私達は嫌いだから食べないと言っているのにグレープフルーツをくださるので困っていたんですけど、先日から立て続けてライムを下さいました。だから、我が家には大量のライムがあります。
くださるのはもうすっかり黄色くなったライムで、見た目は小ぶりのレモンのようなのですけど、中はしっかりライムです。
レモンと違って、ライムというのは好き嫌いがありますよね。それにお料理にしても、私は東南アジア系の料理くらいにしか使わないし、そういう料理はめったに作りません。
だから減らないんですよ。
腐らせてはもったいないと思って好物のマルガリータを作ってみたりしたのですが、最近ね、私は強いお酒を飲むと気持ちが悪くなるんです。あんなに大好きだったスパークリングワインですら、グラス1杯も飲むと後が心配という感じなのです。
そのせいで、近頃はもっぱらノンアルコールか低アルコールのビールを飲んでいるんですけど。
それはともかく…
現在我が家に滞在中の義妹は、ウォッカが大好きで、ウォッカと甘いライムジュースを混ぜてソーダ水で割ったのがお気に入りです。
そこで、義妹の訪問に備えて、2週間ほど前にライムの砂糖漬けを作ってみました。レモンの砂糖漬けというのをインターネットで見たので、全く同じようにライムを漬けてみました。
漬けてみたと言っても、ジャムが入っていた空き瓶に輪切りにしたライムと砂糖を交互に入れただけです。
直ぐにライムからジュースがたくさん出て、1週間もすると砂糖もすっかり溶けて、甘いシロップが出来ました。におってみると、これがちょっと微妙なにおいなんです。
うちの夫は顔をしかめましたよ。私は顔をしかめるようなにおいだとは思いませんでしたけど、レモンのように「いい匂い!」とも思えなくて。
ところが、義妹はこれを大変気に入ってくれたのです。
彼女が我が家に来る時には、いつもウォッカを買っておきます。特にお気にいらしい Absolut Vodka というウォッカの700ミリリットル入りを1瓶、うちの夫が買って来まして、これを冷凍庫に入れておきました。
ウォッカはアルコール度数が高いので冷凍庫に入れておいても凍りません。この冷凍庫で冷やしたウォッカをソーダ水で割って飲むのが、義妹は好きなのです。
わたしが作ったライムの砂糖漬けをにおって「いい匂い!」と言った義妹は、それをウォッカのソーダ水割りに加えて飲んでみました。そうしたら、それが美味しいと大変気に入ってくれましてね、何度も何度もお代わりを自分で作って飲んでいましたよ。
その日、夜型の彼女にとてもお付き合いできない私は、9時過ぎに限界が来て先に寝ましたが、翌朝冷凍庫を開けたら、ほぼ空っぽのウォッカの瓶が入っていました。2ミリリットルくらいは残っていましたけど。
一晩でウォッカ700ミリリットルを一人で飲んだのか。
私も味見に少し飲みましたが、私が飲んだのは1口分くらいです。それでもフラ~ッと来たので「これは危ない」と思ったのですけど。
翌朝の義妹は、全く普通でした。
二日酔いもしていませんし、普通に元気なのでした。
大量のソーダ水で割って飲んでいたので、そのソーダ水のせいで大丈夫だったのか、日頃飲んでいるのでアルコールに強くなっているのか。
私はウォッカとかグラッパといった強いお酒をストレートで飲むのが好きだったんですけど、最近は飲んだ後が心配なので飲みたいと思いません。
「歳を取るとそういうことがありますよ」と言ったのは、うちの夫です。
自分でも歳のせいかもしれないとは思っています。
飲んでいる時はいいんですよ。美味しく感じます。でも、後で気持ちが悪くなるのが心配なのです。だから、最近はワインもほとんど飲まなくなりました。飲みたいと思わなくなっているのでございます。
ノンアルコールか低アルコールのビールならそういうことがないし、のど越しが爽やかですしね。ソーダ水もいいですよ。
例のライムの砂糖漬けをですね、シロップは入れずに輪切りのライムだけを数枚グラスに入れてソーダ水を注いで飲んでみたら、これが貴方、美味しかったんです。
甘さは感じません。わずかにライムの味と香りがするソーダ水ですが、砂糖に漬けてあるのでライムが優しい味なのです。
ライムの砂糖漬け、また作っておこう!
ライムの大量消費にもってこいですね。砂糖漬けですから長持ちするし。ライムがお好きな方は、絞り汁をこの砂糖漬けに加えてもいいと思いますよ。
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