2016年7月27日

スカウトは辞退するもよう

ある会社からキャラクターデザイナーとしてスカウトを受けたうちの息子ですが、その会社からの雇用のオファーはフルタイムで今すぐにでもということらしい。それは困るんだわ。

だってですね、息子は2年コースの2年目後半に入ったところで、これから集大成となるプロジェクトが始まるんです。しかも息子はプロジェクトチームのリーダーで、そのチームは息子が企画したプロジェクトをやることになっているんですって。

それを今やめるわけにはいかないし、息子としては優れた作品を作って、コース終了後に本当にやりたい仕事ができる会社への就職を目指すと。

ですからこの度のスカウトは辞退する方針であるとのことでして、お母さんも同意見です。

それはそうでしょう!

このようなスカウトは今後もいろいろあるでしょうし、スカウトされなくてもですね、希望の会社に自分から売り込むと、そういう意志を持ってプロジェクトへの意欲を見せる息子ですから応援してやらないとね。

どんなプロジェクトなんだろう…。なんか野球関係のゲームだとか言っていたけど、息子は野球なんか知らないと思うのでどんなゲームを作ろうとしているのか想像もつきません。

野球のビデオゲームだったらすでにいろいろあるだろうに…。

「ねえ、あんたが作るって言ってるそのゲームは、点数を競うわけ?」
「違う、最近のゲームはそういうのじゃない」
「じゃあ、どういうの?」
「説明するのは難しい」

ということですから、質問するのはやめました。

もともとゲーム関係のものには興味が全く無いお母さんは、たとえ息子が説明してくれても、途中で飽きて聞く気がしなくなるのがおちです。

ということでですね、ナオキくん!「いつかカイくんが作ったゲームをしたい」という君の夢は、実現に向かっておりますよ。

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