2022年10月20日

排水管が詰まった理由にびっくり仰天

昨日の水曜日、プラマーが来ました。

我が家の排水管が詰まって、クリーニングを依頼したこのプラマー(水道管排水管工事業者)は、うちの夫が勤めるツールショップに道具を買いに来たことで知り合ったそうなんですが。

9月12日の月曜日に来ると言いながら来なかったんですよ。

そして1ヶ月以上も経ってから連絡してきて、今週の水曜日に来るということでしたが、私は当てにしていなかったんです。

昨日の水曜日はいい天気で、うちの夫がベッドのシーツを洗って欲しいと言うので、プラマーが来る前に大洗濯を済ませておこうと思っていたら、朝一番にやって来ました。

排水管の詰まりが専門というだけあって、やっぱり持っている道具が違います。

うちの夫が自分で詰まり解消を試みた時に使った道具はこれ。


全長7.62メートルのコイル状ケーブルが丸い部分に格納されていて、ケーブルの先端にバネが付いています。ハンドルを持って回転させるとケーブルが回転しながら出てきます。

これを排水管に挿入して詰まっているものを取り除くわけなんですが、ボロ雑巾のような気持ちの悪い塊を取り出したものの、詰まりは解消しなかったのでした。

さて、排水管の詰まりが専門のこのプラマーは、長いカメラ付きのケーブルを排水管に挿入して、中がどうなっているのかを調べ、詰まっているものは道具を使って取り出したりもできますけど、昨日は高圧力噴射機で吹き飛ばして、あっという間に詰まりは解消しました。

で、何が詰まっていたのかと言いますとね、

皆さん、聞いて驚きますよ。

「まさか!」と思いますよ。

そんな物が詰まっていたとは誰も思わなかったでしょう。

詰まっていたのはね、

と言うか、

詰まりの原因になっていたのはね、

木の根っこ!

私達が住んでいる家は古いので、排水管ももちろん古いわけですよ。排水管の継ぎ目部分に隙間ができていたのでしょうか、そこから木の根っこが侵入して中で成長し、洗濯機やバスルームからの排水に含まれる繊維クズや髪の毛などがそれに引っかかって詰まらせていたのです。

詰まりは解消して、洗濯機からの排水は流れるようになったんですけど、木の根っこは取り除くことができません。

木の根っこが排水管の中に生えていると再び詰まるのは時間の問題ですからね、問題の部分を切り取って新しいものと交換するしかないそうです。その工事は、材料とかを準備してからあらためて来てくれるそうです。


いつまでこの大きな家(家の持ち主はうちの義妹)に住むか分からない私達夫婦は、売りに出せば解体されるのは確実なこの家に大金を使いたくないのですけど、このプラマーは最も安上がりで効果的な対策を提案してくれたのだそうですよ。

プラマーの働きぶりに感心したらしいうちの夫は、キッチンからの排水をおトイレの排水を処理するセプティックタンクに接続する工事も頼みました。現在は、キッチンの排水は道路脇の溝に垂れ流しなんです。

セプティックタンクというのは、水洗トイレの排水を貯める汚水浄化槽です。下水道のない田舎環境ではセプティックタンクを使って汚水を処理するのですよ。

このタンクで細菌を利用した処理を行い、上澄みの汚水は穴が開いている汚水排水管で土壌処理されます。

昨年、この汚水排水管が詰まってしまい、汚水が地面に出て来るようになったので工事をしてもらったんですが、その時の様子は「汚臭よさらば」という記事で見ていただけますよ。

私達が住んでいる家は、外見は新しいように見えますが古い家なんです。住み始めて9年になりますが、この間次々にトラブルが発生して、本当にお金がかかる家なんです。

古い家は要注意ですよ、皆さん。

まあとにかく、洗濯機が普通に使えるようになってヤレヤレです。

ちなみに、あっという間に終わった詰まり解消ですが、プラマーの請求金額は430ドル。つまり4万3千円という感じですよ。やっぱり、プラマーは儲かるのです。


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