2022年7月15日

今しなくて済むことはしない

何事も頑張りすぎる傾向がある人には、「今しなくても済むことはしなくていい」という考えは助けになることがありますよ。

ついつい「しなくちゃあ!」と自分を追い込んで、ストレスがたまったり疲れ過ぎたりしますとメンタルヘルスにも影響しますから。

しかし、世の中には「今しなくても済むことはしなくていい」という生き方をしている人もいるのでしてね。

そういう人にとっての「今しなくても済むこと」というのは「できれば避けたいこと」なわけです。掃除とか、片付けとか、不要になったものの処分とか、出して使ったものを元の場所に戻すとか、汚したものを洗ってキレイにするとか。

私なんかに言わせると、そういうのは「したくないけどしないわけには行かないからする」と言うよりも「するのが当たり前」のことなんですけどね。そして、その都度していれば大変なことではないんです。

そういう人にとっての「今しなくてはいけない」という時はなかなかやって来なくて、「しないまま済ませる」が何年も何年も続く場合があります。

こういう傾向を持つ人が「物を捨てられない」という傾向も持っていると、たどり着く先はゴミ屋敷です。

一緒に暮らすのは大変です。メンタルヘルスに悪影響があります。

対策はいくつかあるでしょう。

  1. 一緒に暮らすをのをやめる
  2. 自分が代わりにしてあげる
  3. 気にしない

私は長年「自分が代わりにしてあげる」でした。他に選択肢が無いから仕方なくやっていましたが、超ストレスたまります。腹が立ってどうしようもありません。

それでも何とかやれていたのは、貸家に住んできましたから定期的に不動産屋が点検に来ていたのと、しょっちゅう引っ越しをしていたのでそうした作業を避けて通れなかったからです。

しかし、

現在住んでいる家の持ち主は義妹(夫の妹)で、私達は義妹に家賃を払いながら住んでいるんですけど、「好きなようにして良い」「いつまででも住んで良い」ということですから、点検に来る人もいないし引っ越しもしない。

つまり、片付けや掃除を「今しなくてはいけない」という時がやって来ないんですよ。

「自分が代わりにしてあげる」でストレスがたまりすぎた私は「気にしない」に方針転換しましたが、「今しなくても済むことはしなくていい」が長く続きすぎて、ガレージはもう完全なゴミ屋敷です。

それなのにまだ、

物を買い続ける!

現在私のご機嫌が最悪なのはそのせいです。


またチェーンソーを買って来たんです。何機か持っていますが、先日久しぶりに木を切りに行った時に小型でもっと性能がいいのが欲しくなったらしくて。

車の運転ができなくなったうちの夫は、買い物に行きたい時は普通なら私に連れて行ってくれと頼みますが、その日は私が知らないうちに息子に頼んで、私にはどこに行くかも何を買うかも言わないで出かけて、買って来たんですよ。

そのチェーンソーの値段は、

1,549ドル!

先日頼まれた人とは別の人からも木を切って欲しいと頼まれたから、その報酬で元は取れると言いました。

それはそうかもしれませんし、自分がしたいこと(趣味)のためにお金を使うのは別にいいんですけど。自分が稼いだお金で買うんですし。

「これが必要だ」と思ったら何でもすぐに買う人です。「躁状態」だった頃には、お金もないのに高額な買い物をヘッチャラでするので本当にストレスがたまりましたが、現在は安定した収入があるせいか自分が欲しいと思う物はすぐに買います。

私が長年提案している椅子やソファは、いまだに買えていませんけどね。お客様がいらっしゃっても座っていただくロクな椅子がありません。

物を買い続けて持ち物が増え続けるために、長年ごみ屋敷状態のガレージがさらに埋まって来ています。

車が3台は入る広さの我が家のガレージがごみ屋敷状態であることは、度々このブログでも愚痴をこぼして来ましたが、足の踏み場もない危険な場所になっていたガレージ内に置いている衣類乾燥機を安全に使えるようにするために、私が乾燥機の周辺だけ掃除と整理整頓をしたのは昨年の今頃です。

あの頃、視力のこともあって、今後自分が使うこともない道具類や木工関係の書籍類を誰かに譲るとか言って私を喜ばせたんですけど、案の定言っただけでした。

その後、ガレージ内の持ち物やガラクタは減ることはなく、むしろさらに増えています。

自転車通勤のために、様々なグッズやウェアや修理用のツールをいろいろ買い揃えましたし、トラクター型草刈り機に取り付ける大きなカゴみたいなものは、一度も使うこと無く放ったらかしです。

昨日久しぶりにガレージに入って中をよく見回したんです。もう泣きたくなりましたよ。

以前オートバイを乗っていた時のウェアやヘルメットなどはもう不要なのに、ガレージでホコリを被っています。

減量のために運動すると言って自転車をエクササイズ用に改造したものは、数回使った後そのまま放ったらかしで、ガレージの中で場所を取っています。

壊れた三菱マグナを自分で修理すると言って買った修理部品や修理用のツールは、使わないまま放ったらかしです。

買ってきたのかもらってきたのか、キャンピング料理用の鍋やら道具も転がっていますよ。

電動工具やツール類はものすごい数です。

私が掃除をして片付けた衣類乾燥機の周辺は、すでに足の踏み場が無くなっています。

途方に暮れる量です。いつかは誰かがあれを片付けなくちゃあいけないんですよ。誰がするんですか?

おそらく「片付けをしなくてはいけない時」というのは、この家から引っ越す時か夫に何かがあった時でしょう。

結局私がする羽目になるんじゃあないかと不安です。


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