2016年12月11日

会社の年末謝恩ディナー

日本でも12月には各種の忘年会が開催されまして、飲み過ぎ食べ過ぎが話題になるわけですけど、私も昨晩はすっかり飲み過ぎ食べ過ぎて、今朝は気持ちが悪いのでございます。

夫が勤めるツールショップの年末謝恩ディナーがリッチモンド(Richmond)の「Romulus and Remus」というレストランで開かれました。こういうイベントには、社員の配偶者あるいはパートナーも一緒に招待されるのが普通です。

また、費用は全て会社持ちという場合が多いのです。

日頃、ツールショップのユニフォーム姿しか見たことのない人達がドレスアップしているので、見違えました。

うちの夫でさえ、息子の卒業式にはあんな格好で出かけたというのに、昨晩はR.M.ウイリアムズ(Williams)のズボンに水色のシャツ、金ボタンの紺色ジャケットに黒の高級革ブーツというドレスアップぶり。なによ、ちゃんと入る服があるんじゃん!


ちなみに、私はドレスなど持っていないので、いつものようにパンツとブラウス。でもね、ツールショップのオーナー夫婦の奥さん(イタリア系)のドレス姿を見て、ドレスを着たくなりました。彼女のドレスは個性的でとてもアーティスティックで素敵だったのです。普段は彼女もユニフォーム姿なんだけど、昨晩は髪の毛もメイクもすごく素敵だったの。

さて、レストランの名前「Romulus and Remus」というのは、かの有名なローマの建国神話に登場する狼に育てられた双子のロムルス(Romulus)とレムス(Remus)から来ているそうで、ここのお料理は主にイタリアンです。

前菜で出たサラミのようなお肉の薄切りと美味しいパンとスパークリングワインで、たちまち満腹の私。最近、肉を殆ど食べなくなっているので、肉はお腹にこたえるんです。


昨晩のお料理はイベント用のセットメニューの一つだったようで、何と子豚の丸焼きが登場いたしまして、一同大興奮!



豚肉の中で最も美味しいと言われる(と昨夜聞いた)ほっぺたの肉は、オーナーが美味しそうにお召し上がりになっていました。


いやあ、子豚の頭がお皿に乗っているんですよ。そこからほっぺたの肉をほじくり出して食べるというのは、私にはできません。オーナー、嬉しそうですね。

小豚の丸焼き一頭分だけでも食べきれないであろうというのに、チキン料理や子羊料理も登場し、テーブルの上は大皿に盛られた肉肉肉!


もちろん、並べられた大皿山盛り肉の殆どは食されることもなく、「こんな無駄な話はない!」と憤慨しておりましたら、プラスチック容器が配られ、お持ち帰りしたい人はどうぞいくらでも好きなだけ詰めてお持ち帰りくださいとのことでした。

ああ...。

最後はもちろん、トドメのデザート。定番のカッサータとかティラミスとかジェラートのミニドーナツ付きとか、もうねここ1ヶ月の涙ぐましい減量の努力が一晩で水の泡と消えたわけでございます。

食べ放題飲み放題のディナー以外に、オーナー夫婦からは感謝のメッセージ付きクリスマスカードとプレゼント(高額商品券を含む)が各社員に渡されました。正直言って、ボーナス(現金で)をくれた方がありがたいのにと思う私でしたが、楽しいディナーではありました。

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