まだ「売れた」わけではなくて「売れるかもしれない」という話なのは、その人がしばらく使ってみて気に入ったら買うということになっているからです。
トラックを買うことになるかもしれないのは、うちの娘の親しい友人Lさんで、「アンブローズ尊厳死で逝く」という記事で書いた老犬アンブローズの飼い主だった方です。
この方は臨床心理士なんです。自分のクリニックと病院で心理カウンセリングをされています。通勤にはスクーターバイクを使っておられるそうで、これまで車が必要ではなかったので持っていなかったそうですが、事情があって必要になったんだそうです。
車を買うならトラックを買いたいと思っていたそうですけど、そこのところが私にはよく分かりません。普通車の方がよほど便利だと思うんですけどね、どうしてトラックなの?
とにかく、Lさんから偶然にトラックを買いたいと思っていると聞いたうちの娘が「私のお父さんはほとんど使うことがないトラックを持っている」と言ったら、Lさんがそのトラックを買うことに興味があるとおっしゃったんです。
それを娘から聞いたうちの夫が、トラックを売ることに興味があると言ったら、昨日は土曜日でLさんもうちの娘も夫も皆んなが仕事が休みでしたからね、早速トラックを見に来るということになったんですよ。
ちなみに、Lさんは女性です。私より少し背が高いくらいの小柄な方です。街中のマンションに住んでおられますし、仕事は臨床心理士ですし、トラックが欲しいというのが私には理解できなかったんですけど、お会いして話を聞くとユニークな方だったんです。
木工が趣味なんだそうです。臨床心理士になる前は路面電車の運転手をしていたこともあるそうです。
近いうちに新たに犬を飼う予定で、その犬はセラピー犬にしたいので、本格的なトレーニングを受けさせるんだそうです。そのために車が必要なんだそうですが、田舎の方に引っ越すことを考えているので、車を持つならトラックが良いとずっと思っていたんだそうですよ。
突然Lさんがトラックを見に来るということになったもんですからね、トラックの掃除も片付けも一切したことがなかったうちの夫は、雨が降る中、レインコートを着てトラックの片付けをしていました。
うちの夫が助手席に座って、Lさんは運転の練習に行かれました。帰って来て家の前の道路に並列駐車するのを見ましたが、お上手でしたよ。どうやらトラックの運転は初めてというわけではないようです。
トラックそのものは気に入ったようでしたが、2〜3週間乗ってみて購入するかどうかを決めるそうです。
うちの夫がオファーした値段はなかり安かったですよ。あの値段でトラックを買えるのはお得だと思いますけど、新車のトラックを買う経済力はおありでしょうからね、どうなるか分かりません。
夫のトラックはカーラジオが故障していますし、二人乗りで車内に荷物を置くスペースがありませんから、私なら不便に感じると思うんですけど、荷台に収納ボックスを取り付ければその問題は解決します。
とにかく、トラックは我が家から姿を消しました。
買ってくださるといいですけどね。そうすればもう、私があのトラックを運転して配達や店舗間の商品の移動を手伝わされることもないですから!
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