「トレーニング」と表示してありましたので新人運転手のトレーニング中だとは分かりましたけど、あのノロノロ運転からすると相当な初心者ですよ。
カーブを曲がるのが超絶上手く行っていなかったです。
私は、バスの運転手というのは、すでに大型車の運転技能がある人が応募してくるんだろうと思っていましたけど。
私が住んでいるエリアの田舎道には、至る所に小さなラウンドアバウト(円形の環状道路で接続した交差点)があるんです。
このラウンドアバウトを大きなバスで通るのに、その初心者運転手は大いに苦労していました。
バスの運転手の中には、これを無視して真ん中の盛り上がった丸いところに乗り上げて真っすぐ行っちゃう人がいますよ。
小さいラウンドアバウトは大きなバスで正しく通り過ぎるのは難しいのかもしれませんけど、トラックが真ん中の丸いところに乗り上げて通過するのは見たことがありませんけどねえ。
私は最近バスに乗ったことがありませんが、しょっちゅう利用しているうちの娘の話によると、バスの運転手にもいろいろな人がいるそうです。
先日、夜遅くに帰って来た時のことですけど。娘は後ろの方の座席に座っていました。お客が娘一人になった時、突然運転手は車内のライトを消してしまい、ものすごいスピードで走り始めたそうですよ。
ほとんど暴走運転と言った感じだったそうです。早く仕事を終えて帰りたかったんでしょうか。
オーストラリアのバスは「次のバス停は何々です」とかいう放送はありませんから、娘は自分が降りるバス停をとばされないように注意しました。
バス停が近づいてボタンを押したその時、
うわっまだいたのか!
と運転手は叫んだそうですよ。
もちろんすぐに車内のライトもつけてくれたんでしょうけど。
もうお客はいないと思い込んだバスの運転手のハプニングは、いろいろ聞きますね。
日本の話ですけど、お客が自分一人となった時、運転手が突然マイクを手にしてカラオケを始めてしまい、1曲熱唱し終えた時に拍手をしたら「えええー?まだおったんか!」ということがあったというのをどこかで読みましたけど。
お客がいないと思いこんで歌を歌うというのは、楽しくてヨロシイ。
ライトを消してしまって暴走運転はイケマセン。
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