時々自分でも作って食べましたが、いつも麺とスープがセットになった「長崎ちゃんぽん」という商品を買っていましたから、あのスープはどうやって作るのか知らなったわけですが。
オーストラリアに住んでいると、「長崎ちゃんぽん」を食べたくなったら自分で作るしかありませんから自己流で作って来ました。
だんだんその自己流の味に慣れて、日本で食べていた「長崎ちゃんぽん」の味なんて忘れてしまっていますけど、自己流の「長崎ちゃんぽん」でも美味しいと思うのでそれでいいんです。
麺は、アジア食品店で手に入る中華麺を使ったり、スパゲッティを使ったりしていたんですけどね、最近はいつもうどんです。うどんが一番簡単に手に入るし、「長崎ちゃんぽん風うどん」は自分で言うのも何ですけど、かなり美味しいと思っているんですよ。
昨晩、夫と息子の晩ご飯に「長崎ちゃんぽん風うどん」を作りました。
私はお昼ご飯が遅かったのと、そのお昼ご飯を食べ過ぎたのとで、晩ご飯は欲しくなかったんです。だから二人分だけ作りました。
かまぼこなんて手に入りませんから、いつもフィッシュボールを入れます。かまぼこもフィッシュボールも同じようなものです。
日曜日の昨日も仕事だった夫ですが、日曜日は駅で乗り換えるバスが走っていませんので、息子が駅まで迎えに行きました。
帰って来た頃にちょうど「長崎ちゃんぽん風うどん」が出来上がりましたので、夫と息子はすぐにどんぶりを持ってテーブルに行って食べ始めました。
私はキッチンの片付けをしていました。
ところが、
ダイニングから声がしないんです。
いつもなら何らかの会話があるんですけど、夫も息子もなんにも言わないで無言。
何かあったのか?
帰って来た時には二人は会話していたんだから、夫と息子の間に何かあったというわけではないと思うけど、どうしたんだろう?
キッチンから様子を見ましたら、別に変な雰囲気はなくて、夫も息子もただひたすら黙々と「長崎ちゃんぽん風うどん」を食べているのでした。
全く無言で食べ続け、息をするのを忘れていたかのように「はあああ」と大きく呼吸する音が聞こえました。
いつも早食いの夫がどんぶりを持ってキッチンにやって来て「ごちそうさま」と言いました。どんぶりには何も残っていませんでした。
全部食べて汁まで飲み干したのか…
食べるのが遅い息子がやっと食べ終えました。息子のどんぶりにも何も残っていませんでした。「ごちそうさま」と言いました。
あんなに無言で食べたということは、おそらく美味しかったんだろうと思いましたけど。
美味しかったのなら「美味しかったよ」とか何とか言えよ、うちの男達。
ちなみに、英語で書いたレシピですけど、こちらでご覧いただけます。
「長崎ちゃんぽん」に詳しい方が見たら「何だこのレシピは!」かもしれませんが、私はこれで十分美味しいと思っているのでございますよ。
スープはガラスープの素で作るインスタント、味付けは塩コショウと醤油とオイスターソースです。インスタントのスープでも、豚肉とシーフードとフィッシュボールから美味しい味が出ます。野菜はいつでも家にある玉ねぎ、ニンジン、キャベツが基本です。
昨日はシイタケも入れました。
簡単で美味しくて栄養たっぷりで文句なしです。
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