睡眠不足による体力の限界が迫っている感じだったんです。
頭が重くて朝起きた時から頭痛はしているし、目をしっかり開けていることもできないし、常にふらふらフワフワしているし、脳みそがちゃんと働いていない感じがするし。
犬のビシューが月曜日に家に帰ったらよく眠れるようになるとは限らないんだから、睡眠薬を処方してもらわないとダメだと思いまして。
リム医師は、お世話になり始めた頃は本当に若いお医者さんでしたが、今やクリニックでも中堅です。最後に診てもらったのは2019年の終わり頃ですから、2年半以上も前のことですよ。
この間、私は回転性の目まいと止まらない鼻血で入院した時を除いて医者のお世話になることは無かったんです。
久しぶりにお会いしたリム医師は、ジーンズを履いていました。ファッションはいつもながら今どきの若者のそれです。
元気に挨拶をした後、この2年半は医者の世話になることもなく、抗うつ薬無しでなんとかやれていることや、回転性の目まいと鼻血で入院したことなどを話した後、最近の体調不良のことを説明して睡眠薬「ゾルピデム」を処方してくださいと頼みました。
リム医師は「はい分かりました」と処方箋を書いてはくれませんでした。
「血圧を測ってみましょう」
「え?血圧?そうか!」
血圧が高い可能性もあるんだった!
どうして血圧のことを考えなかったんでしょうか?
私は時々体調がすぐれない時に血圧を自分で測ってみると血圧が高いということがよくあるのに、最近の体調不良はもう完全に犬のビシューのせいにしていたので、血圧のことなどすっかり忘れていましたよ。
血圧を測ってみましたら、リム医師は何も言いませんでした。
まさか!
以前にもこういうことがあったんです。
その時は、最高血圧が190以上あったんです。リム医師も私もびっくりしたんですけど、何度か測っているうちに160台になったので、「まあいいか」ということにしたんです。
「高いですか?」
「高いです。もう一度測ってみましょう」
170に近かったです。
待っている間に、家でも体調が良くない時には血圧を測っているという話になりまして、最高血圧はいつも140以上だということや時には150を超えていることを話しました。
しばらくしてもう一度測りましたら、最高血圧は167でした。最低血圧も100に近かったです。
「ヒロコさん、もう何か始めないといけません」
「何かって何をするんですか?」
「薬ですよ」
これはもう仕方がないです。
最近の体調不良の症状は、どれも高血圧が影響していると思いましたから。そして、その高血圧は睡眠不足が影響しているとも思いますけど。
放置すると脳梗塞や心筋梗塞など命に関わる病気につながる高血圧はれっきとした病気ですからね、薬を飲んだ方が良いと言われたんだから飲んでみます。
睡眠薬「ゾルピデム」も処方してもらいましたが、「よく分かっていると思いますけど、続けて使い過ぎると危ないですからね、十分に気をつけて使ってくださいよ」と念を押されました。
よく分かっていますよ。
睡眠薬の依存にだけは絶対に二度となりたくありませんから、気を付けます。
「ゾルピデム」の警告事項には「夢遊行動」というのもあるんですよ。「おそろしや睡眠薬」という記事にも書きましたけど「夢遊行動」は私も経験していますので、それも注意します。
「ゾルピデム」は小さな細い錠剤ですが、睡眠導入のためなら錠剤を2つに割った半分の量でも私には効き目があるので、昨晩は半錠飲みました。
目が覚めた時、もう朝かなと思ったら、
まだ夜中の1時過ぎ!
失望感は半端なかったです。
3時頃にもまた目が覚めて、いつものように4時半頃にはすっかり目が覚めてしまいました。それでも、昨夜は合計すれば7時間近く眠ったことになりますから随分マシですけど。
朝までぐっすり眠るなんて夢のような話です。
次回「ゾルピデム」を飲む時は、半錠ではなくて1錠飲んでみます。
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