2021年7月8日

引っ越し回避の方向で

一昨日、うちの夫が遺伝性の黄斑変性という疾患のためにもうすぐ運転ができなくなるということが分かり、今後のことを相談したわけですが、とりあえず私達の暮らしに大きな変化は無さそうです。

夫が現在勤めている店舗は我が家から片道1時間近いので、私が往復2時間近い送り迎えを朝晩2回続けるのは無理です。その店舗で、現在と同じ役職で、同じ仕事を続けるためには、その店舗の近くに引っ越すしかありません。そこまでして続けたいのかということを考えた夫は、この選択肢を除外することに決めました。

家を引っ越すというのは大変ですからね。

私は個人の持ち物は大変少ないので、引っ越しなんていつでもできるんですけど、うちの夫は例の車が3台も入る大きなガレージいっぱいの道具やガラクタを持っていますからね。あれを処分しなくちゃあ引っ越せませんから。そしてそれはもう、気が遠くなるような作業ですからね。

引っ越さないということは、もっと家から近い別の店舗に転勤させてもらうしかないということです。

いくつかの選択肢がありましたが、やはりバスで通える場所でなければ難しいです。私が毎日必ず送り迎えができるわけではないですし。

家からバスでも通える店舗は一つしかありません。その店舗なら、私が送って行けば片道20分くらいです。バスで行けば30分くらいですから大きな違いはありません。

現在は店舗の運営だけでなくスタッフのトレーニングなど責任のあるポジションにいる夫は、ただのスタッフとして働くのはイヤなんだそうですが、その店舗に転勤すると会社における役割がどう変わるのか、これから会社と話し合うことになるそうです。

運転ができないと、これまでやって来た仕事のうち出来なくなることもいろいろありますから、役割が変わって給料が減ることも覚悟の上です。

ということで、

その店舗への転勤が認められることを期待しているわけですけど、転勤できれば当面は現在住んでいる家に住むつもりです。そして、いずれやってくる引っ越しの時に備えて、夫は持ち物を減らしていく必要があります。

ガレージにいっぱいの道具やガラクタを処分していかなければいけません。

処分したくないものもたくさんあるようですし、手放せないものもいろいろあるんだそうです。でもね、どの道具も目が見えなくなったら使うことはないんです。今乗っているトラックやトレーラーだって不要になるのです。

本も山ほど持っていますが、処分するしかありませんよ。

夫はものが捨てられない人ですから、持ち物を減らしていくというのは大変な仕事になるでしょう。しかしね、いつかは思い切らないといけません。

ただし、これに関しては、私がああしろこうしろとは言えないと理解しています。捨てられないものや手放したくないものを処分するのはつらいでしょうからね。今はまだ見えているので余計につらいでしょうから。

さあて、あとは会社がどう対応してくれるかですよ。

自分は会社に必要とされていると強く自負していますから、残念な結果にならないことを祈るばかりです。

それと、いよいよ見えなくなって仕事を続けられなくなるのがいつ頃になるかということですけど、それはまだ先のことであって欲しいです。


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