昨日の朝は氷点下2度を下回りましたからね、家の外の草が霜で薄っすらと白っぽく見えました。この辺りは雪も降りませんけど霜もめったに降りませんので、冬らしくて嬉しかったです。
岡山に住んでいた頃は、冬になれば毎朝のように霜が降りて、青空駐車の車はガリガリに凍っていて、エンジンをかけた後しばらくは動かせないのが当たり前でした。めったに積雪はなかったですけど、雪がちらついたり風花が舞ったりするのが岡山の冬でした。
現在私が住んでいる辺りでは、中途半端に寒くて雨が多いというのが冬です。
史上最高気温を記録したという英国などでは、冷房設備のない家が多いので暑さが問題になるそうですけど、それの逆なんですよ。メルボルンの冬はムチャクチャ寒くなるわけではないので暖房設備が寒い国のそれとは比べ物にならないレベルですけど、それなりに寒いのですよ。
カナダのカルガリーから来た知り合いが、メルボルンは寒いと言っていたのを思い出します。カルガリーでは、家の中では半袖でも過ごせるくらいに暖かいんだそうですね。カナダ人が住んでいた家は居間にガスヒーターがあっただけでしたけど、小さな家だと暖房の設備はその程度です。
我が家は幸いなことにセントラル暖房システムがありますが、隙間風はヒュウヒュウと吹き込んでくるし、家の中でセントラル暖房の恩恵を受けない部屋がありますから。
私の寝室なんて極寒ですよ。デスクのある部屋も暖かくはならないので、綿入り防寒コートの着用が必要なんです。今も着ています。
今朝も気温は氷点下です。
夜中の3時頃、例のごとく目が覚めておトイレに行きましたが、いつも細心の注意を払って音をさせないようにして行きます。そうしないと2階の夫の寝室で寝ている犬のビシューが降りて来るからです。
しかし、全く無音でおトイレを済ませることはできませんからね、今朝はそうっとおトイレから出ると、ドアの外でビシューが待っていました。
「ちぇっ来ちゃったか…」
時間も時間なので、外に出してやるとおしっこをしに行きました。そして帰って来ると一目散に私の寝室に入って行って、ベッドに跳び上がる。
こういうことは時々あるんです。ここであれこれバタバタすると私はすっかり目が覚めてしまって眠れなくなりますから、ビシューを無視してベッドに入ります。
邪魔ですけど、ビシューを押しのけて自分の好きな場所に動いて、もう一度眠る体勢になります。そうすると、ビシューは自分で寝やすい場所を見つけて寝るのですよ。必ず人間の身体に自分の身体を接触させるようにして寝ます。
「重いなあ」と思っているうちに、私は再び眠ることが出来ました。
そして、5時過ぎには起きなくてはいけませんから起きましたけど、ビシューが身体を接触させている辺りは汗ばむほどに暖かくて、布団の中がポカポカなのでした。
ふと犬の体温ってどのくらいなのだろうと思って調べてみましたらね、犬の平熱は人よりも高くて、37.5度から39度くらいが一般的だと書いてあるんですよ。
そして小型犬のほうが体温は高めなんだそうです。
ビシューは小型犬ですからね、38度から39度くらいだとすれば、汗ばむほど暖かく感じるのは当然ですね。冬は足元に犬を寝させるというのは、夜寝ている間の暖房の一手段としてはありなのかもしれません。
ところで、余談ですが、犬も夢を見るのは皆さんもご存知でしょう。
この有名な動画はご存知ですか。夢の中で走っているうちに寝ぼけて壁に激突するワンコの動画です。
先日、うちの夫は隣りで寝ていたビシューがビクビクと動くので何事かと様子を見ると、動きがどんどん激しくなり全脚を激しく動かし始めたそうです。
夢の中で走っているのは確実でした。
そのうち、シッポを振り始めて、シッポが夫の身体にパタンパタンと当たり続けたそうですよ。夢の中で楽しいことが起きていたんでしょうね。オーバル(ドッグパーク)へ連れて行ってもらってボールを追いかけている夢でも見ていたんじゃあないかと思います。
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