2020年6月22日

映画のような感染拡大

メルボルンの北西部と南東部の6つの行政区域が市中感染が急拡大しているホットスポットであると公表され、どうしても必要な理由がある場合を除いてこれらの6区域へ入らないでくださいと保健当局が発表しました。

禁止ではないので罰金はありませんけど、まず皆さんそれらの区域に行くのは避けるでしょうね。今日は各地で検査を受ける人が列を作ったそうです。

土曜日の規制再強化の発表時には、感染がどのように拡大しているかについての詳細は発表されませんでしたが、今日の新聞に載っていました。

まるで映画「コンテイジョン」のようなウイルスの広がりぶりです。

例の黒人差別抗議デモに規制を無視して参加した人達の中から感染者が複数見つかりましたが、そのうちの一人はノースランドショッピングセンターのH&Mで働いていたことは報道で知りました。そのH&Mのショップのスタッフ合計4人が感染していたことが分かったそうです。

感染源は分かっていませんが、その4人から確実に感染は広がっているわけです。そして、そのうちの一人がデモに参加していたんですよ。本人は全く知らなかったとは言え。

だから1万人も集まっちゃあいけないんです!

自宅隔離を無視して家族が集って、感染を広げた家族の子供が学校で感染を広げ、感染した先生が他の生徒に、スタッフに、自分の家族にと感染を広げていたようです。知らないうちに。

クラスターと言われる集団感染場所が見つかった場合は、接触者の追跡も含めて対応が比較的容易だと思うんですけどね、どこでどうやって感染ったのかが分からないようなケースが問題なんです。そして、そういうケースが増えているということなんですよ、その6つの行政区域で。

徐々に普通の暮らしに戻っても大丈夫というムードになっていたのに、本当は今日からレストランやカフェには50人までが入ることができるはずだったのに、エンターテイメント業界も元気を取り戻しかけていたのに、今や再び「不要不急の外出はするな」になっています。

やっと始まったプロスポーツも、AFL(オーストラリアン・フットボールのプロリーグ) は、選手に感染者が出て再び中断していますし。

ワクチンや治療薬ができるまでは、私達は新型コロナウイルスとともに生活するしか無いんですからね、徹底的な検査とデータ分析に基づいた正しいやり方で規制の緩和を徐々に行っていくしか、普通の暮らしに戻る道はないんですから。

6つの行政区域(Hume, Casey, Brimbank, Moreland, Cardinia and Darebin)の住民の皆さんは、できるだけ家から出ないようにしてくださいとのことです。


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