2022年6月13日

ロースト失敗と今後のこと

うちの夫の新型コロナですが、発症したのが先々週の木曜日で、今日で12日目です。

仕事は今日も引き続き休んでいます。

昨日は、少し動くとまだハアハア言っていましたし咳も出ていましたが、少し元気が出てきました。一日中立ちっぱなしで働くのはきついかもしれませんが、無理すれば出勤できるでしょう。仕事を休んでいる主な理由はメンタルの不調です。

オーストラリアでは6月は税制年度の最終月ですので、勤めているツールショップは忙しいはずですが、病休や有休がたくさん溜まっているので休むことはできると本人は言っています。休めるのなら休めるだけ休めばいいです。

昨日の日曜日、先日から話していたロースト料理に挑戦すると言って娘と二人で買い物に出かけ、巨大な豚バラのかたまり肉を買って来ました。幅22センチ長さ45センチのかたまり肉です。そんなに大きな豚バラ肉を私は初めて見ました。

お隣りのテイラーさんにおすそ分けをする約束までして、娘に手伝ってもらいながらYouTube動画で学習したとおりに作っていましたが、出来上がった豚バラのローストは塩辛くて食べられないほどでした。

肉に添える野菜の準備が遅れて、ジャガイモ料理もなかなか焼き上がらず、結局黒く焦げた塩辛すぎる豚バラと茹でたアスパラガスだけをお皿に乗せてお隣りに持って行きましたよ。

クリームブリュレに続いて豚バラのローストにも失敗して大変がっかりしていましたが、クリームブリュレの時ほど落ち込んではいないようでした。娘がうまいことを言ってくれたおかげです。「お母さんは何も言うな」と釘を差されましたので、私は何も言いませんでした。

とにかく、豚バラのローストに挑戦してみようかと思う程度には元気が出たわけですし、料理ができるほどメンタルが安定して来たということですから。

アレなんですよ、お料理っていうのは様々な能力が必要な仕事で、メンタルが安定していないと難しいのです。ロースト料理というのはタイミングと段取りが重要ですしね。失敗しましたけど。

私が手伝っていたらあんな失敗は起きなかったでしょうが、夫は途中で怒って止めていたかもしれません。「ああした方がいい」「こうした方がいい」と、私だったら言いますからね。娘は、夫がYouTube動画通りに作ろうとしているのを見守って、好きなようにさせたらしいです。


昨日のお昼には友人のエクリーさん夫婦が遊びに来てくれて、うちの夫は久しぶりに元気そうな様子を見せたんですけど、その時の会話で夫が新しい仕事を探していることを知りました。

目が見えなくなる時に備えて求人サイトを時々見たりしているのは知っていましたが、現在の仕事を辞めることを考えているらしいのです。

現在のままの働き方や役割では長くは続けられないと知っているので、勤めているツールショップ会社から異なる役割の仕事がもらえなければ、いずれは辞めるしかありません。

ところがですね、求人サイトを見ても、夫がやりたいと思うような仕事は車が運転できないとチャンスが無いんですって。

夫は電動工具や機械について「歩く百科事典」と言えるくらいの知識がありますし、その知識やスキルを活かすことができる仕事をしたいのでしょうけど、目が見えなくなってもできる仕事なんてハードルが高すぎて、探せば探すほど気分が沈んでしまいそうです。

バスでも通える一番近くのショップで、店長とかエリアマネージャーといった責任のある役職ではなくて、ただのセールスとして接客する仕事をするという選択肢もあると思うんですけど。いろいろ心の葛藤もあるのでしょう。

今日は、GP(一般開業医)のリム医師と相談の上、以前診察を受けていた精神科医の診察を受けられるように手配してもらうと言っていました。

精神科医と治療薬のことを相談するのも必要なのでしょうが、心理カウンセラーの方が役立つかもしれません。


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