我が家のゲートから大犬が道路に出て来て危険であるという苦情が市役所に寄せられて、市民の苦情に対応する係官が我が家にやって来たのは火曜日の朝でした。
我が家のゲートから道路に出たと言っても、その大犬は北隣り家が飼っている白いグレートピレニーズですから、私達には何の責任も無いことですし、毎日その大犬が敷地内に入ってくるので迷惑しているのは私達です。
そういう事情をうちの夫から聞いた係官が、北隣り家のお母さんに注意した様子でしたから、北隣り家は今度こそ何らかの対策を講じるものと期待していたんですが。
市役所の係官が来た日は、犬達の吠え声をほとんど聞きませんでした。いつもなら朝から晩まで道路に面したゲートのところで吠え続けるのに、なんだか静かすぎて奇妙でしたよ。
犬達は、その日はゲートのところにいなかったのです。大犬は我が家の敷地に一度だけ入って来ましたけど、私がカメラを取りに行っている間にいなくなりました。
時々遠くから吠え声が聞こえましたから、犬達は家の向こう側にあるプールのところの囲いの中にでも閉じ込めていたのかもしれません。あの大犬は汚いので家の中に入れていたとは思えませんけど、もしかしたら家の中に入れていたのかもしれません。
そして、一昨日の朝。
北隣り家のお母さんと別居している夫がやって来たんです。犬のことで相談したんでしょうね。
この日も犬の吠え声は遠くから聞こえただけでした。大犬が我が家の敷地に入って来ることも無かったです。
広い敷地内を自由に動き回れない状態にしていることだけは確かでした。
「別居している夫がやって来たんだから、何か対策を講じたんだろう」と思いながら、大犬がいつも飛び越えて来るゲート近くのフェンスを見に行きましたら、この様になっていましたよ。
下の写真は、これまでの対応。
犬がフェンスを飛び越えないようにするために渡した木の枝は、簡単に落ちたり傾いたりするので、大犬は平気でここを飛び越えていたんです。
模様を切り抜いた鉄板や木の枝でブロックしたせいで、大犬はここを飛び越えられなくなったようですが、そもそも一昨日はゲート付近にいませんでしたからね、道路を歩く人達に吠えかかりながら興奮して追いかけることも無かったわけですけど。
まだルートは残っているんですよ。
ここは、我が家から自分の敷地に戻って行く時に最も頻繁に利用している場所です。フェンスのワイヤーの間をすり抜けるんです。
飛び越えながらワイヤーの間をすり抜けるのは難しいですが、何のためだか分かりませんけどここに鉄骨が置いてありますので、あれを踏み台にすると簡単にワイヤーの間をすり抜けられるのです。
向こう側から我が家の敷地へ入って来ることも出来るはずですけど、それは難しいのでここから入って来る可能性は低いでしょう。
模様を切り抜いた鉄板と木の枝でフェンスを飛び越えられないようにしたのは、何もしないよりはマシですけど、強風が吹いたりしてフェンスの上に渡した枝が落ちれば、再び簡単にフェンスを飛び越えてやって来るだろうと思っていました。
夕方頃になって、久しぶりに激しい吠え声が聞こえたので外を見ると、犬達がゲートのところで誰かに吠えかかっていました。そして、あっと思う間もなく大犬がフェンスを飛び越えて我が家の敷地に入り、開いていたゲートから道路に出たんです。ウーウーと唸り声を上げながら誰かに激しく吠えていました。
急いでカメラを取りに行って戻って来ると、大犬はすでに我が家の敷地に戻って来ていました。
写真を撮ろうとしている私の姿を見ると、慌てて自分の敷地に戻って行きました。戻るのに使うルートはフェンスのワイヤーの間です。
どうやってフェンスを飛び越えたんだろうかと思って確認しに行きましたらね、模様を切り抜いた鉄板が倒れていましたよ。立てかけているだけですから、ちょっと強い風が吹けば倒れます。
あんな中途半端な対策では、不十分だということです。
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