2016年12月25日

トライフルというデザート

オーストラリアに住むようになって初めた食べた食べ物はたくさんありますが、一口で恋に落ちた(一口食べる前に一目で恋に落ちていた可能性あり)食べ物の筆頭が、何と言っても「トライフル」です。

皆さんもご存知でしょうか。

「トライフル」は元々は英国のデザートだそうです。基本的には、スポンジケーキ、カスタード、フルーツ、ゼリー、泡立てたクリームを層状に重ね、一番上はクリームとフルーツ(好みでナッツも)で飾ります。

「トライフル」のスポンジケーキはしっとりと湿っていなくてはなりませんので、フルーツジュースとかポートワイン、スイートシェリーなどの洋酒をふりかけます。

「Trifle」というキーワードでグーグルすると、いくらでもレシピが見つかりますよ。

ただし、レシピと言っても作るのは簡単です。

Summer Berry Trifle

Rhubarb & Berry Mascarpone Trifle

トライフルは味だけでなく見た目も工夫しやすいので、センスの良い人はとても美しいデザートに作り上げますが、うちの夫の家族の中では義母の姉のジョーン(夫の叔母)がその人。

彼女はデザート作りの達人なのです。

オーストラリアで最初のクリスマスに食べた「トライフル」は、もちろんジョーンが作ったものでした。彼女の作る「トライフル」は、スイートシェリー酒をたっぷりと使うためお酒の味がとても強いのですが、それが良いのかも。

初めて食べた「トライフル」には、グリーンのゼリーが入っていて、その色合いが私には NG的ではあったのですが、確かに美しかった。そして、お酒の味たっぷりに湿ったスポンジとカスタードとクリームとそのゼリーとフルーツのコンビネーションが、人生初の味でした。

それ以来、私の「トライフル」好きは家族内でも有名になってしまったほど。本当に「トライフル」には目がないんです。

ちなみに、私のレシピはこれ。レシピというか設計図。重要なポイントは、スポンジケーキ(あるいはジャムロールケーキ)を黄桃の缶詰のジュース(シロップではダメ!)やスイートシェリー酒でしっかり湿らせることです!


まだ作ってみたことがない方は、ぜひ一度作ってみてください。

気に入ったレシピを探して作るもよし、自分の好きな材料を好みで重ねてデコレーションするもよし。

ところで、今日は予想気温37度のクリスマスです。

義母の家に総勢20人が集まります。

家から出られなくなっているうちの娘は行きません。私は、風邪が良くなりましたので、行ってきます。ドバイ在住の義妹が帰ってきているのですから、行かないわけにはいきません。

義母ののジョーンが来るなら、必ず「トライフル」を作ってきてくれるんですけど、彼女は来ません。義母のの一族がすでにやって来ているわけですが、彼らはとにかくにぎやか。「飲んで食べて喋って昼寝のクリスマス」になるものと思われます。

無宗教主義の我が家には、クリスマス飾り一つありませんけど、宗教とは関係なく「家族が集まる日」ということで、メリークリスマス!

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