもらったのでした。

忘れもしないわ。

「学校の先生をしているような人が、こんな学科試験を何回も落ちてちゃダメでしょ」って言われたんだった、あの時。

現在の私は、もちろんノロノロ運転でもビクビク運転でもありませんよ。スピード違反で3回も罰金を食らっていますし(4キロオーバーで)、結構攻撃的な本性が出たりもするんです。

息子も、きっといつかは免許が取れる日が来るんでしょう。

今はあんなだけどな。

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