M. W. クレイヴンの「ワシントン・ポー」シリーズは、読むのが止められない面白さだったから英語でも楽しく読めたんですけど、「ワシントン・ポー」シリーズに匹敵するような本をなかなか見つけられませんでした。
早く次が知りたくて読むのが止められないくらいの面白さでないと、英語で読むのはしんどいです。
私が一番好きな歴史関係のノンフィクション物は、英語力不足のせいでしょうけど読み進められませんでしたし、「ワシントン・ポー」シリーズと同じ警察犯罪物はどれを読んでもちょっとイマイチだったんです。
賞を受賞している、レビューの数が多い、評価が高い、そういうのを頼りに探していたんですけど、多くの作品はサンプルを読んだら興味がなくなってしまって、買って読もうという気にならなかったです。
しかし、昨日読み終えたオーストラリア人作家マイケル・ロボサム(Michael Robotham)の「Good Girl, Bad Girl」という本は楽しめましたよ。日本語版も出版されています。日本語版は「天使と嘘」というタイトルですが、何でそういうタイトルに?本の内容に合いませんけど。
オリジナルの「Good Girl, Bad Girl」というのもかなりイマイチのタイトルではあります。
主人公は臨床心理士のサイラス・ヘイヴンという人物です。警察の捜査にも協力しています。このサイラスが関わることになる殺人事件と児童養護施設で出会って里親として引き取ることになるティーンエイジの少女エヴィーとの2つのストーリーが展開します。
やはりこういうフィクションでは、登場人物の設定が重要ですね。「ワシントン・ポー」シリーズの魅力は、何と言っても主要登場人物のワシントン・ポーとティリー・ブラッドショーでした。
「Good Girl, Bad Girl」のサイラス・ヘイヴンとエヴィーも魅力のある登場人物です。スティーグ・ラーソンの大ベストセラー「ミレニアム」三部作に登場するミカエルとリスベットもそうですよね。少し関係が似ています。
著者のマイケル・ロボサムさんは、長年調査ジャーナリストとして英国やアメリカで犯罪調査に関わったそうで、やっぱりそうした経験と知識があってこその内容です。
「Good Girl, Bad Girl」を読み終えましたので、シリーズ2作目の「When She Was Good」を読み始めました。これも非常にイマイチのタイトルですが、内容は期待しています。
ところで、
今日書きたかったのは、本の話じゃあないんですよ。
この「サイラス・ヘイヴン」シリーズですが、早く次が知りたくて読むのが止められなくなる本ではあるんですけど、
読み続けられなくなったんです!
理由は目がぼやけて読めなくなるから。
私は2種類の老眼鏡(乱視入り)を使っています。読書の時は度が一番強い読書用のを使いますが、本にのめり込んで1時間も休みなく読んでいると文字がぼやけて来ます。しかし、読むのを止められませんから、ぼけぼけの文字を何とか読もうと試みるわけですよ。目を薄目にしてみるとか、目に力を入れてみるとか、距離を調整するとか、いろいろして。
無理をして読み続けていますとね、何をどう頑張っても読めなくなります。眼精疲労っていうやつでしょ?老眼鏡の力を借りてもピント調整が出来なくなってしまうんですよ。
そうなってしまうと、もう近くのものは何も見えません。何もかもぼけぼけです。iPhone の画面はもちろんのことコンピューターのモニター画面でも文字は読めなくなります。ちゃんと見えるのは少し離れた場所だけ。
そして、再び見えるようになるまで時間がかかるのですよ。もちろん老眼鏡をかけたらの話です。
見えなくなってしまうと大変不便なので、文字がぼやけ始めたら早めに読むのを「あきらめる」ことが肝心だと分かりました。残念ですけど仕方がないです。
目がよく見えないと本当に苦労します。目の酷使はいけません。
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