2021年8月14日

ごみ屋敷ガレージの今後

車が3台は入る広さの我が家のガレージは、長年ごみ屋敷状態です。

少し前までは足の踏み場もない危険な場所でしたが、ガレージ内に置いている衣類乾燥機を安全に使えるようにするために、乾燥機の周辺だけは私が掃除と整理整頓をしたので、今では少しマシになっていますけど、物で溢れかえっているのは相変わらずです。

ごみ屋敷状態になっている原因は、単純に夫の持ち物が多過ぎることと、そうした持ち物を片付けないからです。

出したら出したまま、開けたら開けたまま、使ったら使ったまま、そういうことを何年も繰り返すとそりゃあ散らかりますよ。

あとね、うちの夫は親切な人ですから、知人が始末に困っているものがあると聞くと、「ボクが処分してあげましょう」「ボクがもらってあげましょう」「ボクが買い取ってあげましょう」と言って、我が家に持って帰るんですよ。

もうそういう事は出来ませんけど。

それから、道具が大好きな人が道具を売っている店に勤めているんですからね、ついつい買っちゃうというのもあるのでして。

そりゃあもうホントにね「一体どうする気よ!」と呆れるほど大量の道具を持っています。

木工関係の書籍も大量に持っています。本に関して言えば、木工関係だけではありません。小さな図書館が作れるくらいの大量の本が、我が家にはあります。本を買うのを止めたら家が買えるぞと友人達によく冷やかされたものです。

このごみ屋敷ガレージにあるものをこれからどうするか、夫は考えたそうです。

このまま放ったらかしにし続けて、いつか自分が死んだら、ガレージにあるお宝はガラクタと一緒にごみとして処分されてしまうに違いない。

それはもったいないし悲しすぎる!

と思ったんだそうで、

そうした道具類は、それらを活用することができる趣味や仕事をしている知人に声をかけて、買い取ってもらえるものは買い取ってもらい、使ってもらえるものは差し上げることにしたそうです。

木工関係の書籍は、売ったとしても大したお金にはならないし、お金にするよりも誰かに譲りたいそうです。図書館に寄付するという手もあるでしょう。

道具にしても本にしても、いずれ目が見えなくなるうちの夫には宝の持ち腐れですからね。思い入れのある道具を手放すのは悲しいでしょうけど、仕方がないのです。使わないのに持ち続けても意味がないですから。

視力は確実に悪化してきているようなので、覚悟を決めたのでしょう。

決めた以上はちゃんとやってもらいたいですよ。実際にはお宝よりもガラクタの方が多いので。

ちなみに、ガレージに置いていた衣類乾燥機は死んでしまい掃除は無駄になったんですが、あの掃除で「キレイで使いやすいワークショップは良いものだ」ということを実感したうちの夫には、少なからぬ影響があったものと思われます。


ごみ屋敷状態はガレージだけではなく、夫のデスクもそうでした。

夫のデスクは私が苦労しながらも定期的に掃除をしていたのですが、もう何年も前にあきらめました。物がありすぎて掃除が不可能になりまして。

デスクもガレージと同じ理由であのような筆舌に尽くしがたい状態になってしまったのでございますが、このデスクが現在は片付いているんですよ。

理由はノートパソコンの画面が見えなくなって来た夫が、大きなモニターを置くために片付けたからです。片付けたと言うか、デスクにあったものをゴミ箱に入れたと言った方が正確ですけど。

片付いたデスクに掃除機もかけてキレイにし、大きなモニターで見やすくなって仕事もはかどり、気分が良かったのでしょう。これから少しずつ持ち物を減らし、不要なものを処分していくそうです。

やっとそういう気になってくれたのは嬉しいですけどね、きっかけは目が見えなくなって来たからというのは、やはりちょっと可愛そうな気がします。

トラックやトレーラーはどうするんでしょうかね。もう乗る人はいませんよ。


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