2017年1月22日

はねられたり突っ込んだり

娘のパニック障害克服へ向けた様々な練習に付き添いを続けているうちに疲れてしまった私は、来週の25日のオリエンテーションの日に、大学まで車で娘を送り迎えしなくてはならないことにストレスをためまくっておりました。

今日はだいぶ普通です。

それにしても、分からない方には分からないであろう、この運転に対するストレス。

実は理由があるんですよ。

車の運転しながら自分が事故る場面を思い受けべて鳥肌を立てる人も珍しいでしょうし、ほとんどの人は自分が事故ることを想像しながら運転したりしないですよね。

私だって、事故る自分を想像しながら運転していません。

でも、何かの拍子に過去の記憶が蘇り、例の「心臓バクバク」状態になることは良くあるのです。頭の血の気がサアーッと引いて目の前真っ白、身体はガクガクって、パニック状態の身体反応です。

これはですね、私が非常に想像力に優れているからということではなくて、実際に事故を経験しているからだと思うのです。

1回目:5歳
町の商店街を歩いていた時、いきなり道路を渡った父親に遅れを取るまいと道を渡ろうとして、軽トラにはねられた。父親が悪い! 幼い子供を連れた親は、ちゃんと手をつなぐなり抱っこするなりして子供を守りなさいよ!この時、うちの親は安全確認をしなかったと私に怒っただけで、病院に連れて行きもしなかった。
 2回目:9歳
県道に停めていた父親運転のトラックの前を、運転席から父親が「早く渡れ」と指示していると思い込み、左右の確認をしないまま渡ろうとして、家族の目の前で車にはね飛ばされた。その瞬間、両親は「ああ死んだ!」と思ったそう。この時の記憶は全く無し。1ヶ月半入院。
3回目:15歳
自転車を運転中、カゴに入れたリュックの紐が車輪に巻き付きそうになっているのに気を取られて、駐車中の車に激突した。自転車は「くの字」に曲がって大破!今で言う「心的外傷後ストレス障害」のような症状で1年以上苦しんだ。
4回目:18歳
狭い十字路を自転車で横断中、左からやって来た若い女運転の軽自動車が一時停止の標識を無視して突っ込んで来てはねられた。自転車は大破!救急車で病院に運ばれたが入院はせず。尾骨を骨折、頭蓋骨打撲。後の腰痛の原因となる。
5回目:20歳
オートバイを運転中、急に道路に飛び出してきた幼い女の子をはねた!初の加害事故。女の子は何も言わずに逃げてしまったけど、バイクには大量の髪の毛が残っていて、彼女の怪我が心配だったけど。... 身体が震えました。
6回目:34歳(オーストラリア)
雨の日、勤めていた学校からの帰り、田舎道のカーブを曲がりきれずにスリップし、ハンドル操作を誤って道路横の堀のような窪地に落ちた。途方にくれていたら、次々におじさんやお兄さん達が止まってくれて、運良く通りかかったウインチ搭載のトラックの運転手さんが私のカローラを引き上げてくれた。車は壊れなかったけど、家に帰るまでの40分、震えながらの地獄の運転。
これ以外にもですね、車を運転し始めた23歳以降、ちょっとした自損事故や、暗い山道で(勤めていた学校からの帰りですよ!)タイヤがパンクとか、擦ったりぶつけたりは幾度となく経験しております。

オーストラリアに来てからは、上記の事故だけじゃなくて、駐車場で他の車にぶつかったり、メルボルンの複雑な交差点で車線変更が遅れたせいでいつの間にか高速に乗っちゃって道に迷ったりと、いろいろありました。

イーストランド・ショッピングセンターの地下駐車場出口でエンジンが止まって動かなくなり(カローラじゃなくて義母のヒュンダイ車)他の車を全部ブロックするという悪夢のような出来事もありました。

あの時は携帯を持って来るのを忘れていて、RACV の助けを呼ぶのにどれほどの苦労をし、皆さんに迷惑をかけたことか...。

つい最近では、カンガルーと激突しそうになり横滑りしてブッシュに突入寸前というのがありました。

運が悪いんですよ、私。(違うか...)


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