2022年10月6日

仕事は休みなのに

うちの夫はツールショップ会社に勤めているんですが、家から近い店舗に転勤してからは毎週土曜日が休日となりました。

以前は週休1日でしたが、最近は隔週の水曜日も休みです。

ということで、昨日の水曜日は休みだったんです。

最近は休みの日を利用して、夫の父親が8月に売りに出してまだ売れていない家の31エーカーにも及ぶ敷地のメンテナンスに行っていましたが、昨日は行かないと言いました。

休みの日に肉体労働でヘトヘトになると疲労がたまって身体も脳みそもおかしくなりますので、昨日は家でゆっくりするんだろうと思っていたんですよ。

そうしたら、誰かと電話で水曜日の予定を話しているのが聞こえて来て、なんと夫は、休みの日を利用して、ツールショップの店舗間の商品の移動をする予定にしていたのです。

一つで店舗で商品の在庫が無くなっていても別の店舗には在庫があるという場合に商品を移動するのです。

そういうのは通勤ルートが近いスタッフが通勤のついでに寄って運んで来ることが多いようですけど、店舗が遠いとそういうわけには行きません。

宅配サービスとかを頼むと赤字になってしまいますから、誰かが商品を取りに行かないといけないんだそうです。

だから、うちの夫が休みの日を利用して行くことにしたのです。うちの夫は、しょっちゅうこういうことをします。自分の休日を利用して余分な仕事をするのです。

ところが、

夫はもう車の運転はできないんです!

先天性の黄斑変性で目が見えなくなって来ておりますのでね。

じゃあどうするかと言うと、家族に車の運転を頼むわけですが、昨日行く予定だった店舗は複数あって、一番遠いのが我が家から65キロも南のモーニントン(Mornington)という街。

その後、東へ60キロほどのところにあるパケナム(Pakenham)に行って、それから北上してスコーズビー(Scoresby)へ。

そこから自分が勤めている店舗に行ってから帰宅という、

全走行距離200キロ以上!

そんな運転を私に頼むとイヤな顔をするに決まっているわけですから、夫は運転をうちの息子に頼んだのです。

息子は、夫の父親が売りに出した家のメンテナンスにもいつも一緒に行っていますし、そのせいでトラックも乗れるようになっておりますが、お父さんに何か頼まれると断れない人ですからね。

二人は8時過ぎに家を出て、1時半頃に帰宅しました。

お疲れさまでした。


しかしねえ、今は息子がまだ家にいるから助かりますけど、次の痔の手術が終わってすっかり良くなったら、息子は家を出る計画ですよ。

お母さんとしては、それは嬉しいことですが、息子がいなくなると私達は二人暮らしになるんです。車の運転ができるのは私だけということです。

売る売ると言いながらまだ売っていないトラックは、一体誰が運転するんですか?

昨日みたいな商品の移動も、

私が運転するしかないじゃん!

私のカローラなら、必要なら200キロくらい運転してあげますけどね、もうトラックの運転はしたくないんです。

あのトラックでトレーラーを牽引して高速道路を走ったりもしましたけどね、火事場の馬鹿力とはああいう事を言うのでして、今でも自分がそんな事ができたのが不思議な感じですけど。

もうホント、トラックだけは勘弁してもらいたいのでございます。


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