2020年6月24日

カレー味には干しぶどう

突然ですが、またこの話題です。

この件につきましてはね、確かにこれまでに度々記事にして、怒りを発散させては来たんですけどね。

気にしても無駄なことだとは、分かっているんですよ。しかし、そこはやはり貴方、まがいなりにも趣味でレシピサイトなんかをやっているくらいですからね、カレーだって日本のカレールウを入れて溶かしただけというのじゃあなくて、時にはちょっとこだわって作ったりもしたいわけです。

こだわって作った時には、ちゃんと味わってもらいたいわけじゃないですか?

ああ…

この話題になる度に思い出すのは、私の妹がかつて嘆いていた「何にでもお醤油をじゃぶじゃぶとかけて食べる」彼女の夫の悪癖。

仕方ないじゃないの?そういう育ちなのよ!

そう言ったのは私です。

その私が、カレー味なら味見もせずに干しぶどう(サルタナレーズン)を大量にふりかけて食べるうちの夫の悪癖に、嘆き続けて20ウン年。

「お願いですから、干しぶどう無しで味わってもらえませんんか?お料理した人への敬意を表すのも大事なことです」そう言った私に、夫が言ったのは「十人十色」。

そういうことじゃあないんだよ!

頼んでるんじゃないか!

この敬意も感謝もへったくれもない夫の態度は、晩ご飯がカレー味の場合に示されるわけですが、私もね、一時期はカレー料理に特別の努力や工夫をするのは時間と材料の無駄ということで割り切っていたんですけど。

ある日、絶対に干しぶどうが合わない味のカレーを作ってやろうと思いまして、魚とワカメと青梗菜と青ネギ(玉ねぎじゃあなくてわざわざ青ネギ)と生姜を出汁で煮た和風カレーを作りました。

「今日のカレーにはワカメが入っているからね。魚を出汁で煮て醤油を入れてるから!」と警告を出した私の目の前で、大量の干しぶどうをふりかけた夫。

このおっ!

ようっし、もっと魚臭いツナ缶とグリーンピースのお醤油カレーはどうだ?

やっぱり干しぶどうを大量にふりかけた。

お豆腐とほうれん草の真っ黒カレーはどうだ?再びワカメも大量投入だ!

やっぱり干しぶどうをふりかけた。

「お母さん、お願い、もう止めて!」

と娘に懇願されて、やれるものならやってみろチャレンジは休止しましたけど、夫も意地になってやっているんじゃあなかと思うんですよ。

どうしてあそこまで頑なに、カレー味なら何でもかんでも、味見もせずに、何が入っているかを考えもせずに、干しぶどうを大量にふりかける?パラパラなんていうレベルじゃあないんですからね。ドバッと山盛りですから。

くっそう!

負けたくないけど、味音痴には勝ち目がないっていうことか。


お帰りの前に1クリックを!



0 件のコメント:

コメントを投稿