先日VCEの試験結果が発表され、うちの娘は希望通りメルボルン大学へ進学するのに十分な ATAR の得点を獲得できたわけですが、実は我が家ではもめています。
先日の親バカ記事「最優秀賞を受賞」に書いたのですが、娘は11年生だった昨年(12年生クラス)「心理学」で学校トップ、今年は「英語」と「文学」でトップになりました。
10月の最終試験でも「英語」と「文学」は自信のある科目でしたから、その2科目で点数を稼げるはずでした。
ところが、実際の試験結果を見ると「英語」ではA+が並んでおりまして予想通りの好成績だったのですが、自信があった「文学」は評価が低かったのです。
ヴィクトリア州内の「文学」を選択して学んだ全生徒の試験を採点した人が何人いたのか分かりませんが、試験は小論文式ですから、特に「文学」の場合は採点者の経験や読書歴が影響するのではないかと思うのです。
低い評価に疑問を感じたのは、シャーロット・ブロンテ著の「ジェーン・エア」についての小論文で、娘はジョン・ミルトン著の「失楽園」に強く関係づけた内容のものを書いたそうなので、採点者がジョン・ミルトンの「失楽園」に詳しくなければ、あまり意味をなさない内容かもしれないと言うのです。
うちの娘のように、試験結果に疑問を持った生徒は、採点内容の詳細を要求したり自分の学校で採点を調査することができます。試験結果が郵便で届く時にその申込書が同封されているんですよ。
少し費用がかかりますが、ATAR の得点に影響が出る可能性があるわけですし、生徒にこうした採点調査の機会が与えられているのは、良いことだと思いますね。
科目によっては明らかな採点ミスも可能性としては考えられますし。
さて、うちの夫は「文学」の採点調査を申し込むべきだと申しておりますが、娘自身はすでに希望の大学に入れるだけの ATAR の点数を獲得していることでもあり、「もういいです、この結果を受け入れます」と言っています。
ただし、同じ学校の「文学」クラスで勉強した同級生(おそらく担当の先生も)は、娘の試験結果には大きな疑問を持っているようです。
もし ATAR の点数がギリギリだったら、きっと採点調査を申し込むとは思いますがね。まあいいか...。
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そもそも採点の基準が難しい科目ですから、異議を申し立てるのもまた難しそうですね。詳細を出してもらうって自分の学校で調査してもらって、その後は受験者個人が自分で異議申し立てをして、再採点を依頼する形になるのですか?
返信削除それにしましても、VCE結果といい学校での受賞暦といい、大変に優秀な娘さんで将来が楽しみですね!!
おめでとうございます。
採点の詳細を出してもらって自分たちで調査し、問題が見つかれば再採点を依頼できるようです。州内全生徒が同じ試験を同時に受け、採点者が異なるとなると、そういう異議申し立てシステムも必要でしょうね。
削除さて、うちの娘ですが、優秀なのは良いとしても、家から出られないままだと大学には通えませんので、いかにしてパニック障害を克服するかが課題です。健康が一番大事だと思います。
今更ですがこの記事にコメントをさせてください。
返信削除まだ高校生ですがいつも楽しくブログを読ませていただいております。去年、私も12年生の科目をとったのですが、その結果から再採点をしてもらうと思います。しかし、申し込みに手違いがあり生徒自身での試験の調査を申し込んでいません。もう点数は変わらないかと思われますが、一応出すつもりです。来月に、手紙で再採点をお願いすればよいのでしょうか?
突然の質問で失礼ですが、再採点についてなにか少しでも教えていただけるととてもありがたいです。
お悩みですね。結果発表から時間が経っていますが、私が思うに、一番良いのは在学していたハイスクールの先生に相談するか、VCAAに電話して手続方法を聞いてみるといいのではないでしょうか。
削除そうですよね。先生にもVCAAにも相談をしたのですが、採点はあっているはずとのことであまり相手にしてもらえず。来月やはりVCAAに手紙で再採点を頼もうと思います。
削除今年はいよいよ12年生なので頑張ります。