2024年7月16日

ガスの安全点検

天気の悪い寒い日が続いているメルボルンです。毎日のように雨が降っています。

昨日は、ガス器具の安全点検をする人がやって来ました。

ヴィクトリア州では賃貸住宅の供給者に対してガス器具の安全点検が義務付けられています。10数年前、ガスヒーターによる一酸化炭素中毒で2人の男の子が亡くなった事故をきっかけに安全点検が義務付けられたんだそうです。

もちろんその費用は賃貸住宅の所有者の負担です。先日は電気の安全点検にも来ましたけど、賃貸住宅に備わっているものはすべてが正常に機能していなくてはいけないという法律があるんだそうです。それは窓やドアも含まれます。

私達が住んでいる家の家主は、そういうことに責任を感じる良い人だし、管理している不動産屋も「そこまでしてくれなくてもいいのに」と思うくらいに対応が細かく迅速です。

キッチンの天井に出来たシミだってですね、私達は希望してもいなかったんですがペンキ屋さんがペンキ塗りに来ましたし。

ですから、オーブンのドアが壊れた時も不動産屋に連絡すればすぐに直してもらえたでしょうけど、うちの夫が部品を取り寄せて自分で直しました。ああいう事をするのが好きなんですからいいんですよ。自分で直せて気分が良かったでしょう。

ガスの安全点検は、都合の良い日時に予約するようにと言われて、昨日の午前中に予約していました。我が家は必ず誰かが家にいますから、何時に来てもらっても大丈夫だったんですけど。

最初は午前9時から12時の間に来るということだったんですが、その後予定変更の連絡が来て、午前7時から9時の間に来るということになったんです。

朝の7時は早いですよ。まだ真っ暗ですしね。「そんなに早く来るかなあ」と思ったけど、先日電気の安全点検の人が朝の7時半に来たことを思い出しました。

7時半から12時の間に来るということだったんですけど、7時半前に居間のカーテンを開けたら家の前にヘッドランプを点けている車が停まっていて、7時半になったら車から降りてやって来たんですよ。

ガスの安全点検も、7時から9時の間に来ると言うんだから7時に来る可能性があると思いました。そして、7時前に居間のカーテンを開けらた、

やっぱりもう来てる!

家の前にヘッドランプを点けている車が停まっていたんです。

そして、7時になると同時に車から降りてやって来ました。まだ真っ暗でしたよ。ずいぶん朝早くから働いているんですねえ。

我が家のガス器具は、キッチンのガスコンロとセントラルヒーティングのヒーターとガス給湯器の3つだけですが、点検には1時間半もかかりました。ガス漏れとか一酸化炭素の発生などを調べたんでしょうけど、随分時間がかかるものなんですね。

全く問題なしだったそうです。


この家に引っ越す前に10年間住んでいた義妹(夫の妹)所有の家は、家族からの賃貸で不動産屋を仲介していなかったし義妹はドバイ在住ですからね、何か問題があると自分達で修理を手配しなくてはいけませんでした。電気やガスの安全点検などしませんでしたよ。

次々に物が壊れる家で本当に苦労続きだったんですけど、現在住んでいる家は快適です。家主が良い人で信頼できる不動産屋が管理していますから、何か問題が発生すれば迅速に対応してくれます。

暑い1月に給湯器が壊れた時は、不動産屋に連絡をしてから2時間のうちにプラマーがやって来て、新しい給湯器を取り付けてくれましたしね。

夫が勤めるツールショップには歩いて行けるし、駅にも歩いて行けるし、スーパーにも歩いて行けるし、近くのバス停からはメルボルン市内まで直通のバスが停まることも分かったし、迷惑行為連発の隣人はいないし、周囲は静かで騒音問題はゼロだし。

この家を見つけられたことはラッキーでした。

しかし、夫の目がさらに見えなくなって仕事が続けられなくなったら、とても家賃を払い続けられませんから、また引っ越しです。

夫は目が見えない、私は目がまわっている。そんな状況で、どこに住んでどうやって暮らして行くんでしょうか。車がないとやって行けないような場所には住めないということだけは確かです。


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