2024年7月6日

難し過ぎる繕いもの

ボタンが取れたとか、縫い目の糸がほどけたとか、ソックスに穴が開いたとか、そういうのは自分で簡単に繕えます。そういうことが出来るようになるために、小学校の家庭科で手縫いを習うんですからね。

私は、手縫いの繕いものにとどまらず、ミシンを使った縫いものも結構して来ました。というのも、うちの娘がダンスを習っていましたからね、年末のコンサートが近づくと衣装作りをしなくちゃあいけなかったんです。

材料はすべてバレエスクールが提供します。型紙通りに裁断したものを説明書と一緒に渡されるんです。ボランティアの親や生徒達が布の裁断をする日というのがありましたよ。

衣装は各自の責任で準備しなくてはいけませんでしたが、ミシンなんて持っていない人も多いですからね、縫い物が得意なお母さん達が衣装作りを有料で引き受けていました。そういったサービスを利用する人も多かったですが、私は自分で作っていたのです。

クラシックバレエのチュチュだって作ったんですよ。あれは一生の思い出です。

クラシックバレエの衣装は、チュチュではないものでもレースだとかシークイン(スパンコール)とかビーズだとか、そういうのを手縫いで付けなければいけない場合が多いです。


もともと物を作ることが好きなので、衣装作りは楽しかったですよ。

ちなみに、こうして制作される衣装は全てバレエスクールの所有物になり、別のコンサートや発表会、コンテスト等で生徒に利用されます。

しかし、

手が痛くて編み物をしなくなったのと同じように、私は目が見えにくくなって縫い物もしなくなりました。

娘の衣装作りだけではなくて、自分が家で着る簡単なパンツとかエプロンは手作りしていたんですけどねえ。クッションとか小物入れのポーチとか買い物バッグとか、いろいろ自分で作っていたんですけど。

今はもうミシンを使うのが難しいです。

糸や針が見えないんですもの…


実はね、先日から気になっていた靴下があるんですよ。買ってまだそれほど使っていないのに、かかとの横のところに穴が開いてしまって。

昨日やっと繕うことにしたんですが、やはり簡単ではなかったです。

黒い靴下で穴の状態が全く見えないんです。それを黒い糸で繕うんですからね。しかし、ただの靴下ですし、靴を履けば見えない場所ですし、穴さえ閉じればいいやと思って繕いましたけど。

老眼鏡をかけてデスクランプの明かりの下でやっていたんですが、あまりにも見えないので夫のデスクに取り付けてある拡大鏡付きのデスクランプを使いました。こういうやつです。


これは本当に便利な道具ですよ。

私は爪を切る時もこれを使うんです。そうしないと見えないから。

こんなに目が悪くなるとは思いもしなかったですが、目を酷使し過ぎたんでしょう。特に長年コンピューターのモニターを見続けて来たのは良くなかったかもしれないと思います。

そろそろ目の検査をしなくちゃあいけません。もっと強い眼鏡が必要です。


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