2021年7月3日

新型コロナのロックダウンよりもきつい

メルボルンでは新型コロナの感染拡大のため、これまでに何度かロックダウンがおこなわれました。

一番規制が厳しかった時には、外出は1世帯から一日に1人だけで、家から5キロ圏内に食料品や生活必需品を買いに行くのと運動のためだけ。

もちろん市民の生活に必要な商業活動で、在宅でおこなえない場合は例外でしたけど。市民の生活にどうしても必要ではない商業活動は禁止となり、ありとあらゆる場所が閉店閉館して街はゴーストタウンのようでした。

それでも、私の暮らしは、あの頃の方がマシだったわ。

食品の買い出しだけが気晴らしでしたけど、私は好きな時にスーパーや八百屋やアジア食品店に買い物に行くことが出来ました。

どうしても必要でなければ家から出るなという話でしたけど、私が住んでいる地域では感染者は数えるほどしかいませんでしたし、それほど危機感は無かったので、気晴らし目的でしょっちゅうスーパーには行っていたんです。

しかし、

最近の私は、どこへも行けません。

だって車がないんだもの!

娘が私のカローラを毎日使っているのですよ。今週は月曜日からずっと、今日も使っていますから、私はどこへも行けないのです。毎日毎日家にいると息が詰まってきます。(今週の本ブログは面白い話題がないのもコレのせい!)

趣味でやっているレシピサイトに新しいレシピを載せるためのお料理をしたりしていますが、何か思いついて作りたいと思っても材料を買いに行くことが出来ませんしね。

バスで行けばいいだろうとお思いでしょうが、バスで食品の買い出しは大変ですよ。

家から車で5分のスーパーでも、バスで行くとなると、行って帰って来るだけで少なくとも1時間はかかります。

どこにも出かけられないなら、外に出て運動でもすれば良いのかもしれませんけど、ウォーキングは退屈です。何もない田舎の道をただ歩くだけなんて超退屈です。

車がないというのは、これほど不自由なことなのだと思い知らされます。住んでいる場所のせいもあるのですけど。


でもアレよね。うちの夫はいずれこういう状態になるんですよ。

右目にも黄斑変性の症状が出て車の運転ができなくなったら、自力で外出できなくなるんです。バスとかウーバーとか、あるいは私を頼るしかなくなるわけですよ。

やはりね、車が無くても暮らしやすい場所に引っ越す必要が出てくるだろうと思います。

車が無い人や運転ができない人が、車がないとどこにも行けない山の中に住むというのは無理な話です。


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