卵も絶対に食べないわけではなくなったそうなので良かったですよ。我が家に食事に呼ぶ時に作れる料理が増えますからね。
それはともかく、
ビシューはそういうヴィーガンの家で育てられたので、肉を知らないんだろうと思うんですよ。ペットフードには肉が含まれていますから、肉を食べずに育ったわけではないですけど。
我が家では、肉好きの夫のために肉はほぼ毎日料理に使います。この肉のにおいに、ビシューがすごい反応を示すんです。キッチンの作業台の上からいいにおいがしてくるのが気になってしようがないらしくて。
どんなにお利口にして待っていても、お母さんは何もくれませんけど。
一昨日、夫が子羊肉の12時間ローストを作った日には、何ともたまらないにおいが一日中キッチンからしてくるものですからね、ビシューはオーブンが気になって気になって、何度も見に行っていました。
昨日の朝ご飯に、残り物の子羊肉をほんの少しやりましたら、飲み込むように食べて「一体この美味しいものは何?」っていう顔をしましたよ。もっと欲しそうでしたがやりませんでした。
義弟からは、2ヶ月半分のドッグフードを預かっていますけど、時々お肉をやっても害にはならないですよね。実は、カンガルーの皮でできた骨の形をしたものをかじらせてやっているんです。かじっているうちに柔らかくなったところを食べちゃっても問題はありません。
こんな物をかじるのもきっと初めてなんだろうと思います。
ちなみに、同じような骨の形をしたかじるものでも、ヴィーガン用の商品を売っていますよ。動物の骨の形をしていますが、100%野菜でできているんです。ドッグフードも犬用のおやつも、100%野菜というヴィーガン商品をいろいろ売っています。
犬という動物は本来雑食のはずですけど、ヴィーガンドッグフードだけで健康で幸せな一生を送れるんでしょうか。私にはよく分かりません。
ところで、ビシューが我が家に来てから時々話題にしているのでご存知かもしれませんが、私達は盲導犬パピーのモリーを育てた経験があります。「私達」とは言っても、実際に仕事をしたのは私ですけど。パピーレイザーというボランティアが盲導犬候補生の子犬を育てるのは1歳の誕生日を過ぎる頃までなのですけど、私は最後までモリーを育てることができませんでした。
右膝が痛くなって、膝の裏には巨大な「ベーカー嚢胞」まで出来ちゃって、歩けなくなったからです。
「ベーカー嚢胞」あるいは「ベーカー嚢腫」というのは、膝関節に何らかの問題がある場合に、関節液が溜まってできる膨らんだ袋状のもののことです。
最初のうちはちょっと膨らんでいる程度だったのですが、膨らみは大きくなってふくらはぎの辺りにまで及び、右膝が痛くて歩くことも困難になり、結局手術をする羽目になったんです。
膝にコルチゾン注射を打ってもらったり薬を飲んだりブレースを付けたりして無理をして歩き続けたのは、もちろんモリーを育てていたからです。
ビシューが我が家にやって来てまだ1週間にもならないのに、私の右膝は、まだ痛くなってはいませんが、すでに違和感があります。
我が家には私以外に夫と息子がいますけど、夫は新型コロナからの回復中に散歩に行ってくれましたが、7日間の隔離が終了した昨日仕事に行ったら、もちろん私が車で送って行ったんですが、咳がひどくなって早退しました。
家に帰ってからずっと寝ていますし、ビシューの散歩は頼めません。
息子は、再びお尻の状態が悪化しましてね、一昨日医者の診察を受けて3回目の手術が必要と言われたばかりなので、犬の散歩には行きたくないのですよ。お尻がさらに悪化する可能性がありますから。
ビシューの散歩は私が行くしかないんですから私が頑張りますが、朝と午後と2回が限界です。とても3回は無理です。2回の散歩だっていつ限界が来るか分かりません。
もし限界が来たらどうするのか?
その時は別の家族に世話を頼むしかないでしょう。
モリーがいなくなった後、娘が犬を飼いたがったのもあって何度か保護犬を引き取ることを考えましたが、結局はあきらめた原因がこれでした。
これから2ヶ月半、右膝が持ってくれるといいけど…
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