お好み焼きは、作るのは簡単なんですけどね、フライパンで焼いて作る場合、家族4人分を焼くのはそれなりに時間がかかりまして、焼けたら美味しいうちにすぐに食べさせたいですから、作る人は家族が食べている間も次のお好み焼きを焼かなくてはいけません。
うちの息子が中学生の頃だったか、家族4人分ですごい量を焼かないといけないのにうんざりした私は、オーブンで焼くようになったのです。4〜6人分の量を一度に焼けるので、家族の晩ご飯にお好み焼きを作る時は、いつもオーブンで焼いています。
作り方はごく簡単で、人気ナンバーワンの豚肉の場合、キャベツの生地(ネギやニンジンなんかも入れます)を大きなオーブンの天板に広げて、それを薄切りの豚肉で覆い尽くし、それを熱いオーブンに入れて焼くだけです。
巨大なの1個作るよりも、2つに分けて作った方が早く焼けます。
我が家のオーブンだと220度くらいで15〜20分も焼けば、お肉はこんがり、キャベツの生地も中まで焼けますよ。あまり焼きすぎるとキャベツがベチャッとなってボリュームが落ちてしまいます。
こんがり焼けたお好み焼きに、お好み焼きソースやマヨネーズをかけて、青のりなんかをふりかけて出せば、大きなピザを目にした時のように皆んな「うわあ!」って言いますよ。
このやり方だと、焼いている間に片付けもできますしね、ガスコンロの前に立ち続ける必要もなく、お好み焼きをひっくり返す技も不要で、本当にラクチンなのでございます。
先日は、シーフードのお好み焼きを作りました。
その時に撮った写真をフェイスブックのページに投稿したんです。お好み焼きはオーブンで焼くのが簡単でいいですよと。
そうしたら、ものすごい反響があったんですよ。
「素晴らしいアイデアだ!」「オーブンでも焼けるのか」「オーブンで焼くなんて考えたこともなかった」「大勢の分を焼くとレストランでもやっている気になるからね」「今から材料を買いに行きます」などなど。
今朝の時点で2千人以上の方に見ていただけたようです。
お好み焼きが好きな外国人は多いので、家でお好み焼きを作る人も多いと思われます。メルボルンでは、お好み焼きソースを売っているスーパーも増えてきました。QPのマヨネーズはどこでも売っています。
欧米やオーストラリアではオーブンを使って料理をする人が多いのに、本当に皆さん思いつかなかったんですかね。お役に立てて嬉しいです。
お好み焼きは人気があるので、ウェブサイトにレシピをいろいろ載せています。こちらからご覧ください。
お好み焼きソースが手に入らない方のために、手作りお好み焼きソースのレシピも載せていますよ。どこのスーパーでも手に入る材料で作れます。
手作りお好み焼きソースの作り方を紹介しましょう。
下の量で2人分くらい出来ますから、必要に応じて増やしてください。
<材料> *大さじ1は15ml
砂糖 大さじ3
ウスターソース(Lea & Perrins Worcestershire Sauce) 大さじ3
トマトケチャップ(Heinz Tomato Ketchup) 大さじ2
醤油(Kikkoman Soy Sauce) 大さじ2
コーンスターチ 小さじ1/2
オイスターソース 小さじ1 *無くても良い
<作り方>
1.耐熱ボウルに材料を入れてよく混ぜ、電子レンジで沸騰させる。良く混ぜてから冷やす。
2.鍋でも作れます。小鍋に材料を全部入れて、よく混ぜながら弱火で沸騰させてから冷やす。
注意: コーンスターチでとろみを付けたものは、冷えると粘度が増してもっとトロッとします。片栗粉では、冷えると粘度が落ちてサラサラしてしまいます。
私がオーストラリアに住み始めた頃、住んでいた家から日本の食材店まで2時間くらいかかりまして、何でも手に入りにくかったんです。お好み焼きソースも手に入りませんから、こういうのを作っていたんですよ。
今では近くのスーパーでお好み焼きソースを売っています。時代は変わりました。
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