今年の6月から8月までの2ヶ月半、雨の多いジメジメと寒いメルボルンの冬を逃れて、義弟家族はスペインで長い夏休みを楽しんだのです。
世界中から観光客がやってくる人気のイビザ島とマヨルカ島で。
義弟の奥さんがイビサ島の出身で、家族がそこに住んでいるのですよ。それにしたって、2ヶ月半も遊んで、本当にもう羨ましい限りなんですけど。
とにかくまあ、彼等がスペインの夏を楽しんでいる間、犬のビシューの面倒を私達家族が引き受けたのでした。
ビシューは、我が家に来た時には7ヶ月だったのですが、家の中でおしっこやウンチをする習慣があったために、トイレトレーニングが最大の問題になりまして、毎日のように掃除に追われた私は大変でしたよ。
夜中にもおしっこをさせに外に連れ出したり、朝早く連れ出したりで、私の睡眠は悪化の一途でした。
そのビシューが今日これから我が家にやって来るんです。
義弟家族の全員が今日は仕事や学校で家にいないので、ドッグシッターが必要になったそうで。
義弟は仕事でメルボルンに行くので、どうせ我が家の近くを通って行きますから、我が家に寄ってビシューを預けてから仕事に行き、帰りに迎えに来るそうです。
ということで、半日だけですけどビシューの面倒を見ることになったのです。
ビシューが自分の家に帰ってから2ヶ月になりますが、この2ヶ月の間に夫は度々ビシューに会っていたんですけど、私は一度も会っていません。
私のことを覚えているかなあ。
いるよねえ。
犬が来るくらいのことで、なんでこんなにワクワクしちゃうんでしょうかね。あの犬にはホントに苦労させられたんですけど。
最初のうちは、とにかく家の中でおしっこやウンチをするから大変でした。しょっちゅう外に連れ出して、おしっこやウンチをしたら褒めまくり、おしっこやウンチは外の草の上でするものだと教えなくてはいけませんでした。
そのせいで私の睡眠問題は悪化しましたしね、毎日の散歩のせいで膝は痛くなったし、雨ばっかり降るから田舎道はドロドロで、散歩に出るとビシューを洗わないといけないし、しなくちゃあいけないうことが増えるわけです。
大事な靴もかじられたしな。
靴をかじられた時には怒りが爆発して「早くいなくなれ!」と思ったりもしましたが、怒りは1日しか続かなかったです。
ウンチやおしっこを家の中でするのも、靴をかじったりするのも、犬には責任が無いですからね。
ほら、犬って感情がストレートって言うか、人間に対する気持ちが純粋でしょ?嬉しいとか、あなたが好きだとか、一緒にいたいとか、遊んで欲しいとかね、喋らないけど態度で見せるじゃあないですか。
そういうのを見ると愛おしく感じるものです。
今日はあいにく天気が悪そうなので、ドッグパークへ遊びに連れて行くことはできないでしょうけど、何をして遊んでやろうかなあ。我が家にはもうテニスボールもオモチャもないですよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿