2022年6月5日

新型コロナと保健省とワンコ

3日間ベッドで寝続けて、その間に夫の寝室から聞こえてきたのはヘンテコな唸り声や叫び声だけ。

普段ならとにかく常に誰かと電話で話している夫が、ひたすら唸りながら寝ていたんですから、やはりしんどかったんですよね。

そんな夫が、昨晩は久しぶりに誰かと電話で話している声が聞こえました。「元気が出てきたんだな」と思ったら、話していたのは保健省の人でした。

自宅や勤め先で行なった簡易抗体検査で陽性の結果が出た場合は、すぐに保健省に届出なければいけません。保健省のウェブサイトからオンラインで行うか、電話でもできます。新型コロナ関係の問い合わせやワクチン接種の予約など何でも行うホットライン「1800 675 398」に電話をして届け出ます。

英語が得意でない方は、ホットラインから通訳の依頼もできます。オンラインで行う場合でも、英語以外の言語で行うことができるようです。詳しいことはウェブサイトに書いてあります。

感染者本人ではない人が届け出ることも、もちろん可能です。

うちの夫も感染が分かってすぐに届け出たわけですけど、届け出ると定期的に保健省のスタッフからテキストメッセージや電話で連絡が来るそうです。連絡が来ていることを私は昨晩まで知らなかったんですが。

ヴィクトリア州では、もう感染経路追跡調査や濃厚接触者調査とかはしていませんが、症状のチェックやワクチン接種の有無、世話をしてくれる人がいるのかどうか、同居している人の感染予防、勤め先のこと、経済的に困っていないかどうかなど、いろいろ質問されたそうです。

隔離期間中の注意やアドバイスもありました。一人暮らしで困っていたり、経済的な理由で7日間も休めないというような人には、様々なサポートがあります。

ヴィクトリア州では、感染拡大防止対策の規制の多くが緩和されて、人々はもうマスクもしていませんが、毎日1万人前後の新規感染者が出ていて、平均すると毎日15人くらいの人が亡くなっています。

新型コロナ問題は、もう終わった過去の話ではないのですから、保健省の皆さんは引き続き大変な仕事をしておられるのですね。うちの夫は、保健省からのサポートは大変有難いと言っています。

熱が下がり、今日は起きていますが、まだまだ寝ていた方が良さそうな感じです。


私も息子も今のところ何の症状も出ていませんから助かっています。

今日はワンコが来ることになっているので、このタイミングで家族全員がダウンするわけにはいかないのです。

義弟(うちの夫の弟)は、奥さんがイビサ島出身のスペイン人なので、毎年スペインの夏を(メルボルンの冬を)イビサ島で過ごして、ついでにイタリアとかフランスとかを旅行して帰って来るんですけど、今年は2ヶ月半も旅行するそうです。

2ヶ月半もの間、彼らが飼っている犬の世話を頼めるのは、やはり家族ということになるのですが、隣りに住んでいて普段家族が家にいない間の犬の世話を引き受けている義母とパートナーは、しょっちゅう小旅行に出かけたりして家を空けるので長期間の犬の世話は引き受けられないと言いまして。

それで、私達が世話を引き受けることになったという話は、先日の記事「ワンコがやって来る」に書いたわけですが。

出発は明後日、火曜日の7日です。その前日に我が家に連れて来ることになっていましたが、前日というのは慌ただしいので日曜日にしましょうということにしたんですよ。

犬を連れて来るだけではすみませんからね、犬のベッドやシャンプーなどのお手入れグッズや餌やおもちゃや、持って来るものはいろいろあります。

ところが、このタイミングで、

うちの夫が新型コロナに感染!

今のところ私は元気なのでワンコが来てもらっても大丈夫なんですけど、私は症状が無いだけで感染している可能性がありますから、ワンコを連れてくる義弟は私達の家に足を踏み入れるわけにはいきません。

旅行前なのにリスクが大きすぎます。

どうやって荷物やワンコを受け取るんでしょうか。お天気も最悪で、強い風が吹いていますし雨も降っているんですけど。

ワンコが来るのは楽しみです。

新型コロナなんてかかっているわけにはいきません。


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