空はどんよりと曇って薄暗く、雨が降っては止む、そんな日が続いているメルボルンですが、私は気分的に非常に暗いです。
まずは、ほら例のキッチン床の修理。
これがねえ、寄木細工の木製ブロックを90%敷き詰めたところで、ベテランのハンディーマンのBさん(70歳)は膝が痛くなっちゃったとかで、作業はストップしているのです。
我が家の床をやってくれた日の翌日前半は、どこかの家のカーペットを敷く作業があったらしいのですけど、しゃがんだりして膝を使う作業ですからね、膝が痛くなっちゃったんですって。
私も右膝に爆弾を抱えていますから、分かるんですよ。分かるんですけど…。
洗濯室兼おトイレ兼バスルームの便器の横でお料理をするようになって、
もう4ヶ月なんですよ!
最初からプロの大工さんたちに修理完了までを頼むべきだったのよ。どうしてうちの夫はそれに賛成してくれなかったのか。プロの大工さんに頼もうという私の2回に渡る提案に怒りを爆発させましたからねえ。
疲れているのは分かるけど、家にいる間は寝ているかテレビを見ているかで草切りもしないので、我が家はご近所で最も雑草が密林のように生い茂る家として噂になるつつあります。
それはともかく…
気持ちが沈んでいく最大の原因は、新型コロナウイルスです。
トイレットペーパーや米が売り切れているせいではありません。オーストラリアでも感染者が増えているというニュースをお読みになったかもしれませんが、ヴィクトリア州では感染者数は合計10人です。
中国から来た人とイランから来た人およびその家族や関係者だけですから、感染は拡大してはいないんです。
問題は、ヨーロッパにおける感染の拡大なの。
特にドイツの!
ここ数日の間に、20人くらいだった感染者数が一気に増えて、今はもう400人を超えているんですよ。
来月予定している私の「人生初のヨーロッパ旅行」は、怪しい雲行きになってきたということで。
ドイツ国内では、大きな感染源となっているイタリア人に対する差別は見られないものの、アジア人に対する差別が問題になってきているそうじゃあないですか。
ヨーロッパに行く前に、ドバイ在住の義妹の40歳の誕生日を祝うためにドバイに滞在する予定ですが、そのドバイも感染者数が増えてきています。
多くの航空会社が運行便数を減らしているそうですけど、中には倒産してしまった航空会社もあるようですけど。
私ね、今回のヨーロッパ旅行は物凄く楽しみにしていたんです。
2006年に短期間住んでいた日本から戻ってきて以来、私が旅行したのはたったの1回きり。ゴールドコーストに家族旅行したんですが、あれも義妹からのプレゼントでした。ところが、あの時は義母が付いて来たから(誰も知らなかった)ストレスがたまる旅行になったんです。
とにかくね、あのゴールドコースト旅行を除くと、私はどこにも出かけていないのです。そんな経済的な余裕はなかったし、メンタルが病気だった時も長かったし。ずっと家にいたわけよ。
ああ…
これで、今回のヨーロッパ旅行が中止になったら、
何を楽しみに生きていけばいいの…
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