まだ死者は出ていませんが、時間の問題でしょう。
私が住んでいるメルボルンからはやや離れた東の郊外でも、マスクを付けている人を見かけるようになってきました。
スーパーに押し寄せて棚を空っぽにする人々がいる一方で、どうも全く危機感を感じていないらしい人々も大勢います。イベントが次々にキャンセルされてはいるのですが、様々な場所に人々は集まって行楽の秋をエンジョイしていますよ。
シドニーに近い有名な人気スポットのボンダイビーチやマンリービーチでは、気温が上がった金曜日、何千人もの人で賑わったそうです。
Social distancing in Bondi pic.twitter.com/UwgJFwhHiH— Tom Steinfort (@tomsteinfort) March 20, 2020
ちょっとこれは…
「人が大勢集まる場所を避けなさい」「他の人との間に1.5メートル以上の距離を取るようにしなさい」と、政府はくり返し言っています。これは「ソーシャル・ディスタンスィング(Social Distancing)」と呼ばれる感染症予防対策です。
でも、ビーチに繰り出す人々は、屋外なら危険がないとでも思っているのでしょうか。
ビーチの近くにはカフェやレストランも多く、そういう場所は感染が広がりやすいですよ。
今朝、車で出かけた時に見たのですけど、我が家の近くにあるコミュニティー・テニスコートでは、いつもの土曜日と変わりなく大勢の人が集まってテニスを楽しんでいましたし、近くのカフェも人で溢れていましたし、土曜日のショッピングセンターも相変わらず大混雑でした。
ショッピングセンターにはね、朝早く行けばティッシュがあるかと思って行ったんですけど、もうすでに大勢の買い物客でごった返していて、トイレットペーパーもなければティッシュもないし、店内の半分くらいの棚はすでに空っぽでした。
混雑するショッピングセンターは、ビーチやテニスコートよりも遥かに危険です。私は、もうそのショッピングセンター内のスーパーを利用するのはやめようと思います。
「特に出かける用事がない人は家にいなさい」とのことなんですから、家にいるようにします。
ところで、メルボルンのカジノは「ソーシャル・ディスタンスィング」のルールが免除されて営業が続けられていましたが、大批判を受けてカジノのゲームルームは閉鎖されることになったそうです。
当たり前だよ!
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