2022年7月27日

腎臓提供と医者の驚き

腎臓を必要としているどこかの誰かに自分の腎臓を一つ差し上げたいという希望を持ったうちの夫が、昨年から血液検査、尿検査、レントゲン、超音波検査、CTスキャンなど様々な検査をを受けて来たことは、このブログでも度々話題にして来ました。

体内に腎臓移植の問題となるウイルスを持っていないかどうかの検査もしました。

それらの検査では、問題は何も見つからなかったんですけど、医者が指摘した唯一の問題というのが「肥満」だったわけです。

太り過ぎていると腎臓の摘出が困難なだけでなく、腎臓摘出後の暮らしにおいて様々な健康問題の原因になるわけでして、医者から103キロまで体重を減らしてくださいと言われたのは3月のことでした。

その時、うちの夫の体重が114キロだったことは、私は後で知りました。

お医者さんは、標準体重まで減らせなどという達成不可能な目標を設定せす、103キロという中途半端な体重を目標に設定したことに、私はちょっと首を傾げたんですけどね。

3ヶ月で11キロ減量しなくてはいけなくなったうちの夫は、それまでどんなダイエットも長続きしなかったと言うのに、あれよあれよという間に痩せて、それも毎週1キロ減らすという今から思えば無謀なペースで減量し続けました。

あっという間に目標の103キロを達成した後もさらに減量し続けて、6月の初めにメンタルの具合が悪くなって新型コロナにも感染した頃には、体重は95キロに近づいていたのでした。

わずか2ヶ月ちょっとで20キロの減量ですよ!

今から思えばやり過ぎだったと思います。

どうやってそんなに痩せたのか?

詳しいことは4〜5月の記事を読んでくだされば分かっていただけるでしょうが、厳しい摂取カロリー制限と糖質制限と運動(自転車で片道50分かけて通勤)とダイエットスープとダイエットシェイクです。

メンタルのダウンと新型コロナのダメージから回復するために、夫の食生活は普通に戻り、現在は何でも食べています。自転車通勤も2ヶ月間していませんから、体重はかなりリバウンドしたようですけど、一応医者から指示された103キロ以下という体重は維持しているようです。

そして先週、ついにその医者の診察があったんですよ。うちの夫は、その日には腎臓のスキャンもすると思っていたそうですけが、実はですね、夫の次の検査の予定は何も決まっていなかったのです。

医者は、うちの夫が「ちゃんと103キロまで痩せましたよ」と言ったら大変驚いたそうなんですよ。全く期待していなかったらしくて。

どういうことかと言いますと、

世の中には、うちの夫のように腎臓を提供したいと考える人は結構いらっしゃるそうなんですが、途中で気が変わる人も多いのだそうですよ。

特に腎臓を提供するために減量が必要となった場合、それも10キロを超えるような大減量が必要となった場合、そこまでして腎臓を提供したいと考える人はあまりいないんだそうです。

早い話が、うちの夫並みに太っている人は、痩せるのは大変過ぎるから腎臓提供はあきらめちゃうわけです。だからその医者は、うちの夫が次のレベルの検査に進むことは期待していなかったそうなのです。

ところが、目標を達成しましたからね。103キロどころか一時は95キロ近くまで痩せたわけですから「この人は本気だ!」ということになりまして、医者の態度も「本気モード」に変わったそうです。

夫は、これから次のレベルの検査が始まります。早速来週は腎臓のスキャンをするそうです。うちの夫の腎臓がどのような作りになっているのか、血管が何本どのように付いているかとか血管の状態とかを調べるのだそうです。

腎臓を提供できるかどうかはまだ確定ではありませんけど、実現に向けて進んでいます。


どうしてそこまでして赤の他人に腎臓を差し上げたいのか、今でも私には理解できないんですけどね。そりゃあ私だって、自分の子供達のためなら腎臓を提供すると思いますよ。しかし、どこかの誰かということだと、ちょっと考えられません。

夫が腎臓を提供することが決まれば、私の暮らしにも影響があります。

病院への送り迎えとか、運転することが増えますしね。腎臓摘出後の世話もしなくちゃあいけないでしょうし。普通の暮らしができるようになるまで数週間かかるそうですから、自転車通勤は当分の間出来ないでしょう。ということは毎日送り迎えをしなくてはいけません。

腎臓が一つになってしまうと健康管理が大切になりますから、毎日のご飯を作る私は気を付けないといけませんしね。

しかし、どこかの誰かのお役に立つのなら、そのくらいのことは頑張ります。


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