2022年10月10日

新型コロナ非常事態の終わり

何年も続くんじゃあないかと思っていましたが、ヴィクトリア州の新型コロナ非常事態は終わりです。

今週の水曜日、10月12日の午後11時59分をもって、新型コロナに感染して陽性と分かっても、それを報告する義務はなくなります。

そして自己隔離する義務もなくなります。

州の保健省は、これからも引き続き新型コロナに感染した場合は自己隔離を推奨していますが、もう義務ではなくなるわけです。

家族や職場の同僚など濃厚接触者と分かった場合は、検査を行うことを推奨していますし、陽性と分かれば自己隔離を推奨しているわけですが、義務ではなくなれば皆さんしないでしょうね。

マスクの着用も推奨していていますけど、義務ではなくなってからはマスクをしている人はほとんど見かけません。

病院や介護施設などマスクの着用が必要な場所はいくつかありますよ。先日目の検査に行った時はマスクが必要でした。公共交通機関もそうなんですけど、バスや電車でマスクをしていない人は多いです。

私は、義務でなければマスクはしません。

うちの夫が感染した時に、夫の看病やら何やらで私も絶対に感染してあたり前な状況でしたが、感染しなかったのか感染したけど症状がなかったのか、全く何ともなかったので、たぶん私は感染しないタイプか症状が出ないタイプなんだろうと勝手に思っています。

ヴィクトリア州では、今でも毎日千人以上が感染しているそうですけど、重症化する人が少ないので規制緩和に踏み切ることになったそうです。

隔離中の労働者への政府による経済援助もなくなるんでしょうね。

これでもう、新型コロナはインフルエンザ並みの病気扱いというわけです。

日本も早く普通の暮らしに戻るといいですね。


外国人の日本への入国ですが、これまで様々な規制があって非常に困難だったのですけど、明日の10月11日からビザの免除措置が復活するそうですね。短期滞在であれば、オーストラリアのパスポート保持者はビザ無しで入国できるようになります。

私のように海外に長く住んでいて、その国の市民権を取得してパスポートもその国発行のパスポートを使っているものの、わざわざ日本大使館や領事館に足を運んで日本国籍離脱の手続きをしていない人は多いです。

日本の戸籍謄本とか住所証明とかたくさんの書類が必要で、英文の書類には和訳文も必要で、そんな面倒なことをしてまで離脱の手続きをしにわざわざ領事館まで行こうとは思わないわけですよ。

こうした人々が、外国のパスポートで日本に入国しようとすると、外国人扱いですから大変でした。

外国人の入国は、ほぼ旅行代理店のパッケージ旅行に限定されていましたが、家族に会いに行くためという場合には、受け入れ家族からの書類がいろいろ必要で、滞在中の健康確認システムの申請だとかもあって、大変面倒でした。

私の知人のHさんは、息子さんが日本の企業にお勤めで東京在住ですが、息子さんに会いに行くには、息子さんのビザの証明とか住所の証明とか健康確認システムの申請とか、自分達のビザ取得とか、いろいろ面倒過ぎるからあきらめていると言っていました。

国籍離脱の手続きをしていない日本人が外国のパスポートで入国しようとすると、国籍を離脱していないこと、つまり二重国籍であることも問題になるようです。

この手続もしなくてはならなくなるらしくて、それには戸籍謄本の入手が必要ですが、戸籍謄本は今でもオンラインで入手できませんから、日本に頼れる家族がいない場合は、ほぼ入手不可能という話も聞きます。

日本に入国するには、ワクチンの接種済み証明やPCR検査の陰性証明以外に準備しなくてはいけない書類がたくさんあって難し過ぎたのです。

こうした措置が解除されると、これから外国人の入国は増えるでしょうね。旅行者も増えますよ。日本に行きたいオーストラリア人は大勢います。

早くもっと多くの規制が緩和されるといいですね。


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