私はどちらの格闘技についても詳しくないのですが、ブラジリアン柔術というのはオーストラリアでも競技人口が増えているそうですよ。
「クラヴ・マガ」がスポーツと言うよりも、実際に役立つ格闘術の習得が重視されるのとは違い、ブラジリアン柔術というのは世界的な組織のあるスポーツ競技なんだそうですね。
しかし、「クラヴ・マガ」の学校で学ぶブラジリアン柔術は、格闘術としての面が重視されているそうです。そりゃあまあそうでしょう。
暮らしの中で起こりうる不利な状況において、反撃して脅威を排除するために闘うのが目的ですから、ブラジリアン柔術の技も知っていれば有利なんでしょう。
先日、学校でブラジリアン柔術の試合があったそうです。制限時間5分で行われ、原則「なんでもあり」の試合だったそうですが、娘の最初の対戦相手はなんと、
男性だったんですって!
娘よりも身体の大きい人だったそうですよ。
男女分けしないんですか?それって大丈夫なんですか?
試合は、決まった技によるポイント数が多い方が勝ちです。ポイントが同点だった場合は、ペナルティーポイントが少ない方が勝ちだそうです。柔道のように一本勝ちというのもあるそうです。
詳しい話を聞いたのに覚えていないのですが、結果は娘の勝ちでした。自分よりも身体の大きい男性に勝ったんです。手加減してくれたのか、相手も本気で闘って娘が勝ったのか、どうなんでしょうか。
次の対戦相手は女性でした。
20秒で一本勝ちだったそうです。
ブラジリアン柔術は、投げ技による一本勝ちは無いそうで、寝技による関節技か絞め技で相手がタップをしたら(参ったという意味)一本勝ちになるそうです。
ということは、組み合ってあっという間にギブアップさせたということですね。
ちょっと怖いな…
3人目の対戦相手も女性でした。
ポイントでは娘がリードしていましたが、首を絞められて苦しくなり娘がタップをしたので一本負けとなりました。その時4分58秒。もう2秒頑張っていたら勝っていましたけど、タップを我慢しすぎると失神してしまうことがあります。
いずれにしても、ブラジリアン柔術の最初の試合は自分でもなかなかの結果だったと思っているようです。
それにしてもですね、
自分よりも身体の大きな男と組み合って、投げたり抑え込んだり倒したりひっくり返したり首を絞めたりするんですよ。
よくやるわ…
何度も書きますけど、娘は今、強くなることに夢中なんです。
身体が強くなるにつれてメンタルも強くなりましたからね、ホントにもう別人のようですよ。
摂食障害でガイコツみたいになっていた時期もあるんです。自傷して身体を傷だらけにしていた時期もあるのです。パニック障害で家から出られなくなっていたんです。
そういう時期があったことが不思議なほど元気になって、もちろんお母さんは嬉しいんですけど、どんだけ強くなるんだろう…
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