うちの夫が玄関に出て対応したんですが、
「よく来てくださいました!あなたが来てくださって本当に良かったです!」
と大声を出しているのが聞こえましてね。
何事かと思いましたら、その女性は市民からの苦情に対応する市役所の係官だったのですよ。我が家のゲートから白い大犬が道路に出て来て危険だという苦情が市役所に寄せられたので、その件で来られたんです。
私達は犬を飼っていませんが北隣り家が3匹飼っていて、そのうちの1匹の大犬グレートピレニーズが毎日のように我が家の敷地に侵入して来るので困っていることを、うちの夫は説明したそうです。
北隣り家に苦情を言ったら「あの犬は大き過ぎるから」と言われただけで、かれこれ半年以上も放ったらかしであることも係官に話したそうです。
フェンスのところに一緒に行ってもらって、どこから侵入しているのかも見せたそうです。フェンスの有刺鉄線にいっぱい白い毛が引っかかっているのが明らかな証拠ですが、実際に侵入しているところの写真はないかと言われました。
無いんですよ、これが。
何度か写真は撮ったんですけど、最近削除してしまったんです。ご近所とのトラブルに関しては、証拠の写真は重要ですからね、保存しておくべきでした。
今度入って来た時に撮ります。我が家のフェンス沿いに人々を追いかけて吠えかかっている動画の方がいいかもしれません。
市役所では、「犬の吠え声がうるさい」という程度の苦情ではなかなか動いてくれませんが、「犬が道路に出て来て危険だ」という苦情にはこのように迅速に対応してくれるようですよ。
我が家の前の道路を犬の散歩や通学などで利用している人達は、いつも我が家のフェンス沿いに追いかけて来てワンワンと吠えかかる白い大犬には閉口しているはずですし、恐怖を感じている人も多いと思います。
その大犬が道路に出て来て吠えかかれば、そりゃあ市役所に苦情を言う人も出てくるでしょう。私は自転車に乗った若い男性が大犬に飛びかかられそうになったのを目撃しましたけど、あのような事があると警察に通報するかもしれません。
大犬が道路に出たのは、我が家のごみ出し用ゲートを私達が開けっ放しにしたせいです。あの大犬は、毎日何度も我が家の敷地に入って来ますから、その時に開いていたゲートから道路に出たのです。
飼い犬が道路に出るということは、飼い主が管理責任を果たしていないということです。今回の場合、犬が道路に出たのは自分達のせいではなくて、隣人(私達のこと)がゲートを開けっ放しにしたからだという責任逃れは通用しません。
私達には自分の家のゲートを開けておく権利があるんですし、他人の飼い犬の管理責任は無いですからね。
その係官は、この問題に関して実際には何も出来ないとおっしゃったそうですが、うちの夫と話をしている時に北隣り家のお母さんが例のメタリックオレンジのスポーツカーで出て行こうとしたのを止めて話をしていたそうですから、注意をしたはずです。
常識のある人なら、市役所の係官がやって来て注意をされたら、犬が敷地の外に出るのを止めるための何らかの対策を講じるはずですよねえ。フェンスをもっと高くして大犬が我が家の敷地に入らないようにすれば解決することですよ。
何億円もする北隣り家を買った人達ですから、フェンスを少し高くするくらい簡単なことだろうと思うんですけど。
吠え声についてはどうしようもないらしいので、ご近所の皆さんはこれからもあの大犬の吠え声には悩まされ続けるわけです。私達はもうすぐ引っ越すので、この悩みからは開放されます。
3月に引っ越して来た最初の日以来ずっと、大犬グレートピレニーズが我が家の敷地に毎日入り続けていることを知りながら何もしなかった北隣り家ですが。
さあ、どうするんでしょうか。
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