2023年10月3日

考えもつかないような出来事

これまでの私の人生において、考えもつかないような出来事が度々起きました。幸い大きな自然災害には遭っていませんけど、聞いたことも無いようなアクシデントを経験してきました。

交通事故を6回も経験しています。高校生の時、ある朝起きたら口が開かなくなっていたという珍しいトラブルも経験しています。うつ病にもなったし。

最近では、前庭神経炎の回転性のめまいで倒れて救急車で病院に運ばれましたが、キッチンで転倒して顔面を強打してレモン大のたんこぶが出来た時も救急車で運ばれました。

鼻血が止まらなくなって入院したこともありました。今年の8月には、熱い油を顔面に浴びて病院に運ばれました。

なんでこんなことが起きる?

そう思うような考えもつかないことが度々起きるので、自分自身はびっくりはしますけどそれほど動揺しなくなっていますが、家族はショックを受けるんですよ。

一昨日、うちの夫を勤めているツールショップに送って行った時にもアクシデントが起きました。

その日の朝は、ツールショップで廃棄する予定のダンボール箱を引っ越し用にもらって帰ることにしていたので、私は駐車場でハッチバックのドアを開けて待っていました。

他のスタッフはまだ誰も来ていませんでしたし、もちろんお客も来ていません。駐車場にいたのは私だけ。

私の車はハッチバック式のカローラで、結構汚れているんですけど、汚れているだけではなくて、いろいろな所に蜘蛛が巣を張っているのを見たので、待っている間に落ちていた小枝を使って蜘蛛の巣を取っていたんです。

ハッチバックのドアの上辺りの蜘蛛の巣を取っていた時ですよ。ドアを少し押さえてしまったんでしょうドアが閉まり始めたので、止めようとしたんです。

ところがですね、ドアが重いせいか閉まり始めたら止められないようになっているのか、止めようとしても止められなくて、気がついた時にはドアのフレーム部を持っていた左手の小指が挟まれてしまったんです。

バタンと閉まったんじゃあなくてジワーと下がって来たんですから、指が挟まれそうだったら放せばいいのに、「あああっ」と思った時にはもう左手の小指は動かせなかったんです。

あわてて右手でドアを開けようとしたんですけど、これがどういうわけだか開かないんですよ。挟まれた小指は痛くなって来るしドアは開かないし、パニックとまで行きませんけど大いに焦りました。

なんでこんなことになるのよ!

駐車場には誰もいませんでしたから、助けも呼べません。

その時、ダンボール箱を抱えた夫がお店から出てきました。おそらく私がダンボール箱を入れるためにハッチバックを開けようとしているように見えたでしょう。

「開かない!開かない!指が!指が!」

焦っているもんですからまともな言葉が出てきません。うちの夫は「?」という顔をしていましたが、私の指がドアに挟まっていることに気づいてあわてて走って来ました。

ドアは簡単に開きました。私の小指は助かりました。

「How the hell did it happen?」
(いったい全体なんでこんな事になった?)

「蜘蛛の巣を取っていたら…」
「クモノス?クモノスでどうして指を挟む?」
「いや…その…」

ちょっと説明しにくかったですけど。私にもどうしてあんな事になったのかよく分からないんですよ。あっという間のことでしたし、まさか完全に挟まれてしまうとは。

「よくまあ、こういう考えられないようなアクシデントが次々に起きますねえ、ヒロコは!」

私もそう思いました。

小指は紫色になって痺れていましたけど、今はもう何ともないです。病院に行くようなことにならなくて良かったです。皆さんもハッチバックのドアには注意してください。


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