2022年5月13日

ワンコがやって来る

「ワンコがやって来る」と言ってもですね、ついに犬を飼うことを決めたわけではありません。義弟家族が来月から旅行に行くので、しかも2ヶ月半も、その間彼等が飼っている犬の面倒を見ることになったということなんです。

犬はね、ウサギと違って、いろいろ一緒にできることがあるじゃあないですか。散歩はもちろん、一緒に遊ぶことができますからね、ワンコが来るのを今からとても楽しみにしています。

義弟の奥さんはスペイン人で、それもリゾートアイランドとして有名なイビサ島の出身なので、彼等は毎年スペインの夏を(オーストラリアの冬を)イビサ島で過ごし、ついでにイタリアとかフランスとかを旅行して帰って来るんですけど、ホントにもう羨ましい話なんですよ。

ところが、新型コロナのせいでオーストラリアは鎖国同然になりましたからね、2年連続して旅行には行けませんでした。

今年に入って海外渡航に関する規制が緩和され、私達夫婦も義妹が住んでいるドバイに旅行ができたりしましたけど、行く前にも帰って来る前にもPCR検査を受けて陰性を証明しないと飛行機に乗れませんでしたし、ワクチン接種完了証明の準備とか「Australia Digital Passenger Declaration」という申告とか、結構いろいろと大変だったんです。

帰って来てからは簡易検査で陰性が証明できるまで隔離しなくちゃあいけませんでしたしね。

その後、規制はさらに緩和されて、海外渡航はずいぶん楽になっているそうです。渡航先の国によってはPCR検査が不要になっているそうです。

ということで、義弟家族は来月からスペインに行くんです。2ヶ月半も留守をするとなると、犬の世話を頼めるのはやはり家族ということになるのでしょう。私達は喜んで引き受けたというわけなんです。ワンコがやって来るのが待ち遠しいです。


先月は、うちの夫が勤めるツールショップのAさんがクイーンズランドに家族旅行に行かれまして、Aさん家族が飼っている黒ウサギのフランキーとぺピを2週間面倒見ましたけど、ウサギというのはねえ、食べることと木をかじることにしか興味がないですから、人間が一緒に楽しめることなんてはっきり言って何もありません。

ウサギの世話はあまり楽しいものではなかったです。ウンチやおしっこやワラの掃除も大変だったしな。

その点、ワンコはいいです。頭が良くて人間の言葉を理解しますしね…

と書いて気がついたけど、それは犬の種類にもよるんでした。

私達が育てた盲導犬パピーのモリーは、さすがに血統がよろしくて非常にお利口でね、英語も日本も理解するバイリンガルになりまして、そりゃあもう大したもんだったんですけど、盲導犬のパピーにはしてはいけないことがいろいろあって、少し可哀想ではあったんです。

義弟家のワンコは、カブードル(Cavoodle)というオーストラリアで最も人気がある犬だそうです。買えば5000ドルくらいします。5000ドルって日本円にすれば50万円ですよ。

カブードルというのは、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル (Cavalier King Charles Spaniel) という種類の犬とプードル(Poodle)をかけ合わせた犬だそうです。

昨年のクリスマスに家族が集った時に、まだ子犬だったのを一度見ただけですが、見た目の大変美しいぬいぐるみみたいな犬でしたけど、お利口なのかどうかは不明です。

まあ、お利口でもお利口でなくても、一緒に暮らすのは楽しみですけど。

それにしても値段がすごいですね。だから金儲けのために、劣悪な環境で子犬を産ませるだけのために犬を飼っている人達がいるんですよ。私達家族が犬を飼うとしたら、保護された犬をアニマルシェルターから引き取りたいと思いますけど。

ワンコがやって来たら、我が家の広い敷地内を自由に走り回らせてやりたいところですが、それはちょっとできません。

同居人がいますからね。

昨日の朝、洗濯物を干そうとしたら窓のすぐ外でお食事中でした。


ほぼ、我が家に住んでいると言って良いカンガルー君の落としたウンチがね、まさにもうそこら中にあって人間もうっかり草の上を歩けない状態ですから、ワンコを自由に走り回らせてやるわけにはいきません。

それに、カンガルーは人を襲うこともあるくらいですから、犬も襲います。


5000ドルもするカブードルですからね、過保護に世話をすることになると思います。


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