2022年7月24日

病気と犬と来客

一昨日、新型コロナかもしれないと思うような症状に見舞われた私ですが、使用期限が7年も過ぎていたヴィックスドロップのおかげか、昨日の朝は咳もひどくなくなり、私はうちの夫を勤めているツールショップまで送って行きました。

少し楽になっていたとは言え病気だったんですからね、早朝1時間の運転はつらかったですよ。運転なんて座っているだけなんだから簡単だろうとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんがね、他の車の確認に頭を左右に動かすでしょ?あれが一番つらかったです。

それと、やはり脳みそが通常通りに機能していませんから、高速道路に入る時は怖かったです。

何とか家に戻り、洗濯機を動かしている間にブログを書いたりしていると、犬のビシューがボールを持って来ました。いつもボールを投げて遊んでくれる人が、前の日には遊んでくれなかったので、ボールで遊ぼうと言っているわけです。

しかし、ブログを書く元気はあってもボール遊びは出来ないんです。

ボールが無理だと分かると、他のおもちゃを持って来ましたが、遊んでやる元気など無いのですよ。退屈しているビシューは、何度も跳びついて来て遊ぼうと言うんですが、無理なものは無理なんでして。

しばらくすると諦めたようで、悲しそうな顔をして息子のデスクの近くにあるソファに寝転びました。

それを見て可哀想に思ったのか、ちょうど雨も上がっていましたし、息子が散歩に連れて行ってくれました。助かりましたよ。

一人暮らしで犬を飼っていらっしゃる方というのは、病気の時とかどうしていらっしゃるんでしょうかね。具合が悪くなって病院に運ばれたりしたら、犬はどうなるんですか。そういう場合でも、動物の保護施設が助けてくれるんでしょうか。

それはともかく、

昨日は咳はあまり出なくなっていたのですけど、くしゃみが出始めて、私は寒くてたまりませんでした。朝から綿入り防寒コートを着ていましたけど寒くて震えていました。暖房の設定温度を上げましたが、それでもまだ寒いので熱が出ているんだろうと思いました。

ビシューも散歩に行ったことだし、私は少し寝ようかなと思っていた、その時です。

誰かが玄関をノックしたんです。

配達か何かかと思って出てみると、

なんと義母が突然やって来ていたのだった!

 以前同じ敷地内の家に住んでいた頃は、玄関をノックしたらそのまま勝手に家に入って来ていましたが、今は勝手に入っては来ません。

義母は黄斑変性で目がよく見えませんから一人でやって来れるはずはなく、パートナーのロジャーが一緒でした。

玄関を開けると、すぐに中に入って来て靴を脱ぎ始めた義母に、私はどうしようかと悩みましたが、一人で接待する元気もないし、もしかしたら新型コロナかもしれないんだと思うと黙っているわけにも行かないと思いましてね。

「実は今、私は具合が悪いんです、昨日から咳が出ていて」
「え?」
「新型コロナじゃあないと思いますけど、はっきりとは分かりません」
「え?」

防寒コートの襟で口を覆いながら話す私に、ロジャーが「今日はやめておこう」と言いました。

義母はビシューに会うのが目的で来たのです。義弟家族が家にいない時にビシューの面倒を見ていたのは義母達ですから。

わざわざ1時間もかけて来てもらったのに申し訳なかったですが。犬のビシューは息子が散歩に連れて出ていていなかったですし、夫が仕事で不在の日に来ていただいても私一人ではおしゃべりする話題も無いし。

事前に連絡を頂いていれば、夫が仕事で不在であることも、私が病気であることもお知らせできたんですけど。

突然やって来られるとこういうことになる可能性もあるのですよ。

帰って行く途中で散歩中の息子に会い、ビシューにも久しぶりに会えたそうなので、往復2時間の運転が完全にムダにはならなくてよかったですけどね。

帰っていただく以外、どうすることも出来ませんでした。


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