2022年7月13日

ヘアカットで別犬のよう

私達が2ヶ月半面倒を見ている義弟家族の愛犬ビシューですが、我が家にやって来て1ヶ月が過ぎました。やって来た時には生後8ヶ月の子犬だったんですから、現在9ヶ月ということです。

ビシューはカヴードルという種類の犬ですが、カヴードルの8ヶ月はほぼ成犬なんだそうです。もうこれ以上は大きくならないということだったのに、我が家に来てからなんだか身体が大きくなったように見えるんですよ。

それは毛が伸びたせいです。

カブードルという種類の犬は、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルという種類の犬とプードルをかけ合わせた犬ですから、プードルのようにカールした毛を持っていることも多いのですが、ビシューの毛はキャバリアのような毛です。

一部カールしていて全体的にうねっています。キャバリアの毛は抜けますが、ビシューの毛はプードルの毛のように抜けません。抜けないかわりに伸びるんです。

下の写真は、先週書いた記事「立ち上がる犬」に載せた写真ですけど、目の上に覆いかぶさる毛のせいでいつもこういう悲しそうな顔。

まるでモップのようです。


長めの毛の下に細い毛が密集して生えていて、それが所々絡まって塊になっています。切ってやろうにもおとなしくしないから切れません。私達は普通のハサミしか持っていませんから危なくてとても無理です。

爪も随分伸びていて切らなくちゃあいけないんですけど、犬用の爪切りを持っていませんから自分達でやるのは無理だと判断。

義弟夫婦からは、必要になったらサロンに連れて行って欲しいと言われてお金も預かっていますので、サロンに連れて行くことにしました。

我が家から車で5分のところにペットサロンがあったので下見に行きましたら、朝9時の開店前からお客さんが来られて、その方がこのサロンを大変褒めて勧めてくださいまして。

グーグルレビューを見てみると高評価がほとんどでしたので、その場で予約を入れました。ほぼ毎日予約で埋まっているというところからもこのペットサロンの評判の良さが分かります。

ちなみに、メルボルンではペットサロンは、ペットグルーマー(Pet Groomer)と呼ばれます。

その時、お店の方とのやり取りはうちの夫に任せたんですけど、それが失敗の元でした。夫は予約日を間違えていたんです。夫に言われて月曜日の11時に行ったんですけど、月曜日ではなくて火曜日だったのですよ。

私はお店の人が火曜日の11時と言ったと思ったんですけどね。夫は月曜日だと言うので、確認してくれと頼んでいたら予約確認のメッセージが来たから月曜日で決定だと言われて。

夫が言う通り月曜日の11時に行ったら間違っていたんです。夫は予約確認メッセージの予約日を確認しなかったのです。

ホントにもう!

気を取り直して、昨日の火曜日、再び朝からビシューに運動をさせまくってエネルギーを消費させた後、おしっことウンチを済ませてから出かけました。

予約していた11時に連れて行きました。

頼んだのは、シャンプーとヘアカットと爪カットと絡まった毛の塊を取り除くこと。ヘアカットは一番短くすると寒いだろうということで、少し長めにしてもらいました。顔のカットはどうして欲しいかといろいろ質問されましたが、私には分からないので「オマカセ」にしました。

「終わりましたから迎えに来てください」と連絡が来たのは1時半過ぎですから、2時間半かかっています。

後ろの部屋から出てきたビシューを見て、私は笑いをこらえられませんでした。

アンタは誰?

あまりに貧相なその姿。こんなに細かったのかとびっくりですよ。顔も全く別犬のようになりました。


汚れたモップみたいだったのが、このようにスッキリ。

耳の後ろや脇の下にあった絡まった毛の塊もキレイに無くなりました。


知らない所に連れて行かれて、置いてきぼりにされて、知らない人に洗われたり毛を切られたり、爪まで切られて、ストレスがたまったことでしょうね。

家に帰ってから大喜びしてひとしきり遊んだ後、死んだように眠りました。


ちなみに、支払った料金は85ドルでした。

私のヘアカット代の2倍以上です。

オーストラリアでも女性のヘアカット料金はそれなりの値段ですけど、私はいつもバリカンでガガーと切るだけなので男性のヘアカット料金なんです。

とにかく、ビシューはスッキリして、小さく細くなりました。いい匂いがしています。触るとフワフワです。顔が違いすぎて、よその犬のようで、違和感がハンパないです。


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