住んでいたシェアハウスは、大家さんがこっそり賃貸業を営んでいる家でしたから、正式な賃貸契約というものが無いので住んでいる者は法律で守られていないわけなんです。娘は出ていけと言われてすぐに出ていくしかなかったみたいなんですよ。
娘の親しい友人が住むシェアハウスの住人が2ヶ月ほど旅行に行くので、その人の部屋に2ヶ月間住めることがすぐに決まりました。ちょうどその後その親しい友人も2ヶ月ほど旅行に行くので、その友人の部屋に2ヶ月間住むそうです。
ですから合計4ヶ月はその家に住めるのですけど、その後どうするかは決まっていないそうです。
まるで部屋の又貸しに聞こえるでしょうが、ちゃんと申込書を出して大家さんから許可を得ての短期賃貸契約なんだそうですよ。
娘は今週から司法精神医療施設での研修が始まりましたので、木曜日までは引っ越しをする時間が無いということで、とりあえず日曜日に持ち物を全部我が家に持って帰ったわけですが、必要な物だけを持って昨日引っ越して行きました。
必要な物以外は箱に詰めて、私が寝室として使っている予備の部屋に積んでありました。家の中がグチャグチャで大散らかりだったんですが、ちゃんと全部片付けて行きました。
娘は大量の食品も持って帰っていましたので冷蔵庫や冷凍庫がいっぱいになっていたんですが、それらの多くを家に残して行きました。しかしね、残して行ってもらっても嬉しくないんです。
そうした食品は、「ダンプスター・ダイビング」(Dumpster Diving)で手に入れた食品なので、全部賞味期限を過ぎているからです。
「ダンプスター・ダイビング」とは、スーパーなどが売れなくなった商品などを廃棄するのに使う業務用ごみ廃棄コンテナからまだ食べられる食品を手に入れることで、うちの娘はこれを定期的にやっているのですよ。
野菜はフニャフニャになっていても使えます。傷みかけていれば、傷んでいる部分を切り取って使えます。パン類はすぐには食べ切れませんから冷凍しておきます。
賞味期限を少し過ぎていても食べられる食品は多いです。乳製品は難しいですが、私はいつだったか娘が持って帰った8リットルの賞味期限を過ぎた牛乳でコッテージチーズやクリームチーズを作って冷凍したことがありますよ。
娘が残して行った食品のうち、賞味期限を何年も過ぎた出汁の素とか調味料類がありましたが、それらはすべて捨てました。やっぱりちょっとねえ、何年も過ぎていると食べたくないです。
クラッカーがたくさんありますが、ナッツや種が混ぜてあるクラッカーは風味が悪くなっていたし湿気ていたので捨てました。
新品の電気毛布も見つけて持って帰っていましたが、やはり不良品で使い物にならなかったので捨てました。
こうして、我が家のゴミ収集容器は、娘が「ダンプスター・ダイビング」で手に入れたものでいっぱいになっているのでございます。
それにしても、スーパーの業務用ごみ廃棄コンテナにはね、まだ十分に食べられる食品が、多くの場合は箱ごとキレイな状態のままで捨ててあるんだそうですよ。今は冬で寒いですから、コンテナの中で腐敗してしまうこともないですしね。
夜の闇に隠れて「ダンプスター・ダイビング」などしなくても、そうした食品をシェアできるもっと簡単な方法があればいいのにと思いますよ、ホントに。
そうそう、睡眠不足の件ですが、娘が引っ越したので昨夜は予備の部屋で一人でぐっすり寝ましたよ。夜中に夫の携帯がピンピン言ったりしないし、おトイレに起きて電気を点ける人もいないし、ベッドが揺れて目が覚めたりしないし、やはり良い睡眠には一人で寝るに限ります。
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