2021年7月28日

スポーツ無関心と最強柔道家

子供の頃から、オリンピックに限らず野球やバレーボールやマラソンや駅伝や、様々なスポーツ競技の興奮と感動を経験している私は、そうした競技のテレビ観戦が好きです。

現在開催中の東京オリンピックは、新型コロナ関連の報道から判断して、私は開催には批判的な立場だったんですけど、始まってしまったんだから「どうせやるなら成功して欲しい」と思っています。

思っていますけど、新型コロナの状況は心配していますよ。昨日は、東京の新規感染者数が3000人近かったと聞きましたし。

選手村の様子や感染防止対策などを選手達がSNSに投稿する動画などで見る限り、かなり緻密で厳重な対策が取られているようです。自国を出発前に検査して陰性でないと飛行機に乗れず、入国後に検査で陽性となった人と接触者は隔離されているそうですし、来日した外国人から日本の人達に感染が広がる危険というのは、どうも小さいように見えます。

選手や関係者だけでなくて、メディアの人達も移動を厳しく制限されているようですしね。

それはともかく…

4年に一度のオリンピックは楽しみにテレビ観戦しますけど、うちの夫はオリンピックに無関心です。うちの子供達もそうです。オリンピック競技をテレビ観戦しようとしたことはありません。テレビの前で興奮して叫んだり手を叩いたりしているのはお母さんだけ。

ところが、一昨日の夜、うちの娘がテレビで男子体操団体戦決勝を見ていました。

「アンタ、いつから体操に興味が出たの?」
「体操は前から興味あったわよ。本当に見たいのは柔道だけど」
「柔道?お母さんは見たわよ、日本人がまた金メダルを取った!」
「大野将平?」
「なんで知ってるの?」
「有名よ!最強なのよ!どうやって見たの?」
「テレビで放送していない競技は、チャンネル7のウェブサイトで見れるのよ」

そうなんです!

オリンピックの放送権を持つチャンネル7のウェブサイトで、全種目がストリーミング放送されているのです。

オーストラリアで見るオリンピックは今回の東京オリンピックで7回目ですがね、今まではオーストラリア人選手が出場する競技かオーストラリアで人気のある競技しか放送しないから、残念な思いをしてきたんですよ。

体操男子が団体で金メダルを取ったと聞いてもね、誰かがYouTubeに動画をアップしてくれない限り見ることは出来なかったんですから。あるいは有料放送に加入しない限り、体操とか柔道とか卓球とかいう競技は見れなかったんです。

ところが今回は、チャンネル7のウェブサイトですべての競技がストリーミング放送されているのですよ。テクノロジーの進化のおかげです。

うちの娘は、日本最強の柔道家であるという大野将平さんが金メダルを取った決勝戦を、早速オンラインで見ていました。

それにしても、

どういう理由で突然柔道?

と思って、すぐに分かりました。

うちの娘は、イスラエル発祥の接近戦闘術クラヴ・マガにのめり込んでいる関係で、格闘技に興味が大ありなのですよ。

世界に敵なしの最強の柔道家であるらしいあの強面の大野将平さんが、相手を投げ飛ばし転がしてイッポンを取るYouTube動画を見てから、彼の強さに尊敬の気持ちが芽生えたようです。

それに、自分は半分日本人と思っていますから、日本の武道である柔道に興味を惹かれたというのもあるんでしょう。

ただし、柔道という競技に関心があると言うよりも、世界最強の柔道家である大野将平さんに関心があると言う方が当たっていると思いますけどね。大野将平さんって、そんなに強いんですか。世界で最も検索された柔道家だそうですが。


うちの家族はスポーツ全般に関心が無いのですが、マラソンとかトライアスロンとか自転車のロードレースとか、ああいうのには特に関心がありません。夫なんて「ただ延々と人が走っているだけのどこが面白いのか」と言いますから。

レースの駆け引きとか、劇的な展開やアクシデントがいつ起きるかわからない緊張感とか、ゴールが近づくにつれて高まる興奮とかゴールの時の感動とか、そういう事が分からないのですよ。

一昨日は、男子シンクロ高飛び込みで英国ペアが中国を破って金メダルを取りましたけど、ワクワクしましたねえ。私はもらい泣きしました。

水泳の女子400メートル自由形は、オーストラリア選手が勝ったんですけど、手に汗握る展開でしたから、コーチじゃなくても雄叫びを上げたくなりました。私は手が痛くなるほど手を叩いて応援しましたよ。


自転車ロードレースは男女ともエキサイティングなレースでしたよね。女子のレースで金メダルを取った数学者のオーストリア選手、最初から前に出てずっと一人旅で、最後まで抜かれなかったんですけど、ああいう展開は珍しいし勇気のいることです。「行けー!頑張れー!」と大声で応援しましたよ。

一人で見て一人で興奮してワアワア言っている私に、家族はシラ〜と冷たい視線を向けるんです。スポーツの興奮や感動を共有できる人がいないのは、実に残念なのでございます。


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